芦廼瀬川本流遡行
コース難易度
上級
- 1泊2日
- 8時間0分
- 8.2km
コースガイド
大峰の数ある渓谷の中にあって、本流遡行の醍醐味が満喫できる名渓として知られ、シーズンには多くの遡行者が訪れている。
テクニック度 |
難易度の目安 難易度の目安
テクニック度
|
山行日数 |
1泊2日 |
歩行時間 |
8時間0分 |
歩行距離 |
8.2km |
最大高低差 |
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水場 |
なし |
トイレ |
なし |
七泰ダムから河原に下り遡行を開始します。すぐ先には七泰の滝が飛沫を上げます。右岸を巻けばまもなく保色、槙の両滝が懸かっています。左岸の踏み跡を伝い、フジネと呼ばれる美しい岩盤帯を行くと、やがて百間嵓に着きます。直立100m、長さは200mは優にある屏風のような嵓です。足を取られそうな流れや滝場と難行が続きます。ヒイラギ谷を見送り、ヒイラギ渕は腰まで浸かり、下竜宮谷が出合うと焼嵓の箱状の門に達します。ここからは泳ぎに及んでザックを浮き輪にして進みます。渕の出口には斜瀑7mが待ちかまえます。釜を泳いで滝身を直登し、上流に続く大釜は再度の泳ぎで突破します。そしてこの谷の核心部たる8m滝の前面に立ちます。ここは泳いで滝身に取り付き、ピトンの打たれた右手を直登します。滝上は広いナメが数個続く十皿の領域でへつりと渡渉を強いられます。トビワタリ谷を過ぎると後はさしたる困難もなく、細谷を見送り小滝とナメを越えて行きます。やがて笠捨谷が流入し、本流には狼返しの滝を懸けています。堰堤を越し、ナメと小滝を過ぎて長渕の左岸を巻き、中クルミ谷の出会いを過ぎると間もなく白谷林道支線が横切ります。ここで遡行を打ち切り、下山は上小川へと4時間余りの林道歩きで引き返します。
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大峰山脈 2025