関温泉から神奈山へ
コース難易度
中級
- 日帰り
- 5時間50分
- 6.9km
コースガイド
妙高外輪山の中で、唯一夏道を利用して山頂へ立てる神奈山へ、関温泉から往復するコース。

テクニック度 |
難易度の目安 難易度の目安
テクニック度
|
山行日数 |
日帰り |
歩行時間 |
5時間50分 |
歩行距離 |
6.9km |
最大高低差 |
999m |
水場 |
なし |
トイレ |
なし |
妙高山は典型的な多重式のカルデラ火山で、山頂となる中央火口丘は外輪山にぐるっと囲まれています。外輪山は、前山、赤倉山、三田原山、大倉山、神奈山の5山で形成されていて、一番北側に位置するのが神奈山です。
外輪山の中では唯一夏道を利用して山頂へ行ける山で、迫力ある妙高山を眺められることや、初夏にはたくさんの花を楽しむことができるのが魅力となっています。また百名山で賑わう妙高山に比べると登る人の数も少なく穴場的な山です。
登山口は関温泉。温泉街の一番上側から関温泉スキー場のコースを登ります。コース内の未舗装の道を北側に回り込むように登り、スキー場レストランの建物を過ぎると第1リフト終点に出ます。ここから先はスキー場の上級者コースなので、傾斜も増し道も細くなります。片斜面の滑りやすい道を登り切ると、第3リフト終点の展望台、関温泉口に到着です。野尻湖や斑尾山、志賀高原、苗場山などの展望が素晴らしいので、爽やかな風を感じながら一息入れましょう。
ここからがブナ林の中の本格的な登山道となります。しばらくは尾根に沿って道がついていますが、そのうちに北側の幕ノ沢方面へトラバースしていきます。一部崩壊地を横切る場所などもあり注意が必要です。登山道脇にはツバメオモト、イワカガミ、サンカヨウなどが咲いています。その後道は九十九折りとなり、再び尾根上に戻ったところが、大ブナ林です。大ブナ林からは、山頂へと続く尾根を直登する急登が続きます。標高を上げて見通しが所々で利くようになると、妙高山本峰が見え始めます。尾根が一旦平らになったところが八方睨です。急傾斜は続き、その先のちょっとした岩場の上に出ると視界が開け、一気に高度感が出てきます。高田平野や日本海も見えてきて、振り返ると今まで登ってきた道が見渡せます。神奈山の花といえばシラネアオイ。至る所で小さな群落になって咲いている姿を楽しみながら登れば山頂まではあと少し。引き続き尾根道を登っていくと、三角点がある神奈山山頂へ到着します。
下山は往路を戻るのが一般的ですが、三峰分岐から大倉分岐を経由して、燕温泉へ下山することも可能です。ただし、三峰分岐と大倉分岐間は斜面の崩落で道が荒れていることと、大倉沢には7月上旬までは雪渓が残ること、また雪渓がなくなってからも、大倉沢には橋がないので、雨天時や増水時は徒渉できないことなど、その時の状況により通行が難しいことがあるので注意が必要です。
外輪山の中では唯一夏道を利用して山頂へ行ける山で、迫力ある妙高山を眺められることや、初夏にはたくさんの花を楽しむことができるのが魅力となっています。また百名山で賑わう妙高山に比べると登る人の数も少なく穴場的な山です。
登山口は関温泉。温泉街の一番上側から関温泉スキー場のコースを登ります。コース内の未舗装の道を北側に回り込むように登り、スキー場レストランの建物を過ぎると第1リフト終点に出ます。ここから先はスキー場の上級者コースなので、傾斜も増し道も細くなります。片斜面の滑りやすい道を登り切ると、第3リフト終点の展望台、関温泉口に到着です。野尻湖や斑尾山、志賀高原、苗場山などの展望が素晴らしいので、爽やかな風を感じながら一息入れましょう。
ここからがブナ林の中の本格的な登山道となります。しばらくは尾根に沿って道がついていますが、そのうちに北側の幕ノ沢方面へトラバースしていきます。一部崩壊地を横切る場所などもあり注意が必要です。登山道脇にはツバメオモト、イワカガミ、サンカヨウなどが咲いています。その後道は九十九折りとなり、再び尾根上に戻ったところが、大ブナ林です。大ブナ林からは、山頂へと続く尾根を直登する急登が続きます。標高を上げて見通しが所々で利くようになると、妙高山本峰が見え始めます。尾根が一旦平らになったところが八方睨です。急傾斜は続き、その先のちょっとした岩場の上に出ると視界が開け、一気に高度感が出てきます。高田平野や日本海も見えてきて、振り返ると今まで登ってきた道が見渡せます。神奈山の花といえばシラネアオイ。至る所で小さな群落になって咲いている姿を楽しみながら登れば山頂まではあと少し。引き続き尾根道を登っていくと、三角点がある神奈山山頂へ到着します。
下山は往路を戻るのが一般的ですが、三峰分岐から大倉分岐を経由して、燕温泉へ下山することも可能です。ただし、三峰分岐と大倉分岐間は斜面の崩落で道が荒れていることと、大倉沢には7月上旬までは雪渓が残ること、また雪渓がなくなってからも、大倉沢には橋がないので、雨天時や増水時は徒渉できないことなど、その時の状況により通行が難しいことがあるので注意が必要です。
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