鬼怒沼

コース難易度
中級
  • 日帰り
  • 8時間30分
  • 17.2km

コースガイド

鬼怒川源流部をたどる温泉郷の心地よい林道歩きと、高山湿原の絶景コース!
テクニック度
岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
日帰り
歩行時間
8時間30分
歩行距離
17.2km
最大高低差
900m
水場
女夫渕、日光澤
トイレ
女夫渕
 鬼怒川源流部の標高2000mに広がる鬼怒沼を目指して、奥鬼怒温泉郷の美しい林間コースと登山要素を含んだ充実のコースです。女夫渕から日帰りも可能ですが、奥鬼怒温泉郷の山宿はどれも個性あふれる魅力的な宿なので、1泊2日で訪ねたいところです。
 女夫渕バス停を降りたらゲートのかかった鉄橋を渡りましょう。渡ったらすぐ右手に立派な階段があるので、ここを登って登山スタートです。そのまま林道を進んでしまうと奥鬼怒歩道に入れないので注意しましょう。階段を登ってしばらく行くとすぐに川に下ります。川に架かった鬼怒の中将乙女橋を渡れば鬼怒沼沿いの美しい林間コースが始まります。6月には新緑が美しく、オオルリやコマドリといった野鳥の美しいさえずりが聞こえてきます。ログハウスの建物が現れたらそこが八丁湯です。自動販売機や休憩スペースもあるので、ゆっくり休憩していきましょう。その先には加仁湯、日光澤温泉があります。日光澤温泉に着いたら左手の建物をくぐり、筬音橋を渡ると鬼怒沼への道のりが始まります。右手にノシ滝を見て、丸沼分岐を右に進むといきなり急登が始まります。この急登区間は短いですが岩がゴロゴロした歩きづらい道のりなので、慌てずに行きましょう。すぐにベンチが置かれたオロオソロシの滝展望台があり、針葉樹に囲まれた急坂をさらに進むと傾斜がゆるみだし、木道が現れると鬼怒沼が突然ひらけます。鬼怒沼は標高2000mを越える世界的にも珍しい山地湿原で、大小47個所の池溏が点在し、6~7月には花の楽園になります。池溏越しに見る山々の眺めを堪能したら、同じ道を下山しましょう。
標高2000mの高山に広がる別世界・鬼怒沼。鶴池ごしに鬼怒沼山が見えます
鬼怒川沿いの林道歩き。木漏れ日が心地いい
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