日高 阿瀬渓谷から蘇武岳
コース難易度
中級
- 日帰り
- 6時間45分
コースガイド
北但馬を東西に分ける但馬中央山脈にある蘇武岳は、冒険家・植村直己の故郷の山として知られている。山麓は、神鍋高原として親しまれているレクリエーション基地。但馬妙見山、三川山などの名山も多い。マイカー登山にも便利な山域だ。
テクニック度 |
|
山行日数 |
日帰り |
歩行時間 |
6時間45分 |
歩行距離 |
|
最大高低差 |
|
水場 |
|
トイレ |
蘇武岳は1等三角点の山として知られています。山頂直下の林道からアクセスすれば、ほとんど歩くことなく山頂に立つことができます。また、神鍋高原の名色から山頂を往復するコースは、バスを利用する場合でも一番登山者が多いでしょう。しかし、蘇武岳は簡単に登ることができる山だからこそ、ここでは古くから登山家に親しまれてきた阿瀬渓谷から金山峠を経て登るコースを紹介します。
アクセスは、江原駅から豊岡市営バス(イナカー)を利用し、金谷で下車します。集落を抜けて舗装路を奥へ進むと、阿瀬渓谷の駐車場に到着します。阿瀬渓谷は新緑や紅葉の美しい探勝地で、例年11月中旬には紅葉まつりが開催されます。また、「四十八滝」と称されるほど多くの滝が連続し、渓谷には散策路も整備されています。登山の途中では、いもじヶ滝や源太夫滝を眺めながら、渓流沿いに進んでいきます。
しばらく歩くと、かつて金山として栄えた金山廃村にたどり着きます。この地は「阿瀬千軒」「金山千軒」と呼ばれるほど賑わったと伝えられており、かつては分教場もありました。現在は山深い平坦地が広がり、静かな雰囲気に包まれています。廃村を過ぎると、道は草深くなり、雑木林の中の登山道へと変わっていきます。高度を上げながら進むと、大きな樹が立つ地点で視界が開け、やがて金山峠に到着します。
金山峠には林道が通っており、左へ進むと妙見山、右へ進むと蘇武岳へと続いています。この峠は、村岡へと越えるルートの一部でもあり、旅の安全を祈る地蔵が祀られています。ここからは、古くからの尾根道の縦走路へと進みます。登山道は、広域基幹林道妙見・蘇武線と並行しており、そのまま進むと蘇武岳の山頂に到着します。
蘇武岳の山頂とその周辺は、なだらかな高原状になっており、展望が素晴らしい場所です。日本海や氷ノ山、鉢伏山、川山をはじめとする但馬の名峰を一望することができます。
下山は、山頂から東へ進み、草原を抜けた後、北向きに続く樹林帯の登山道をたどります。途中、古い木の上部にスキーツアーの標識が見られます。かつて蘇武岳が山スキーのメッカとして賑わっていたことを伝えるものです。雑木林の中を進むと林道に出ます。ここが名色からの登山口です。あとは林道を下り、名色へと向かいます。
残雪期には、名色高原スキー場跡から備前山を経由してアプローチすると良いでしょう。
アクセスは、江原駅から豊岡市営バス(イナカー)を利用し、金谷で下車します。集落を抜けて舗装路を奥へ進むと、阿瀬渓谷の駐車場に到着します。阿瀬渓谷は新緑や紅葉の美しい探勝地で、例年11月中旬には紅葉まつりが開催されます。また、「四十八滝」と称されるほど多くの滝が連続し、渓谷には散策路も整備されています。登山の途中では、いもじヶ滝や源太夫滝を眺めながら、渓流沿いに進んでいきます。
しばらく歩くと、かつて金山として栄えた金山廃村にたどり着きます。この地は「阿瀬千軒」「金山千軒」と呼ばれるほど賑わったと伝えられており、かつては分教場もありました。現在は山深い平坦地が広がり、静かな雰囲気に包まれています。廃村を過ぎると、道は草深くなり、雑木林の中の登山道へと変わっていきます。高度を上げながら進むと、大きな樹が立つ地点で視界が開け、やがて金山峠に到着します。
金山峠には林道が通っており、左へ進むと妙見山、右へ進むと蘇武岳へと続いています。この峠は、村岡へと越えるルートの一部でもあり、旅の安全を祈る地蔵が祀られています。ここからは、古くからの尾根道の縦走路へと進みます。登山道は、広域基幹林道妙見・蘇武線と並行しており、そのまま進むと蘇武岳の山頂に到着します。
蘇武岳の山頂とその周辺は、なだらかな高原状になっており、展望が素晴らしい場所です。日本海や氷ノ山、鉢伏山、川山をはじめとする但馬の名峰を一望することができます。
下山は、山頂から東へ進み、草原を抜けた後、北向きに続く樹林帯の登山道をたどります。途中、古い木の上部にスキーツアーの標識が見られます。かつて蘇武岳が山スキーのメッカとして賑わっていたことを伝えるものです。雑木林の中を進むと林道に出ます。ここが名色からの登山口です。あとは林道を下り、名色へと向かいます。
残雪期には、名色高原スキー場跡から備前山を経由してアプローチすると良いでしょう。
周辺の山
登山地図ナビアプリ
山と高原地図ホーダイ

登山のための専用地図
60年以上の実績を誇る「山と高原地図」がスマホで使える!各山の専門家の現地調査に基づいた信頼できる登山情報アプリ。
登山道、コースタイム情報、コースの見どころ、山小屋や水場など登山者に必須の情報がすべて掲載!
登山道、コースタイム情報、コースの見どころ、山小屋や水場など登山者に必須の情報がすべて掲載!
掲載書籍
-
氷ノ山 鉢伏・神鍋 2025