チャツボミゴケ公園から芳ヶ平湿原へ

コース難易度
中級
  • 日帰り
  • 6時間45分
  • 13.1km

コースガイド

2015年5月にラムサール条約に登録された芳ヶ平湿地群の自然豊かな森や湿原をめぐる中級コース
テクニック度
岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
日帰り
歩行時間
6時間45分
歩行距離
13.1km
最大高低差
620m
水場
芳ヶ平ヒュッテ
トイレ
チャツボミゴケ公園管理事務所
 チャツボミゴケ公園の開園期間は4月下旬~11月までで、開館時間は8時45分~16時半[受付15時30分]までです(10月~11月は16時、受付は15時まで。冬期閉鎖期間は立入禁止)。管理事務所で入園料600円を払い受付を済ませます。管理事務所から遊歩道を歩けば穴地獄まで約30分です。約1km先の温泉大滝まで園内を往復する専用送迎バスの利用もできます。強酸性の温泉が流れる環境でしか生育できないチャツボミゴケの大群生地『穴地獄』は、一見の価値があります。レンゲツツジの花が咲く頃や秋の紅葉時期は、一際コケの緑が映えて鮮やかです。
 水池、大池への登山道は、右手遊歩道を進むとすぐに入口があります。カラマツの人工林の中をしばらく急な登りが続きますが、やがて平坦になると水池への標識があり左の小道を進みます。さらに森の奥深くへと分け入ると、ミズナラやダケカンバの自然林へと森の様子が変わっていき、大池が突然姿を現します。シャクナゲが咲く頃、池畔の樹上に白い泡状の物体が目につきますが、これはモリアオガエルの卵です。芳ヶ平湿原やさらに標高の高い渋峠付近まで分布していることが確認されていて、国内有数の高標高での集団繁地です。
 大池からまた登りになり、沢を一本越すと四つ角に出ます。洞がある古いミズナラが目印です。ここは真っ直ぐ進んで大蛇と娘の昔話が語り継がれている平兵衛池へ、そして八石山経由のコースで大平湿原に向かいます。八石山は草津温泉街が眼下に見下ろせる景色のいい場所です。大平湿原を横断すると、芳ヶ平湿原から流下する大沢川を渡渉します。(増水時に渡渉が困難な場合は無理せず2020年秋に開通したオムスビ山登山道をエスケープルートに使いましょう。)
 渡渉した先の横笹で長英坂と昔から呼ばれている草津温泉からの登山道と合流します。桜清水を過ぎ、やがて眺望が開けて白根レストハウスからの車道に出れば、赤い屋根が目印の芳ヶ平ヒュッテは大沢川の橋を渡ってすぐ目の前です。芳ヶ平湿原には木道の1周コースが整備されていて、ワタスゲの白い綿毛が緑の湿原に鮮やかに映えます。
 帰路は短縮コースにもなるオムスビ山登山道を下山ルートに選びます。芳ヶ平野営場の入り口に左折の小さな案内板が立っています。草原の小道から尾根筋の森を抜けて笹原の大斜面を下っていきます。眼下に大平湿原が広がる展望の良いコースです。急坂を下って平らな大平湿原に出ます。さらに3池を巡るコースは戻らず長笹林道西山支線のチャツボミゴケ公園裏ゲートから穴地獄にもどるコースを選べば、より近道です。専用送迎バスの最終便は16時半(10~11月は16時)なので、乗り遅れないようにしましょう。
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