八海山(屏風道コース)下山(新開道コース)

コース難易度
上級
  • 日帰り
  • 11時間30分
  • 12.1km

コースガイド

急峻な尾根を一気に登り、左右に切れ落ちた八ツ峰を渡る。そして赤土の滑りやすい新開道を下る。それはまさしく修行です
テクニック度
岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
日帰り
歩行時間
11時間30分
歩行距離
12.1km
最大高低差
1,437m
水場
四合目 他
トイレ
千本檜小
 山口バス停で下車後、右に阿寺山コースを見て八海神社里宮のある大木の杉林を抜けます。ゆるい坂の車道を行くと日本大学八海山セミナーハウスが左横に見えます。さらに車道を進むと二合目へ。登山カードポストの脇から屏風沢へと下りて屏風道が始まります。
 稲荷大明神と小祠がある所が大岩で三合目です。ここから涸れ沢を何箇所か横切って進むと生金沢に出ます。雑木林の小尾根を行くと四合目の看板がある広場に到着です。左へ進むと五合目へ向かう登山道です。ここから頂上まで水場はありません。息もつかせぬ急坂が八合目上まで続きます。清滝をあとに尾根を少し登ると鳥居があり稲荷様を左に見て尾根に取り付きましょう。クサリを手掛りに木の根などを足掛りに、つま先上がりの急坂を慎重に行くと、ようやく六合目です。
 岩稜はさらに厳しくなり、大きな松が現れ右に行くと少し広い場所へ。ノゾキの松で七合目であり摩利支天が祀られています。尾根を少し行きトラバースしながら沢に到着します。30mほど沢を登り右へトラバースして尾根を行くと八合目です。八ッ峰の岩峰群が右手に見えます。八合目を過ぎ大岩の下に行けば、長いクサリが縦と横についています。小ピークに着くと前方に千本檜小屋が見え、よく整備された道が続きます。ゆるやかな坂を、八ッ峰を眺めながら進むと小屋に着き、九合目の千本檜小屋です。
 屏風道は八海山のコースの中では最短で、危険な反面眺めの良いコースですが、下山は厳禁です。
 八ツ峰を下るとすぐに三山縦走路と新開道への分岐が現れます。この分岐を下ります。足場が悪く急こう配です。アルミ梯子が架かっていますが垂直の岩場が滑りやすいので気をつけること。100mほどおりると八ツ峰迂回路と新開道の分岐が現れます。トラバースして下りますが、ここも岩が滑り易く足場が悪いうえに垂直に5m位急落しているところがあり非常に危険です。ここを抜けると尾根にでます。少し降りた平らなところが九合目です。
 ここから緩やかな下りが続き少し登り返した所が七合目のカッパン倉です。さらに下ると稲荷清水の四合目到着です。三合目からはさらに緩やかな傾斜を経て二合目屏風道の登山口へ出ます。その後は往路を山口バス停まで戻ります。
二合目からの八海山。
七合目からの八ツ峰。
隣の尾根
新開道九合目からの八ツ峰の紅葉。
大日岳。
新開道四合目の稲荷様
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