五色ヶ原散策:シラビソコース
コース難易度
中級
- 日帰り
- 7時間0分
- 7km
コースガイド
高原の中の樹林帯をめぐりながら池や滝を楽しめるコース。入山予約必須のガイドつき登山です(詳しくはP.42を参照)

テクニック度 |
難易度の目安 難易度の目安
テクニック度
|
山行日数 |
日帰り |
歩行時間 |
7時間0分 |
歩行距離 |
7km |
最大高低差 |
210m |
水場 |
籠尾清水 |
トイレ |
出会い小屋 |
最初は出発点の出会い小屋までバスで移動します。出会い小屋からはシラビソコースの看板をくぐって出発。コース名の通り、シラビソ、オオシラビソに囲まれた登山道を進むと雌池に到着。乗鞍火山の山麓は水はけの良い火山性の砂礫や岩々の地層で、地下水位の増減があり、それが各池の水位にも影響しているそうです。
シラビソとオオシラビソは似ていますが、実の大きさや葉の違い、樹肌の違いなどを引率ガイドが教えてくれます。沢上谷へ下り、右岸を歩いていくと、豪壮に落ちる直瀑の日雇声滝に到着です。沢上谷沿いに歩くとシラビソ類に混じってコメツガの大木、ヤナギの大木なども目につくようになります。苔むした道を歩いていくと、籠尾清水では清流が間断なく流れ出ています。
途中、林道に出てしばらく歩くと、わさび平湿原へと到着。木道が整備されており、林道から離れて散策することができます。
木道が終わると、蛇出谷に掛かる蛇出谷橋を渡り、ログハウスの休憩所、岩魚見小屋へ到着。ここでガイドツアーでは昼食休みです。
岩魚見小屋からの道はしばらく樹林に囲まれた静かな林道歩きで、白川を渡る白水橋を通ると道は沢伝いに徐々に下り道になります。最初は枯れた沢沿いを歩き、シラベ沢に沿って緩い流れを見ながら道を下っていきます。やがて、シラビソ小屋の休憩所へ到着。道はさらにいくつかの池をめぐるルートをたどります。小屋からはきれいに整備された歩きやすい木道が続きます。シラビソ小屋を出て、最初に出迎えてくれる澄池は秋には水が涸れていることもあります。夏ならば、水をたたえ山の緑を映していることでしょう。次の濁池も時期によって水量に差がありますが、地下水や伏流水の状況によって、水をたたえた姿を見せてくれます。
雌池と対比される雄池は、水量充分ならば迂回しながら溶岩の岩塊が転がる池の縁を歩くことになります。雄池の水面を背中に、クマザサの間を登っていくと、八汐峠に到着です。峠からは徐々に下り、出発点の出会い小屋方面へ木道が続きます。
滝見台へ木道を進めば、秀麗な布引滝と勇壮な桜根滝の静と動の対比した姿が見事です。布引滝は地層のすき間から流れ落ちた地下水が柱状節理の砕けた岩塊の上を流れ落ち横に拡がったカーテン状の滝を作ります。一方の桜根滝は布引滝のすぐ隣で豪壮な音を立てて流れ落ちています。滝見台を登れば、出会い小屋がすぐ近くにあり帰路となるバスが出迎えてくれます。
五色ヶ原には先のカモシカコースの他にも、岩と原生林を訪ねるゴスワラコースもあり、出発地は岩魚見小屋です。
シラビソとオオシラビソは似ていますが、実の大きさや葉の違い、樹肌の違いなどを引率ガイドが教えてくれます。沢上谷へ下り、右岸を歩いていくと、豪壮に落ちる直瀑の日雇声滝に到着です。沢上谷沿いに歩くとシラビソ類に混じってコメツガの大木、ヤナギの大木なども目につくようになります。苔むした道を歩いていくと、籠尾清水では清流が間断なく流れ出ています。
途中、林道に出てしばらく歩くと、わさび平湿原へと到着。木道が整備されており、林道から離れて散策することができます。
木道が終わると、蛇出谷に掛かる蛇出谷橋を渡り、ログハウスの休憩所、岩魚見小屋へ到着。ここでガイドツアーでは昼食休みです。
岩魚見小屋からの道はしばらく樹林に囲まれた静かな林道歩きで、白川を渡る白水橋を通ると道は沢伝いに徐々に下り道になります。最初は枯れた沢沿いを歩き、シラベ沢に沿って緩い流れを見ながら道を下っていきます。やがて、シラビソ小屋の休憩所へ到着。道はさらにいくつかの池をめぐるルートをたどります。小屋からはきれいに整備された歩きやすい木道が続きます。シラビソ小屋を出て、最初に出迎えてくれる澄池は秋には水が涸れていることもあります。夏ならば、水をたたえ山の緑を映していることでしょう。次の濁池も時期によって水量に差がありますが、地下水や伏流水の状況によって、水をたたえた姿を見せてくれます。
雌池と対比される雄池は、水量充分ならば迂回しながら溶岩の岩塊が転がる池の縁を歩くことになります。雄池の水面を背中に、クマザサの間を登っていくと、八汐峠に到着です。峠からは徐々に下り、出発点の出会い小屋方面へ木道が続きます。
滝見台へ木道を進めば、秀麗な布引滝と勇壮な桜根滝の静と動の対比した姿が見事です。布引滝は地層のすき間から流れ落ちた地下水が柱状節理の砕けた岩塊の上を流れ落ち横に拡がったカーテン状の滝を作ります。一方の桜根滝は布引滝のすぐ隣で豪壮な音を立てて流れ落ちています。滝見台を登れば、出会い小屋がすぐ近くにあり帰路となるバスが出迎えてくれます。
五色ヶ原には先のカモシカコースの他にも、岩と原生林を訪ねるゴスワラコースもあり、出発地は岩魚見小屋です。
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