鳩待峠からアヤメ平・尾瀬ヶ原へ
コース難易度
中級
- 1泊2日
- 9時間45分
- 23km
コースガイド
歩きごたえのある1泊2日の湿原歩き。湿原・森・稜線と変化に富んだパノラマコースを満喫

テクニック度 |
難易度の目安 難易度の目安
テクニック度
|
山行日数 |
1泊2日 |
歩行時間 |
9時間45分 |
歩行距離 |
23km |
最大高低差 |
659m |
水場 |
見晴 |
トイレ |
富士見峠、竜宮 |
鳩待峠にあるアヤメ平登山口は休憩所裏に隠れています、トイレを済ませて出発しましょう。まずは急な登山道を歩きますが、木製階段を登り切ればなだらかになります。鳩待峠から2.3km、約1時間のところにベンチがあるので休憩しましょう。この辺りからオオシラビソなどの針葉樹林が始まりますが、乾きづらい木道が滑りやすく要注意です。
20分ほど歩けば横田代に到着します。ここから見る至仏山は尾瀬でも一級品の景色です。
横田代は名前のとおり傾斜のきつい湿原で、急な木道で横田代を登りきると傾斜はゆるみます。この辺りの針葉樹はどれも背丈が低く、厳冬期の烈風が吹きすさぶ姿が想像できます。ドウダンツツジが作る自然のトンネルをくぐり抜けて、名のない小さな湿原を通り過ぎれば中原山へ到着しますが、山頂はササに囲まれて展望はありません。少し下ればすぐにアヤメ平へ到着します。尾瀬ヶ原は見えないものの、ここから見る至仏山や燧ヶ岳、景鶴山や平ヶ岳の景色は素晴らしく、山々が池溏に写る様子はまさに天上の楽園です。
すぐに登山道は南側に切れ落ちた崖上を歩くようになり、10分ほどで長沢新道との分岐点に着きますが、ここは直進して富士見峠へと向かいます。かつて営業していた冨士見小屋は2015年で営業終了となり、現在では公衆トイレのみが稼働しています。
長沢新道との分岐地点から白尾山方向に10分ほど歩くと富士見峠があり、ここから八木沢道が始まります。十二曲りと呼ばれる細いつづら折れの道をどんどん下ると、やがて昼場と呼ばれる水場に着きます。八木沢の流れが近づいてくると八木沢橋があり道のりは平坦に変わりますが、ぬかるみが多く、だいぶ足元が汚れたころに見晴へと到着します。
翌日は竜宮十字路から長沢新道を富士見峠へと登りますが、長沢橋を過ぎた辺りから長沢頭までは急登が続きます。大きな石がゴロゴロして歩きづらいですが、振り返れば木の間から尾瀬ヶ原を見下ろす事ができます。古くは伐り出された木材置場だった土場に着けば、あとはゆるやかな木道区間となり、富士見田代に到着します。富士見下へは林道を2時間ほど南へ下っていくと到着します。
20分ほど歩けば横田代に到着します。ここから見る至仏山は尾瀬でも一級品の景色です。
横田代は名前のとおり傾斜のきつい湿原で、急な木道で横田代を登りきると傾斜はゆるみます。この辺りの針葉樹はどれも背丈が低く、厳冬期の烈風が吹きすさぶ姿が想像できます。ドウダンツツジが作る自然のトンネルをくぐり抜けて、名のない小さな湿原を通り過ぎれば中原山へ到着しますが、山頂はササに囲まれて展望はありません。少し下ればすぐにアヤメ平へ到着します。尾瀬ヶ原は見えないものの、ここから見る至仏山や燧ヶ岳、景鶴山や平ヶ岳の景色は素晴らしく、山々が池溏に写る様子はまさに天上の楽園です。
すぐに登山道は南側に切れ落ちた崖上を歩くようになり、10分ほどで長沢新道との分岐点に着きますが、ここは直進して富士見峠へと向かいます。かつて営業していた冨士見小屋は2015年で営業終了となり、現在では公衆トイレのみが稼働しています。
長沢新道との分岐地点から白尾山方向に10分ほど歩くと富士見峠があり、ここから八木沢道が始まります。十二曲りと呼ばれる細いつづら折れの道をどんどん下ると、やがて昼場と呼ばれる水場に着きます。八木沢の流れが近づいてくると八木沢橋があり道のりは平坦に変わりますが、ぬかるみが多く、だいぶ足元が汚れたころに見晴へと到着します。
翌日は竜宮十字路から長沢新道を富士見峠へと登りますが、長沢橋を過ぎた辺りから長沢頭までは急登が続きます。大きな石がゴロゴロして歩きづらいですが、振り返れば木の間から尾瀬ヶ原を見下ろす事ができます。古くは伐り出された木材置場だった土場に着けば、あとはゆるやかな木道区間となり、富士見田代に到着します。富士見下へは林道を2時間ほど南へ下っていくと到着します。
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尾瀬 燧ヶ岳・至仏山・会津駒ヶ岳 2025