竃門神社から宝満山(正面登山道)

コース難易度
初級
  • 日帰り
  • 2時間0分
注意情報
このコースで2017年、人間3人ほども大きさのある岩が自然崩壊して200m落下した。幸いに人災はなかったが、自然のリスクを視野に入れて登りたい。

コースガイド

太宰府の背後にそびえる宝満山は、長い歴史の様々な場面で登場する。優美な姿は歌に詠まれ、花崗岩の岩山は山岳信仰の拠点となった。現在も絶えることなく多くの老若男女を迎える宝満山は、親しみと尊厳を持ち合わせた山で、2013年10月に国の史跡に指定された。
テクニック度
山行日数
日帰り
歩行時間
2時間0分
歩行距離
最大高低差
水場
トイレ
 西鉄太宰府駅から登山口の竃門神社まで、コミュニティバス「まほろば号」で約10分、終点の内山で下車します。徒歩で行く場合は、太宰府天満宮境内を通り、本殿裏から30分ほどで到着します。
 竃門神社境内を抜けると、汐井川沿いに式部稲荷があり、ここが1合目となります。鳥居をくぐり、宝満山登山道の急な登りを抜けると車道に出ます。300mほど進むと車道と別れ、池の西側を通り、やがて山道に入ります。車道を横切り、堀切状の道を進むと左手に高圧線鉄塔が現れ、車道(内山林道)の終点の広場に到着します。自然石の石段を登り、一の鳥居(2合目)に到達します。
 しばらくゆるやかな尾根道を進みますが、急なジグザグ道(羊腸の径と呼ばれています)を越えると、3合目の休堂跡に到着し、ここには水場があります。ここからは急な石段が連続するため、ゆっくりと登ることが大切です。両側に覆う杉の大木に目を向けて呼吸を整え、高まる心拍数を抑えるのが登りのコツです。
 5合目には殺生禁断の石碑が建っており、6合目は吉田屋敷跡です。その後に続く「百段ガンギ」は規則的な石段で、まさに胸突き八丁です。この石段を登り切ると広場があり、湧水(阿伽の井)があります。
 少し傾斜がゆるくなった石段を登ると、芭蕉句碑があり、主稜上の中宮跡に出ます。点在する礎石は往時の伽藍をしのばせるもので、竃門山の大きな石碑があり、目を凝らすと宝満山頂が望めます。
 すぐに8合目で女道と分かれます。女道は山腹を巻いてキャンプ場に続きます。正面登山道はまっすぐに登り、巨大な岩の下を通ります。
 ここから山頂にかけて、傾斜はあまりきつくありませんが、岩の露頭を巧みに利用し、巨岩の間を縫って進む道は、宝満山が修験の道場であった雰囲気を感じさせます。袖すり岩、馬蹄石を通ると、まもなく山頂に到着します。山頂には上宮の祠が建ち、360度の眺望が開けます。福岡市街から博多湾が見渡せ、古処山、英彦山、そして九重や阿蘇の連山も望むことができます。間近に脊振山や九千部山の大きな山容が印象的です。
宝満山山頂 竃門神社上社の社殿がある
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