登山用イヤーウォーマーおすすめ5選 耳あての選び方を解説
肌寒い季節の登山で、頭は暑いのに耳だけ冷えると感じたことはありませんか。そんなときに役立つのが、耳を覆って保温するイヤーウォーマーです。頭頂部が開いているため、耳を保温しながら頭全体の覆いすぎを避けられます。
登山用のイヤーウォーマーは、耳を覆えるフィット感に加え、行動中に熱を逃がせる通気性も確認しましょう。運動量が多い登山にはヘッドバンド型、ゆっくり歩くハイキングにはイヤーマフ型も選択肢です。この記事では、2つのタイプの違いと選び方を解説し、4ブランド・5モデルを紹介します。
登山で使うイヤーウォーマーの選び方

登山用のイヤーウォーマーは、形状や素材によって、暖かさや行動中の使いやすさが異なります。歩くペースや寒さの感じ方、帽子や眼鏡との組み合わせを考えながら、次の3点を確認しましょう。
歩き方に合わせてヘッドバンド型とイヤーマフ型を選ぶ
イヤーウォーマーは、耳を保温するアイテムの総称です。登山で使うものは、頭の周囲に巻くヘッドバンド型と、左右の耳をパッドで覆うイヤーマフ型に大きく分けられます。
よく歩く登山では、生地が頭に沿うヘッドバンド型が候補になります。耳だけでなく額も覆え、フレームがないためコンパクトに持ち運べます。耳の下側まで収まる幅があるかも確認しましょう。
耳を包む着け心地を好む人には、イヤーマフ型が向いています。ハイキングや散策で使うなら、歩行中にずれないか、フレームが帽子やザックに当たらないかを試着時に確かめると選びやすくなります。
保温性だけでなく通気性も確認する
登りで汗をかきやすい人は、通気性を考えた生地に注目しましょう。寒さが気になりやすい人やゆっくり歩く人には、裏地にフリースを使ったものも選択肢です。
ただし、フリースやニットの暖かさと防風性は別のもの。風の強い場所で使う場合は、防風仕様の有無も確認してください。厚手という理由だけで風を防げるとは限りません。
締め付けと耳の覆われ方をチェックする
サイズは「メンズ」「レディース」の表示だけで判断せず、対応する頭囲や調節機能を確認します。耳の上下が露出せず、頭を動かしても位置が大きく変わらないものが目安です。
眼鏡やサングラスを使う人は、つるが耳の付け根に押し付けられないかも確認を。普段の登山用キャップと一緒に試せると、単体では気付かなかった窮屈さも把握できます。
登山におすすめのイヤーウォーマー5選

ここでは、歩行中の通気性を重視したヘッドバンド型を中心に、耳だけを覆うイヤーマフ型も含めて紹介します。保温性や重さ、フィット感を比べ、歩くペースや使用場面に合うものを選びましょう。
| ブランド | おすすめモデル | タイプ・主な特徴 | こんな人におすすめ |
| ザ・ノース・フェイス | バーサフローヘッドバンド | ヘッドバンド型/通気性のある生地・耳部分は二重 | 歩行中の暑さと耳の冷えが気になる人 |
| マムート | エナジー ヘッドバンド | ヘッドバンド型/重量10g・内側に起毛 | 軽さと肌当たりを重視する人 |
| マムート | トゥイーク ヘッドバンド | ヘッドバンド型/ウール混の表地・フリース裏地 | 秋冬のハイキングで暖かさを重視する人 |
| スマートウール | サーマル メリノ リバーシブルヘッドバンド | ヘッドバンド型/メリノウール100%・二重構造 | 肌に触れる素材もウールを選びたい人 |
| ミズノ | ブレスサーモフリースイヤーマフ | イヤーマフ型/ブレスサーモPLUS・調節可能 | 額を覆わず、耳を保温したい人 |
※各モデルの仕様は、メーカー公式サイトや取扱店の商品情報をもとに確認しています。
ザ・ノース・フェイス
ザ・ノース・フェイスは、登山やトレイルランニング向けのウェアや小物を幅広く展開しています。今回紹介するモデルは、保温性と通気性のバランスを重視したつくり。登りでは暑くなりやすいものの、耳の冷えも気になる人に向いています。
おすすめのモデル バーサフローヘッドバンド
グリッド状のフリース生地を使ったヘッドバンドです。熱や湿気を逃がしながら、耳当て部分は生地を二重にして保温性を確保。寒い時期の登山で、行動中の蒸れと耳の冷えの両方を抑えたい人に適しています。
面ファスナーで開閉でき、帽子を脱がずに着け外ししやすいことも特徴です。重さは約20g、対応頭囲は56.5~59.5cmです。
マムート
マムートは、登山やクライミング向けのウェア、装備を展開するブランドです。ヘッドバンドも、軽さと汗処理を重視したモデル、暖かな着け心地を重視したモデルから、運動量や季節に合わせて選べます。
おすすめのモデル エナジー ヘッドバンド
重さ10gの軽量なヘッドバンドです。伸縮性と湿度調節機能を備えた生地に、内側の柔らかな起毛と縫い目の少ない設計を組み合わせています。汗をかく登山で、軽さと肌当たりを重視したい人に向いています。
小さく携行しやすく、朝の冷え込みなど肌寒いときだけ着ける使い方にも適しています。ワンサイズです。
おすすめのモデル トゥイーク ヘッドバンド
表地にウールとアクリルの混紡素材、内側にリサイクルポリエステルのフリースを使ったモデルです。軽さよりも、秋冬のハイキングで暖かな着け心地を重視したい人に向いています。重さは47gで、メーカー公表の頭周り実寸は約49cmです。
スマートウール
スマートウールは、メリノウールを使ったソックスやウェアを展開するブランドです。耳まわりの防寒でも、肌に触れる素材や生地の厚みを重視したい人に適したモデルを選べます。
おすすめのモデル サーマル メリノ リバーシブルヘッドバンド
メリノウール100%の生地を二重にしたヘッドバンドです。生地重量は250g/㎡。肌寒い季節のハイキングで、肌に触れる部分にもウールを選びたい人に向いています。
表裏で色や柄が異なるリバーシブル仕様で、対応頭囲は55~60cmのワンサイズです。二重構造ですが防風モデルではないため、風が強い場所ではフードなども組み合わせましょう。
ミズノ
ミズノは、スポーツウェアから防寒小物まで幅広く展開しています。日常のウォーキングと低山ハイキングで兼用できる耳あてを探している人や、額を覆うヘッドバンド型が苦手な人に検討しやすいブランドです。
おすすめのモデル ブレスサーモフリースイヤーマフ
吸湿発熱素材のブレスサーモPLUSを採用した、フリース製のイヤーマフです。アジャスターでフィット感を調節でき、額や頭頂部を覆わずに耳を保温できます。
ゆっくり歩くハイキングや日常の散策で使いやすいモデルです。幅は約38~40cm。歩行中にずれないか、耳への圧迫感が強くないかを試着で確認しましょう。
イヤーウォーマーについてよくある質問

ニット帽との使い分けや、ほかの装備との組み合わせなど、山で使う前に知っておきたい疑問をまとめました。
イヤーウォーマーとニット帽はどう使い分ける?
耳を保温しながら頭頂部を覆わずに使いたいときはイヤーウォーマー、頭全体を保温したいときはニット帽が候補です。歩行中はイヤーウォーマー、冷える休憩中はニット帽というように、暑さや寒さに合わせて使い分ける方法もあります。
メンズとレディースで選び方は違う?
基本的な選び方は同じです。性別の表示よりも、頭囲に合うか、耳が十分に覆われるか、締め付けが強すぎないかを優先しましょう。ユニセックスのフリーサイズでも、誰にでも同じようにフィットするわけではありません。
帽子やヘルメットと一緒に使える?
帽子との併用は、形状や厚みによります。薄手のヘッドバンド型も候補になりますが、重ねた状態で締め付けやずれを確認してください。
ヘルメットは、メーカーが認める使い方に従うことが前提です。イヤーウォーマーを挟むことで正しい装着位置やフィット感が変わる場合は、併用を避けましょう。
雪山でもイヤーウォーマーだけで十分?
雪山の頭部の防寒を、イヤーウォーマーだけで済ませることはできません。頭頂部や顔、首は覆えないため、天候や行程に応じて帽子、バラクラバ、フードなども組み合わせます。今回の5モデルは、厳冬期の雪山用装備一式に代わるものではありません。
自分に合うイヤーウォーマーで肌寒い季節の登山を楽しもう

イヤーウォーマーは、耳の冷えに対応しながら、頭を覆う範囲を調整できる防寒アイテムです。よく歩くなら通気性や軽さ、ゆったりしたハイキングなら裏地の肌触りや耳を包む着け心地に目を向けると、選びやすくなります。
登山のペースや使用場面に合うイヤーウォーマーを選び、肌寒い季節の山歩きを楽しみましょう。
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