鈴ヶ岳

コース難易度
初級
  • 日帰り
  • 3時間10分
  • 4.6km

コースガイド

赤城山の高峰の中では、深山の雰囲気を残し、静かな山歩きが楽しめます。登山口のレンゲツツジの花がすばらしいです。
テクニック度
岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
日帰り
歩行時間
3時間10分
歩行距離
4.6km
最大高低差
155m
水場
なし
トイレ
なし
 赤城山で3番目に高い鈴ヶ岳は、赤城山の西側にある外輪山のひとつ。独特なドーム型の山容が美しく、深山的な雰囲気を持つ山です。鈴ヶ岳を構成する岩質は、赤城山の多くの部分をなす岩に比べると硬いため、長い年月をかけて雨などによって山の周囲を削られ、硬い部分だけが残り、山頂の周辺は断崖絶壁に囲まれた、ドーム型の山容になりました。登山ルートは展望に恵まれ、岩場の登り下り、雑木林の尾根歩き、明るいカラマツ林や、緑と紅葉の美しい落葉広葉樹林歩きなど、山歩きのさまざまな魅力を味わえます。
 ほぼ一年中登れますが、この山に登るのは、5月末〜6月中旬がおすすめです。 登山口の白樺牧場から見晴山までの大地をレンゲツツジとヤマツツジが埋め尽くす絶景が見られるからです。ヤマツツジとレンゲツツジは有毒で牛が食べないために、牧場ではツツジの純林になりやすいのです。また、秋の紅葉もよいでしょう。
 白樺牧場の脇にある、鈴ヶ岳登山口から登り始めます。白樺牧場を右に見ながらしばらく登ると尾根に出ます。ここからはダケカンバやヤマザクラが生える、明るい尾根歩きとなります。この尾根には踏み跡がいくつか分かれますが、また途中で合流するので、尾根を忠実にたどっていきましょう。小さなアップダウンを繰り返しながら、姥子峠、鍬柄峠と進んで行くと、急坂も出てきて、展望もだんだんとひらけてきます。右に黒檜山、大沼が、振り返ると地蔵岳が大きく見えます。岩場を登ると、南アルプス、富士山などの展望もあるでしょう。左に下る踏み跡には入らず、正面の尾根をたどると鍬柄山で、展望は最高潮に達します。
 鍬柄山から急坂を下ると、ドーム型の山容の鈴ヶ岳が木々の間から見えてきます。下りきった、林の中に開けた草地の大ダオ(タルミ)からは急坂を登ることになります。急できついため、手を使わないと登りにくい岩場も数箇所現れます。登山道脇にはアカヤシオ、シロヤシオ、ヤマツツジなどのツツジが多く生えています。ぐんぐんと高度を稼ぎ、最後の岩場を登ると鈴ヶ岳に到着です。
 山頂には、赤城神社の大きな石碑があります。明るい広場になっている周囲には、背があまり高くないものの木が生えていて、それほど展望がよいとは言えませんが、山頂のはずれに一部開けた場所があり、今度は今まで見えなかった、谷川岳や苗場山など北側の山々の展望がわずかにあります。
 山頂からは、また岩場を下り、往路を鈴ヶ岳登山口に戻ります。体力と時間があれば、 大ダオから出張峠、大沼を回ってもよいでしょう。また、レンゲツツジやヤマツツジが咲く頃ならば白樺牧場を抜けて、見晴山に登るのも楽しいでしょう。
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