大雲取・小雲取越え

コース難易度
上級
  • 1泊2日
  • 12時間45分
  • 31.6km

コースガイド

熊野古道最大の難所、熊野那智大杜から熊野本宮大社への峠路を歩く
テクニック度
岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
1泊2日
歩行時間
12時間45分
歩行距離
31.6km
最大高低差
815m
水場
小和瀬
トイレ
小和瀬
【1日目】
 大雲取・小雲取越えは、流れる雲に手が届くほど高いところを行くという意味が語源とされています。
 大門坂駐車場前バス停下車。県道を北にとってすぐ、大門坂に入り、大雲取越えをスタートします。樹齢800年と言われる夫婦杉に迎えられ、老杉の間の石畳道を登っていきます。土産物店が建ち並ぶ参道を熊野那智大社へ。隣の青岸渡寺の鐘楼横から再び石畳道に入り、那智高原に向かいます。
 しばらくして視界の開けた那智高原に到着。那智高原を縦断、舟見峠の登りにかかります。杉木立の間、尾根沿いの石畳道が続き、舟見茶屋跡へ。傍らの休憩舎からは妙法山、那智高原、遠く熊野灘の眺望が開けています。舟見峠を後に八丁坂を下って行くと色川辻に出ます。林道を横切った後、再び林道と合流、地蔵茶屋跡へ。広々とした地蔵茶屋跡には、地蔵堂と隣に休憩舎が建てられています。
 ひと休みした後、石倉峠、続いて越前峠に登ります。越前峠を後に胴切坂と呼ばれる、まさに横腹が痛くなるような急坂の石畳道を延々と下っていきます。苔むした石畳がより一層荘厳さを漂わせています。やがて旅籠が軒を並べたという、楠の久保・中根の旅籠跡へ。中根には熊野の神々が腰をかけて談笑したと伝えられる円座石があります。民家の庭先を通り抜け小口へと下ります。
【2日目】
 小口集落の中ほどにある民家から小口トンネルの上部を通る峠を越えて、小和瀬の集落へ。かつての渡し場のあった小和瀬橋を渡り、小雲取越えをスタートします。
 堂ノ坂で呼ばれる杉木立の石畳道を緩やかに登っていきます。桜茶屋跡から桜峠を越えると、緩やかな起伏が続きます。杉・檜がうっそうと茂る石堂茶屋跡を経て、賽の河原地蔵へ。なおも緩やかな起伏が続き林道を横切ると、すぐ先が百間ぐらとなります。果無、大塔山系の山々が重畳と波打っています。
 万歳道を右に分けたのち、疎林帯の道を緩やかに高度を下げていきます。やがて樹林のすき間越しに熊野川が見え、車道に下ります。国道を北へ100m余り、請川バス停へ。さらに熊野川を右に眺めながら北に進むと、本宮大社前バス停に到着します。
那智の滝と三重の塔
林道脇に休憩舎が建つ地蔵茶屋跡。
老杉が立ち並ぶ大門坂の苔むした石畳道
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