水生地下から八丁池へ

コース難易度
中級
  • 日帰り
  • 4時間25分
  • 10.2km

コースガイド

八丁池に行くコースは複数ありますが、水生地下バス停を出発する最もポピュラーで、森林浴・紅葉狩りに最適なコース
テクニック度
岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
日帰り
歩行時間
4時間25分
歩行距離
10.2km
最大高低差
600m
水場
なし
トイレ
見晴台入口
 水生地下バス停の横が国道414号天城新道と旧道の分岐になっており、国道を挟んだ反対側に水生地下駐車場があります。旧天城トンネルへ通じる旧道へ入り水生地を経て下り御幸歩道経由で八丁池を目指します。水生地までは国道414号の旧道、踊子歩道を歩きます。車道なので車の往来には注意しましょう。
 水生地より左へ折れて林道へ入ります。この林道は一般車両通行禁止です。車止めがありますが、歩行者はくぐり抜けられます。
 水生地歩道入口を過ぎるとまもなく下り御幸歩道起終点です。林道と離れ下り御幸歩道へ入ります。過去の台風で荒れた杉林を過ぎると林道を横切ります。東屋があり、休憩をとることもできます。ここから数分登ると十字路(下り八丁池歩道分岐)があります。左側は下り八丁池歩道、右側は本谷歩道ですが直進の下り御幸歩道を進みます。ブナの大木が目につくようになります。ブナ、ヒメシャラの混生している明るい林を通過します。しばらく進みアセビの林を過ぎるとまもなく上り御幸歩道にぶつかります。左へ曲がると八丁池はすぐそこです。
 帰りは上り御幸歩道、水生地歩道を経由し水生地下駐車場へ向かいます。八丁池を出発して15分ほど歩くとトイレがあります。ここには脇道がありほんの1~2分で見晴台へ行くことができます。見通しがきくときは北の方角には八丁池越しの富士山、南アルプス、南方向には御蔵島、新島など伊豆諸島の一部が望めます。
 ここから八丁池口バス停に通じる林道を40mほど進み、上り御幸歩道入口からコマドリ歩道入口方面へと下り、やがて大見分岐点に到着です。右折し本谷歩道、水生地歩道方面へ下ります。この付近は紅葉時期の見所ポイントのひとつです。普段は水のない沢がありますが、ここが直進の本谷歩道と左折水生地歩道の分岐です。沢を渡らず水生地歩道方面へ左折します。ほどなく沢を渡り檜林を進むと下の沢から水の流れる音がし始めます。本谷川の水源のひとつで狩野川の源流地域です。水量が多く音も大きくなるとまもなく水生地歩道入口です。
 再び林道へ出て往路と同じ道を引き返します。水生地には昭和の中頃まで天然氷を製造した水槽と氷を貯蔵した氷室(復元)があります。時間に余裕があれば立ち寄りをお勧めします。ここから水生地下バス停まで徒歩約20分です。
見晴台より八丁池を望む。背後には富士山も見えている
ブナとヒメシャラの混生する明るい林。
下り御幸歩道で目立つブナの大木
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