杣谷道から摩耶山へ
コース難易度
中級
- 日帰り
- 3時間50分
- 8.1km
コースガイド
せせらぎを感じながら、さわやかな沢沿いをたどるコース

テクニック度 |
難易度の目安 難易度の目安
テクニック度
|
山行日数 |
日帰り |
歩行時間 |
3時間50分 |
歩行距離 |
8.1km |
最大高低差 |
620m |
水場 |
掬星台 |
トイレ |
掬星台 |
杣谷は別名「カスケードバレイ」といい、急峻な六甲南面ならではの、多くの小滝が連続する谷でした。残念ながら現在ほとんどの滝は砂防堰堤に姿を変え、かつての面影はありませんが、それでもせせらぎを間近に感じながらの道は爽やかで心地よいです。何度か流れを渡る沢沿いのコースなので、大雨の後などは増水して渡れないこともあります。天候には充分注意して下さい。
幕末の頃、兵庫開港にともない、参勤交代の西国大名が外国人とトラブルを起こさないように港を迂回する「徳川道」が作られました。明石付近から山中を通り、再び西国街道に合流するのは今の御影公会堂のあたりです。この道は完成の二日後に幕府が倒れ、公式には一度も使われることのなかった奇遇な道ですが、現在はハイキングコースとして多くの人に親しまれています。
阪急六甲駅から北西にバス道を進み、「六甲登山口」交差点を西へ。護国神社前を過ぎ、川を渡った次の角を山側へ曲がります。急な登り坂の突きあたりが登山道入口で、砂防堰堤の脇から杣谷の右岸を登る道へと入っていきます。
杣谷入口から杣谷峠までは標高差400m近い登りですが、飛び石で流れを渡ったり、ちょっとした岩場を越えたり、小さな滝が出てきたりと変化に富み、飽きることがありません。後半は階段が続きくたびれますが、杣谷峠で長峰山からの道と合流、奥摩耶ドライブウェイ、アゴニー坂を経由して摩耶山に向かいます。
摩耶山掬星台からは、まやビューラインのほか、山寺尾根、天狗道、桜谷など多くのコースも選べますが、ここでは最も短い上野道を下ります。
掬星台北側を西へ進むとすぐ四つ辻、灯籠脇から南へ石段を下るのが上野道・青谷道です(東は天狗道、北は桜谷となります)。
摩耶山史跡公園から長い石段を下ります。最初の踊り場を右へ入ると「旧摩耶の大杉さん」があります。昭和51年に天上寺が火災で全焼したあと、大火の影響か、次第に樹勢が衰えて枯死してしまった杉の大木です。
山門を過ぎた先で直進する青谷道と分かれ、上野道は南東へ分岐します。森の中を下り、右手に展望が開けたベンチのある広場を過ぎるとまた左右に道が分かれますが、直進するとビューライン虹の駅、右に折れると駅を通らず下る道で下部で合流します。
五鬼城山展望公園まで下ると、眼下に街並みが迫ってきます。園内下部で道が左右に分かれますが、東へ進むと摩耶ケーブル駅に出ます。
幕末の頃、兵庫開港にともない、参勤交代の西国大名が外国人とトラブルを起こさないように港を迂回する「徳川道」が作られました。明石付近から山中を通り、再び西国街道に合流するのは今の御影公会堂のあたりです。この道は完成の二日後に幕府が倒れ、公式には一度も使われることのなかった奇遇な道ですが、現在はハイキングコースとして多くの人に親しまれています。
阪急六甲駅から北西にバス道を進み、「六甲登山口」交差点を西へ。護国神社前を過ぎ、川を渡った次の角を山側へ曲がります。急な登り坂の突きあたりが登山道入口で、砂防堰堤の脇から杣谷の右岸を登る道へと入っていきます。
杣谷入口から杣谷峠までは標高差400m近い登りですが、飛び石で流れを渡ったり、ちょっとした岩場を越えたり、小さな滝が出てきたりと変化に富み、飽きることがありません。後半は階段が続きくたびれますが、杣谷峠で長峰山からの道と合流、奥摩耶ドライブウェイ、アゴニー坂を経由して摩耶山に向かいます。
摩耶山掬星台からは、まやビューラインのほか、山寺尾根、天狗道、桜谷など多くのコースも選べますが、ここでは最も短い上野道を下ります。
掬星台北側を西へ進むとすぐ四つ辻、灯籠脇から南へ石段を下るのが上野道・青谷道です(東は天狗道、北は桜谷となります)。
摩耶山史跡公園から長い石段を下ります。最初の踊り場を右へ入ると「旧摩耶の大杉さん」があります。昭和51年に天上寺が火災で全焼したあと、大火の影響か、次第に樹勢が衰えて枯死してしまった杉の大木です。
山門を過ぎた先で直進する青谷道と分かれ、上野道は南東へ分岐します。森の中を下り、右手に展望が開けたベンチのある広場を過ぎるとまた左右に道が分かれますが、直進するとビューライン虹の駅、右に折れると駅を通らず下る道で下部で合流します。
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六甲・摩耶 須磨アルプス 2025