太郎山
コース難易度
中級
- 日帰り
- 8時間25分
- 15.3km
コースガイド
男体山と女峰山のあいだに生まれた長男の山を登る。

テクニック度 |
難易度の目安 難易度の目安
テクニック度
|
山行日数 |
日帰り |
歩行時間 |
8時間25分 |
歩行距離 |
15.3km |
最大高低差 |
973m |
水場 |
なし |
トイレ |
光徳牧場 |
光徳温泉バス停から山王峠は木製階段が連続する登山道で、段差の大きな区間もあるのでマイペースで進みましょう。山王峠からはこれから向かう山王帽子山の姿が見えています。ここからは一旦、車道の山王峠へ出て、100mほど南に進むと太郎山登山口があります。入口付近はササヤブが深く、慌ててしまうかもしれませんが、すぐに明瞭な登山道が現れます。林内の急登をあえぎながら登るとやがて北側に南会津の山並みを見ることができます。
登り詰めた山王帽子山山頂に展望はありませんが、適度な休憩スペースがあるので一息入れて先へ進みましょう。行く先の小太郎山・太郎山が見えていますが、まずはササヤブの下り道です。下りきった鞍部から少し登り返すと右手にトラロープが張られたハガタテ薙分岐に着きます。分岐といってもハガタテ薙は崩落・落石の危険性があるため現在通行止です。小太郎山への登りもなかなかの急登ですが、振り返れば白根山が見え、元気をもらうことができます。
小太郎山山頂は日光連山や中禅寺湖、戦場ヶ原などの南側の展望が抜群です。ここから太郎山までは岩稜の尾根なので慎重に通過しましょう。
太郎山山頂は360度の大パノラマで、先ほどの小太郎山からは見えなかった北側の山並みもすっきりと見渡すことができます。
下山は来た道を少し戻り、左手に下りればお花畑の広場に到着します。この場所は太郎山の火口原で、かつては湿原があったと考えられていますが、現在はササ原へと遷移してお花もわずかに咲くだけとなっています。お花畑の真ん中を通過して反対側の端まで来たら、いよいよ新薙と呼ばれる崩落地の下りが始まります。
新薙は日光三険のひとつとされ、不安定で急なガレ場を下るため、複数人で通行する際には特に落石を起こさないように注意しましょう。林内に入ってもしばらくは崩落地に沿って下ることになりますが、少しずつ傾斜がゆるみ、シャクナゲが多くなります。この辺りからは太郎山を振り返ることができ、山肌に先ほど下った薙が見えます。
やがて林道出合に出て、ここから紅葉の美しい林道を進み、林道分岐で右折しておよそ1時間半で三本松に到着です。
登り詰めた山王帽子山山頂に展望はありませんが、適度な休憩スペースがあるので一息入れて先へ進みましょう。行く先の小太郎山・太郎山が見えていますが、まずはササヤブの下り道です。下りきった鞍部から少し登り返すと右手にトラロープが張られたハガタテ薙分岐に着きます。分岐といってもハガタテ薙は崩落・落石の危険性があるため現在通行止です。小太郎山への登りもなかなかの急登ですが、振り返れば白根山が見え、元気をもらうことができます。
小太郎山山頂は日光連山や中禅寺湖、戦場ヶ原などの南側の展望が抜群です。ここから太郎山までは岩稜の尾根なので慎重に通過しましょう。
太郎山山頂は360度の大パノラマで、先ほどの小太郎山からは見えなかった北側の山並みもすっきりと見渡すことができます。
下山は来た道を少し戻り、左手に下りればお花畑の広場に到着します。この場所は太郎山の火口原で、かつては湿原があったと考えられていますが、現在はササ原へと遷移してお花もわずかに咲くだけとなっています。お花畑の真ん中を通過して反対側の端まで来たら、いよいよ新薙と呼ばれる崩落地の下りが始まります。
新薙は日光三険のひとつとされ、不安定で急なガレ場を下るため、複数人で通行する際には特に落石を起こさないように注意しましょう。林内に入ってもしばらくは崩落地に沿って下ることになりますが、少しずつ傾斜がゆるみ、シャクナゲが多くなります。この辺りからは太郎山を振り返ることができ、山肌に先ほど下った薙が見えます。
やがて林道出合に出て、ここから紅葉の美しい林道を進み、林道分岐で右折しておよそ1時間半で三本松に到着です。
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掲載書籍
-
日光 白根山・男体山 2025