土樽から蓬峠~土合
コース難易度
中級
- 1泊2日
- 8時間45分
- 16.5km
コースガイド
蓬峠は、日本海側と太平洋側を繋げる峠です。谷川山系では珍しく、駅から駅まで歩く登山が可能です

テクニック度 |
難易度の目安 難易度の目安
テクニック度
|
山行日数 |
1泊2日 |
歩行時間 |
8時間45分 |
歩行距離 |
16.5km |
最大高低差 |
919m |
水場 |
蓬ヒュッテより10分 |
トイレ |
蓬ヒュッテ |
土樽から歩いても、土合から歩いても、体力的にはあまり変わりはないですが、蓬峠ヒュッテに宿泊する場合は、行きに水場がある土樽から登るとよいでしょう。コース上にはピークはありませんが、山歩きの楽しみは十分味わえます。余裕があれば展望のよい武能岳を往復してもいいでしょう。日本海と太平洋をへだてる峠を越える、いかにも上信越国境の山らしい、山歩きが楽しめます。健脚ならば日帰りも可能です。
1日目。無人駅のJR上越線土樽駅を出て右に向かい、しばらくは車道を蓬沢方面に歩いていきます。いくつか分岐がありますが、道標に従って、正面に蓬峠方面を見ながら歩いていくことになります。やがて、車が5台程度停めることができる林道の終点を通り、蓬新道の山道に入ります。沢沿いの山道で、何度も沢を渡るので、増水時には特に注意が必要です。東俣沢出合は岩を跳ぶように渡渉します。右岸を離れ、ジグザグに急斜面を切りながら、ただ蓬峠まで登っていきます。
中の休場で休憩したら、なだらかな登りとジグザグの急登を繰り返しながら登ります。周囲の木々が低くなって、背が高いチシマザサの笹原になってくると水場です。蓬峠はもう少し。蓬峠の蓬ヒュッテは2015年に改築され、2017年にはバイオトイレができました。食事も提供され、寝具もある営業小屋で、宿泊には予約が必要です。
2日目。蓬峠ヒュッテから南に尾根をたどると、すぐに武能岳へ通じる尾根から離れる分岐に出ます。分岐は左に行くと、赤城山を正面に、左には朝日岳を見ながら展望のよい山道をどんどん下ります。尾根上には、緊急時のみ使用できる小さな白樺避難小屋があります。小屋を過ぎると、背があまり高くないブナの森になり、急坂をどんどん下っていきます。やがて勾配は緩まり、増水時の渡渉に注意が必要な武能沢を渡って、岩場のトラバースを通り抜けます。芝倉沢を渡る際は大岩がごろごろした河原なのでルートに注意して歩きましょう。湯檜曽川を下に見ながら右岸をゆっくりと下り、ブナやトチノキの巨木の森を歩きます。JR見張小屋の脇を通り、さらにブナの巨木の林を抜けて、鉄の階段を下ると林道に出るので、しばらく歩くと土合橋です。最後に車道を下ると、下りホームが「日本一のモグラ駅」として知られるJR上越線土合駅に到着します。
1日目。無人駅のJR上越線土樽駅を出て右に向かい、しばらくは車道を蓬沢方面に歩いていきます。いくつか分岐がありますが、道標に従って、正面に蓬峠方面を見ながら歩いていくことになります。やがて、車が5台程度停めることができる林道の終点を通り、蓬新道の山道に入ります。沢沿いの山道で、何度も沢を渡るので、増水時には特に注意が必要です。東俣沢出合は岩を跳ぶように渡渉します。右岸を離れ、ジグザグに急斜面を切りながら、ただ蓬峠まで登っていきます。
中の休場で休憩したら、なだらかな登りとジグザグの急登を繰り返しながら登ります。周囲の木々が低くなって、背が高いチシマザサの笹原になってくると水場です。蓬峠はもう少し。蓬峠の蓬ヒュッテは2015年に改築され、2017年にはバイオトイレができました。食事も提供され、寝具もある営業小屋で、宿泊には予約が必要です。
2日目。蓬峠ヒュッテから南に尾根をたどると、すぐに武能岳へ通じる尾根から離れる分岐に出ます。分岐は左に行くと、赤城山を正面に、左には朝日岳を見ながら展望のよい山道をどんどん下ります。尾根上には、緊急時のみ使用できる小さな白樺避難小屋があります。小屋を過ぎると、背があまり高くないブナの森になり、急坂をどんどん下っていきます。やがて勾配は緩まり、増水時の渡渉に注意が必要な武能沢を渡って、岩場のトラバースを通り抜けます。芝倉沢を渡る際は大岩がごろごろした河原なのでルートに注意して歩きましょう。湯檜曽川を下に見ながら右岸をゆっくりと下り、ブナやトチノキの巨木の森を歩きます。JR見張小屋の脇を通り、さらにブナの巨木の林を抜けて、鉄の階段を下ると林道に出るので、しばらく歩くと土合橋です。最後に車道を下ると、下りホームが「日本一のモグラ駅」として知られるJR上越線土合駅に到着します。
登山地図ナビアプリ
山と高原地図ホーダイ

登山のための専用地図
60年以上の実績を誇る「山と高原地図」がスマホで使える!各山の専門家の現地調査に基づいた信頼できる登山情報アプリ。
登山道、コースタイム情報、コースの見どころ、山小屋や水場など登山者に必須の情報がすべて掲載!
登山道、コースタイム情報、コースの見どころ、山小屋や水場など登山者に必須の情報がすべて掲載!
掲載書籍
-
谷川岳 苗場山・武尊山 2025