黒河道
コース難易度
中級
- 日帰り
- 6時間45分
- 16.9km
コースガイド
豊臣秀吉が弘法大師の怒りと思い、雷に驚いて馬で駆け下ったとされる道をたどる

テクニック度 |
難易度の目安 難易度の目安
テクニック度
|
山行日数 |
日帰り |
歩行時間 |
6時間45分 |
歩行距離 |
16.9km |
最大高低差 |
830m |
水場 |
くどやま森の童話館(4/1〜11/30の土・日・祭日) |
トイレ |
くどやま森の童話館(4/1〜11/30の土・日・祭日) |
橋本駅下車。紀の川にかかる橋本橋を渡って南詰めを左折、定福寺へ。定福寺のすぐ南、宮谷大師堂から、どばい坂と呼ばれる黒河道に入ります。黒河道は、豊臣秀吉が高野山内禁令の能狂言を催した際、突然の雷雨、雷鳴に、弘法大師の怒りと思い、急ぎ馬にまたがり駆け下った道と伝えられています。
何度か農道を交えながら、緩やかに高度を上げていきます。やがて背後に、和泉・葛城山脈、紀の川平野を望む五軒畑岩掛観音へ。ひと休みした後、樹林帯の道を明神ヶ田和へと向かいます。鉢伏の井戸を経て、再び農道が合流、五ツ辻の明神ヶ田和へ。
国城山への道を右手に、左から二番目のコンクリート道に入ります。急坂を一気に下って、わらん谷の道を進み、丹生川畔に下ります。市平橋を渡ったのち、市平集落の果樹園の中を抜けると、カツラの大木に囲まれた春日神社へと導かれます。植林帯のつづら折れの道を登っていきます。傾斜が緩くなった頃、美砂子峠に到着。右は大将軍ヶ峰山腹を経て久保田和に向かいますが、ここでは峠を直進、山襞を縫う水平道へ。
やがて久保小学校の校舎が建つ久保田和に到着します。久保小学校は、久保鉱山が全盛の一時期、児童数が百人を越えた時期もあったと言われ、周辺集落がいかに栄えていたかうかがい知れます。現在、久保小学校は「くどやま森の童話館」として利用されています。
久保田和の校舎前には道標石仏が祀られており、「右かうや 左まにさん」の文字が記されています。左の道は、かつて栄えた平集落跡を経て黒河峠に登ることになりますが、ここでは分岐を右に進みます。小学校校庭の桜の老木を見送った後、雪池峠方面へ。
しばらく平坦な古道歩きが続いた後尾根道に入り、徐々に傾斜を強め、雪池峠の登りにかかります。ひと汗かく頃、雪池峠に到着します。雪池山山腹をトラバース、子継峠で女人道と合わさった後、一本杉に下ります。周回道路の右の道が黒河口女人堂跡に向かう黒河道で、ここでは周回道路を左に進みます。三本杉から奥之院御廟の裏手に出て、御廟橋へ。奥之院に参拝し、奥の院前バス停へと向かいます。
何度か農道を交えながら、緩やかに高度を上げていきます。やがて背後に、和泉・葛城山脈、紀の川平野を望む五軒畑岩掛観音へ。ひと休みした後、樹林帯の道を明神ヶ田和へと向かいます。鉢伏の井戸を経て、再び農道が合流、五ツ辻の明神ヶ田和へ。
国城山への道を右手に、左から二番目のコンクリート道に入ります。急坂を一気に下って、わらん谷の道を進み、丹生川畔に下ります。市平橋を渡ったのち、市平集落の果樹園の中を抜けると、カツラの大木に囲まれた春日神社へと導かれます。植林帯のつづら折れの道を登っていきます。傾斜が緩くなった頃、美砂子峠に到着。右は大将軍ヶ峰山腹を経て久保田和に向かいますが、ここでは峠を直進、山襞を縫う水平道へ。
やがて久保小学校の校舎が建つ久保田和に到着します。久保小学校は、久保鉱山が全盛の一時期、児童数が百人を越えた時期もあったと言われ、周辺集落がいかに栄えていたかうかがい知れます。現在、久保小学校は「くどやま森の童話館」として利用されています。
久保田和の校舎前には道標石仏が祀られており、「右かうや 左まにさん」の文字が記されています。左の道は、かつて栄えた平集落跡を経て黒河峠に登ることになりますが、ここでは分岐を右に進みます。小学校校庭の桜の老木を見送った後、雪池峠方面へ。
しばらく平坦な古道歩きが続いた後尾根道に入り、徐々に傾斜を強め、雪池峠の登りにかかります。ひと汗かく頃、雪池峠に到着します。雪池山山腹をトラバース、子継峠で女人道と合わさった後、一本杉に下ります。周回道路の右の道が黒河口女人堂跡に向かう黒河道で、ここでは周回道路を左に進みます。三本杉から奥之院御廟の裏手に出て、御廟橋へ。奥之院に参拝し、奥の院前バス停へと向かいます。
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