黒部ダムをスタートし、下ノ廊下をへて欅平へ
コース難易度
上級
- 1泊2日
- 13時間15分
- 25.3km
コースガイド
下ノ廊下と、その下流に続く水平歩道を欅平へ抜ける、黒部川沿い南北約25kmのロングルート。断崖絶壁が続く上級者ルート

テクニック度 |
難易度の目安 難易度の目安
テクニック度
|
山行日数 |
1泊2日 |
歩行時間 |
13時間15分 |
歩行距離 |
25.3km |
最大高低差 |
860m |
水場 |
阿曽原温泉小屋 |
トイレ |
阿曽原温泉小屋 |
“黒部の太陽”の舞台、黒部ダムからスタートします。黒部ダムは堰堤の高さと長さが日本一位で、黒部峡谷の深さを感じられます。
黒部ダム駅の階段を下り登山者専用「カレ谷出口」を出るとダム下部に出ます。ここから先は旧日電歩道を歩きます。旧日電歩道は戦前から続く水力発電の調査の為の目的で作られた道です。車道を下り、橋を渡ります。対岸に渡ると峡谷を流れる黒部川に沿って歩きます。そのまま進み内蔵助谷出合に着きます。ここは水量豊で、丸木橋があります。雨天後は注意です。間も無くするとV字峡の壁面を通る細い道があるのが見えてきます。ここからは先は気が抜けないポイントが続きます。断崖絶壁の岩壁をコの字型にくり抜いた登山道にはワイヤーロープや丸木の足場、木のハシゴが設置されています。山側からの落石もあるので注意です。
水平歩道を白滝峡へ向かいます。途中、ナメ滝、別山岩屋を通ります。岩肌を流れるナメ滝は緊張の糸を緩めてくれます。新越沢合流点近くには水が滝のように流れる所があるので要注意です。
この辺りからは段々と高度を上げていき高度感のある肩幅ほどの道が幾度となく続きます。川を渡る箇所があり増水時は注意してください。ロープがかかった壁を登ると黒部別山谷です。この先も肩幅ほどの細く高度のある道が続きます。ほどなくすると白竜峡に到着します。白滝峡を過ぎると今までの緊張の連続が終わり、歩きやすい道を十字峡へと向かいます。十字峡広場近くには下に降りる道があるが岩場は滑りやすいの注意です。
吊り橋を渡り、半月峡をへてS字峡です。途中、黒四発電所の建物が対岸に見えると東谷吊橋は直ぐそばです。スリル満点の吊橋を渡りきると暗闇のトンネルがあるのでヘッドライトを点けて進みます。トンネルを抜け仙人谷ダムまでは車道を歩きます。再びダムを渡り案内板の指示に従ってトンネルを抜けます。
人見平からは樹林帯の急坂です。権現峠を越えるとようやく阿曽原温泉小屋到着です。10分ほど下った場所に温泉があり男女交代で時間が決まっています。天然温泉は1日の疲れを癒してくれます。小屋を出発し阿曽原谷の川を渡り、急坂を高く巻いて登り水平歩道に合流。この先は単調な道を進み折尾ノ大滝に到着。そのまま進むと折尾谷の明るいトンネルに着くが、早い時期は残雪もあるので注意。さらに進むと大太鼓展望台です。奥鐘山の西壁が見え遠く欅平駅まで望めます。谷側に進むと志合谷でヘッドランプが必要な暗いトンネルを進みます。長さは150mで中には水が流れているので足回りの防水対策が必要です。トンネルを出て坂を登りきると水平歩道に戻ります。この後、岩をくり抜いたトンネルをくぐり、送電線の鉄塔が見えるとコースも終わりです。最後にシジミ坂と呼ばれる急坂を下ってようやく欅平に到着です。
黒部ダム駅の階段を下り登山者専用「カレ谷出口」を出るとダム下部に出ます。ここから先は旧日電歩道を歩きます。旧日電歩道は戦前から続く水力発電の調査の為の目的で作られた道です。車道を下り、橋を渡ります。対岸に渡ると峡谷を流れる黒部川に沿って歩きます。そのまま進み内蔵助谷出合に着きます。ここは水量豊で、丸木橋があります。雨天後は注意です。間も無くするとV字峡の壁面を通る細い道があるのが見えてきます。ここからは先は気が抜けないポイントが続きます。断崖絶壁の岩壁をコの字型にくり抜いた登山道にはワイヤーロープや丸木の足場、木のハシゴが設置されています。山側からの落石もあるので注意です。
水平歩道を白滝峡へ向かいます。途中、ナメ滝、別山岩屋を通ります。岩肌を流れるナメ滝は緊張の糸を緩めてくれます。新越沢合流点近くには水が滝のように流れる所があるので要注意です。
この辺りからは段々と高度を上げていき高度感のある肩幅ほどの道が幾度となく続きます。川を渡る箇所があり増水時は注意してください。ロープがかかった壁を登ると黒部別山谷です。この先も肩幅ほどの細く高度のある道が続きます。ほどなくすると白竜峡に到着します。白滝峡を過ぎると今までの緊張の連続が終わり、歩きやすい道を十字峡へと向かいます。十字峡広場近くには下に降りる道があるが岩場は滑りやすいの注意です。
吊り橋を渡り、半月峡をへてS字峡です。途中、黒四発電所の建物が対岸に見えると東谷吊橋は直ぐそばです。スリル満点の吊橋を渡りきると暗闇のトンネルがあるのでヘッドライトを点けて進みます。トンネルを抜け仙人谷ダムまでは車道を歩きます。再びダムを渡り案内板の指示に従ってトンネルを抜けます。
人見平からは樹林帯の急坂です。権現峠を越えるとようやく阿曽原温泉小屋到着です。10分ほど下った場所に温泉があり男女交代で時間が決まっています。天然温泉は1日の疲れを癒してくれます。小屋を出発し阿曽原谷の川を渡り、急坂を高く巻いて登り水平歩道に合流。この先は単調な道を進み折尾ノ大滝に到着。そのまま進むと折尾谷の明るいトンネルに着くが、早い時期は残雪もあるので注意。さらに進むと大太鼓展望台です。奥鐘山の西壁が見え遠く欅平駅まで望めます。谷側に進むと志合谷でヘッドランプが必要な暗いトンネルを進みます。長さは150mで中には水が流れているので足回りの防水対策が必要です。トンネルを出て坂を登りきると水平歩道に戻ります。この後、岩をくり抜いたトンネルをくぐり、送電線の鉄塔が見えるとコースも終わりです。最後にシジミ坂と呼ばれる急坂を下ってようやく欅平に到着です。
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