宝登山登山コースガイド ロープウェイ麓駅から巡る秩父の絶景ルート
秩父山地の北に位置する「宝登山(ほどさん)」は、標高497メートルの低山ながら、関東の名峰を望む絶景と四季折々の景観が楽しめる人気の山です。登山道はよく整備され、山頂まではロープウェイでもアクセス可能。気軽に絶景を味わえることから、登山初心者から家族連れまで幅広い層に親しまれています。
今回紹介するのは、ロープウェイの宝登山麓駅を出発し、山頂と熊高の森を経由して下山する周回コース。実際の歩行記録をもとに、宝登山登山の魅力と見どころを詳しく紹介します。登山当日の行動スケジュールや装備のポイント、下山後に立ち寄れる観光スポットもあわせてまとめました。
目次
宝登山登山の見どころ 秩父の自然と信仰が息づく穏やかな低山

宝登山(ほどさん、497m)は、秩父の自然と信仰の文化が調和した、穏やかな表情を見せる低山です。歩くたびに移ろう風景や、古くから人々に親しまれてきた神社の存在など、登山を通してその魅力をじっくり感じることができます。
山頂の展望スペースからは、日日本二百名山の武甲山をはじめ、秩父連山や秩父盆地が一望できます。登山道の途中にも見晴らしの良いポイントが点在し、四方から秩父の山並みを望めるのが宝登山の魅力です。
植生が豊かな山としても知られ、四季を通して自然の彩りを楽しめます。特に冬から早春にかけては、山頂付近のロウバイ園と梅園が見頃を迎えます。黄色と淡い桃色の花が秩父連山を背景に咲き誇り、澄んだ空気の中を歩く時間は、この山ならではの楽しみです。

また、麓には「寳登山(ほどさん)神社」が鎮座し、山頂には奥宮が祀られています。日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が三神を祀ったことに始まると伝えられ、今も登山前後に参拝して山の安全を願う人が多く訪れます。自然の中に神が宿るという信仰が息づく、心静かな山です。
宝登山登山口へのアクセス ロープウェイ麓駅までの行き方と駐車場情報

ロープウェイの「宝登山麓駅」周辺は交通の便が良く、車でも電車でもアクセスできます。長瀞観光と組み合わせて訪れる人も多く、登山口としての利便性が高いエリアです。
車でアクセスする場合
関越自動車道の「花園IC」または「皆野・長瀞IC」から国道140号を経由し、県道348号を北上すると、宝登山ロープウェイの麓にある「宝登山麓駐車場」に到着します。
駐車台数は約150台で、料金は平日500円・土休日700円。舗装された広い駐車場で、トイレも併設されています。観光シーズンは混雑するため、時間に余裕を持って到着するのがおすすめです。
電車でアクセスする場合
最寄り駅は秩父鉄道の「長瀞駅」です。駅からは、白い「大鳥居」を正面に見ながら「宝登山参道」を進みます。途中、寳登山神社の本殿を左手に見て進むと、徒歩約20分でロープウェイの「宝登山麓駅」に到着します。
道中は分岐が少なく、案内板も多いため迷う心配はありません。参道にはおみやげ店や茶屋もあり、ゆっくりと歩きながら山へ向かう時間も楽しめます。
宝登山登山コース ロープウェイ麓駅から山頂を巡る穏やかな周回ルート

宝登山には複数の登山口がありますが、一般的なのはロープウェイの「宝登山麓駅」と、寳登山神社の本殿から入るルートです。ここでは、宝登山麓駅から登り始め、山頂とロープウェイ頂駅を経て熊高の森を通り、再び麓駅へ戻る周回コースを紹介します。
登山道はよく整備されており、初めての方でも安心して歩けます。途中には展望スポットや花の名所が点在し、登るごとに変わる景色を楽しめます。下山路は一部で落ち葉やぬかるみが多いため、滑りにくい登山靴を選ぶと安心です。
また、分岐が多い箇所では位置情報をこまめに確認しながら進みましょう。静かな森の中をゆっくり歩きながら、秩父の自然を味わえます。
タイムスケジュール
コースデータ
・難易度:やさしい
・歩行距離:約5km
・所要時間:2時間30分(休憩30分を含む)
・最大高低差:286m
・トイレ:宝登山麓駅登山口、宝登山頂駅、寳登山神社入口
・登山客の数:やや多い(ロウバイが見頃の時期は特に混雑)
登山記録メモ(10月上旬)
・天候:晴れ
・気温:最高25℃/最低15℃
・体感:風が穏やかで、快適な気温の中を歩けた。日差しがやわらかく、休憩も気持ちよく取れた。
ロープウェイ宝登山麓駅から登山スタート 整備された登山道で山頂へ

宝登山麓駅へ向かう道路を歩くと、茶色い屋根のトイレがあります。山頂までトイレは設置されていないため、登山前に利用しておくと安心です。
トイレに向かって右側がロープウェイの道、左側が登山道。ここから山頂までは約2.7km、所要時間はおよそ1時間の道のりです。

はじめは木漏れ日が心地よい砂利道を進みます。登りの登山道はよく整備され、幅が広く勾配も緩やかで歩きやすい道です。
途中では関係車両と思われる自動車が通ることもあります。周囲は木々に囲まれていますが、見通しがよく人通りもあるため、初めての宝登山登山でも安心して歩けます。

やがて「関東ふれあいの道」と刻まれた石碑と、山頂への道標が現れます。関東ふれあいの道(首都圏自然歩道)は関東を一周する約1,800kmの長距離自然歩道で、自然や文化に触れながら歩けるコース。宝登山の登山道もその一部に選ばれています。

登山道の所々にベンチがあり、こまめに休憩がとれます。緩やかな坂道が続き、ハイキング感覚で気軽に歩けるのが魅力です。

途中の分岐では、宝登山山頂と「熊高の森」への案内があります。左の道を進むと長瀞の街を見渡せる熊高の森ですが、今回は右へ進み、山頂を目指します。

しばらく進むと、大人数でも休める東屋が見えてきます。ここで水分補給の休憩をとり、体力を整えましょう。

整備された林道には、ショートカットできる分岐もあります。より自然の中を歩きたい人は、途中で登山道へ切り替えるのもおすすめです。

見晴らしの良い場所に出ると、木々の間から秩父の山並みがのぞき、思わず足を止めてしまいます。歩き疲れを忘れるほど、美しい眺めです。

やがて「宝登山頂駅」と書かれた道標が現れます。ここが山頂方面への分岐点で、いよいよ最後の登りに差し掛かります。

道標の反対側には「宝登山小動物公園」があり、園の左脇に山頂へ続く登山道があります。

この道を進むと、山頂まではもう少しです。園内ではヤギやラマの餌やり体験、モルモットの橋渡りなどが楽しめ、大人から子どもまで人気のスポット。登山途中に立ち寄る人の姿も見られます。

突き当たりのフェンスを左へ。少しわかりにくい場所なので、周囲を確認しながら進みましょう。

この先は自然のままの登山道。人通りは少なめですが、風で揺れる葉の音や鳥の声に包まれ、静かな森歩きを楽しめます。前方から光が差し込み、山頂までもうすぐ。息を整えながら、最後のひと登りです。
宝登山山頂 絶景と信仰が息づく穏やかな頂

登山開始から約1時間。標高497mの宝登山山頂に到着しました。麓から約280m登り、穏やかな達成感が広がります。山頂は木々に囲まれ、木漏れ日の中で静かに休める場所です。

山頂から少し下ると展望スペースがあります。眼下に秩父盆地、正面には日本二百名山の武甲山。天候がよければ日本百名山の両神山も望めます。穏やかな稜線と街並みが一体となり、静かに心を癒してくれる絶景です。

山頂近くには寳登山神社の奥宮があります。売店やベンチがあり、登山客が思い思いに休憩しています。日本武尊が火難に遭った際、山の神の使いである大口真神(山犬)が助けたという伝承があり、奥宮の狛犬はこの山犬をかたどったものです。

奥宮を後にして、ロープウェイ宝登山頂駅方面へ下ります。途中には2025年7月にオープンした「SUSABINO(スサビノ)テラス」があります。すさび(遊び)と野(自然)を組み合わせた名前の通り、秩父の自然を感じながらゆったり過ごせるテラスです。
大きなモニュメントはフォトスポットとして人気。秩父連山を背景に記念撮影を楽しめます。

モニュメントの裏側には景色を楽しみながらくつろげるソファ、ベンチ、カウンター席が設置されています。

テラスの最前に立てば視界を遮るものがなく、秩父の山並みを一望できる開放的な景色が広がります。

スサビノテラスから駅へ向かう途中には広いロウバイ園があります。1月中旬から2月下旬にかけて約三千本のロウバイが黄色く染まり、秩父盆地を背景に咲く姿は宝登山を代表する風景のひとつです。

ロウバイ園では白い彼岸花など、季節ごとに珍しい草花が見られることもあります。豊かな植生を感じながら歩く時間は、宝登山の魅力をあらためて感じさせてくれます。
ロープウェイ宝登山頂駅から熊高の森へ レストハウスを抜けて静かな下山路へ

宝登山頂駅前は観光客でにぎわうエリアです。ロープウェイを利用すれば、わずか5分で麓まで下りられます。登山後の疲れ具合や天候に合わせて、ロープウェイでの下山を選ぶ登山客も多く見られます。
駅前からは、ロウバイ園の下に広がる「梅百花園」も望めます。約170品種・470本の梅が植えられ、2月中旬ごろに見頃を迎えると、鮮やかな花が斜面いっぱいに咲き誇ります。

改札口の正面にはレストハウスがあり、名物の「みそポテト」やオリジナルドリンクなどの軽食を販売しています。購入したものをSUSABINOテラスや駅前広場で味わいながら、眺望を楽しむのもおすすめです。
※営業時間は10:00〜15:30、水曜定休(季節により変更の可能性あり)

レストハウス横の分岐を右へ進むと下山道です。案内板の指示に従い、右下へと続く階段を下ります。次の目的地は熊高(くまこう)の森です。

下山直後は整備された階段や歩きやすい道が続きますが、しばらく進むと自然の登山道へと変わります。

少し進んだ先の分岐の案内板に「関東ふれあいの道(首都圏自然歩道)」と書かれていますが、今回は右に続く細い山道を下ります。

この先は登りとは違い、やや険しい山道です。道幅は大人一人が通れるほどで、草木が生い茂り見通しが悪い場所もあります。前日が雨だったこともあり、足元が滑りやすい状態でした。慎重に一歩ずつ進みましょう。

分岐点では小休止をとり、地図やGPSで現在地を確認します。熊高の森は右の道の先、左は関東ふれあいの道を経由して下山できるルートです。

右折し、平坦な登山道をまっすぐ進みます。途中、ロープウェイのワイヤーが頭上を横切るポイントもあり、視界の上にはときおりゴンドラが通過していきます。木々に包まれた静かな道を、熊高の森を目指して歩いていきます。
熊高の森に到着 長瀞の街並みと植林の森を望む

熊高の森に到着しました。眼下には緑豊かな森と長瀞の街並みが広がり、静かな展望スポットになっています。周辺の木々は、荒川流域の水源涵養と環境保全を目的に、埼玉県立熊谷高等学校(熊高)の在校生と卒業生によって植林されたものです。

傾斜はきつくありませんが、落ち葉やぬかるみで足を取られやすい箇所があります。歩幅を小さくして安定感を保ちながら歩きましょう。熊高の森からのルートは分岐が多く、やや迷いやすいので地図をこまめに確認すると安心です。

やがて視界が開け、前方に建物が見えてきます。少し進むと小さな木橋があり、橋を渡ると草木が茂る登山道が続き、麓へと向かいます。

登山道を抜けると不動寺に到着です。不動寺は長瀞町に七カ所ある「七草寺(ななくさでら)」のひとつで、ピンク色の撫子が咲くことから「撫子の寺」とも呼ばれます。
不動寺の裏山には「通り抜けの桜」と呼ばれる桜園があります。4月には約500本・31種類の八重桜が咲き誇り、春の登山シーズンには立ち寄りスポットとして人気です。

不動寺を出て駐車場の脇を歩き、スタート地点の宝登山麓駅前に戻れば登山終了です。穏やかな達成感とともに、秩父の自然の豊かさを改めて感じられます。
下山後に立ち寄りたい寳登山神社本殿 宝登山登山の締めくくりに参拝を

時間と体力に余裕があれば、宝登山麓駅から徒歩3分ほどの「寳登山神社本殿」へも立ち寄ってみましょう。白い大鳥居をくぐると、自然に囲まれた静かな境内が広がります。
境内の奥には豪華な装飾を施した拝殿があり、参拝客の姿が絶えません。無事に下山できたことへの感謝を込めて手を合わせれば、登山の余韻がより深まります。

宝登山では、山頂の奥宮と麓の寳登山神社本殿のそれぞれで御朱印を授与しています。山頂の奥宮では、2匹の山犬が描かれた御朱印が用意されており、登頂の記念として人気があります。
また、本殿の社務所(授与時間9:00〜17:00)では、季節限定の特別御朱印紙が頒布されることもあります。参拝の際は、どちらの御朱印も確認してみるのがおすすめです。
宝登山登山におすすめの服装・持ち物まとめ あると便利な携帯品を紹介
宝登山は比較的歩きやすい登山道ですが、標高差や天候の変化に備えて、装備はしっかり整えておきたい山です。安全で快適に歩くためには、気温や季節に合った服装と、最低限の持ち物を準備しておくことが大切です。
ここでは、宝登山登山におすすめの服装と、持っておくと安心な携帯品を紹介します。
季節を問わず快適に歩くための服装例

・ベースレイヤー(インナー)
・速乾TシャツまたはロンT
・薄手のスリーブ(アームカバーなど)
・登山パンツ
・登山用靴下
宝登山は低山で標高497mと控えめですが、春や秋は朝晩で気温差が出ることもあります。基本は速乾性のあるTシャツやロンTをベースに、薄手のスリーブやウインドシェルなどで体温調節をしましょう。
登山道には滑りやすい箇所もあるため、靴下は安定感とクッション性のある中厚手のものが安心です。
宝登山登山に持っていきたい必携アイテム

整備された登山道とはいえ、急な天候変化や体調不良に備えて、基本装備は必ず携行しましょう。
必携アイテム
・飲み物(500ml~1L以上。夏場は多めに)
・軽食・行動食(チョコやナッツなど手軽に食べられるもの。夏は塩分補給タブレットやソフトキャンディーを加えると熱中症対策にもなる)
・タオル、手ぬぐい
・日焼け止め、帽子(つば付きが便利)
・レインウェア(急な雨に備えて必ず携行)
・スマートフォン+モバイルバッテリー
・地図アプリまたは紙地図(オフラインでも確認できるもの)
あると便利な装備品
・トレッキングポール
・登山用グローブ
・サングラス
・虫除けスプレー
・クマ鈴、ホイッスル
・携帯トイレ、ティッシュ、ゴミ袋
・エマージェンシーシート
・救急セット(絆創膏、常備薬など)
宝登山下山後に立ち寄りたい温泉・グルメ・観光スポット
宝登山や寳登山神社をはじめ、四季折々の自然と文化を楽しめる長瀞エリア。下山後は少し足を延ばして、温泉や地元グルメ、景勝地をめぐってみましょう。登山の余韻を感じながら、長瀞ならではの魅力を味わえます。
梵の湯

下山後に日帰り温泉を楽しむなら、宝登山麓駅から車で約15分の「梵の湯」がおすすめです。日本国内でも屈指の重曹泉として知られ、肌にやさしい湯ざわりが特徴。体の芯から温まり、美肌効果も期待できます。
開放的な休憩室や食堂、リンパマッサージなど館内施設も充実。登山の疲れを癒やしながら、ゆっくりとした時間を過ごせます。
アクセス:秩父鉄道「皆野町駅」から徒歩30分またはタクシーで5分
営業時間:9:00~22:00(最終受付~21:00、浴室利用~21:45)
料金:平日フリータイム990円、19時以降800円/休日フリータイム1,090円、19時以降1,050円(大人)
休業日:無休
公式サイトはこちら
ガーデンハウス有隣

寳登山神社の参道沿いにある「ガーデンハウス有隣」は、登山口から最も近い食事処です。
名物の「わらじカツ丼」や「炙り豚みそ重」をはじめ、地元食材を使ったそばやうどんなど、秩父らしい味を気軽に楽しめます。
モダンレトロな店内は落ち着いた雰囲気で、下山後の休憩にもぴったり。登山と観光の合間に立ち寄りたい一軒です。
アクセス:秩父鉄道「長瀞駅」から徒歩10分
営業時間:11:00~15:00
休業日:月、木曜(臨時営業あり、詳細は公式HPにて要確認)
長瀞岩畳

宝登山と合わせて訪れたい長瀞の定番観光スポットが「長瀞岩畳」です。地下深くで形成された結晶片岩(けっしょうへんがん)が隆起し、荒川の浸食で削られてできた自然の造形美。畳を敷き詰めたような岩肌が約500mにわたり続く壮大な景観は、国指定名勝・天然記念物にも登録されています。
長瀞駅からも近く、宝登山登山のあとに立ち寄るには最適。周辺ではライン下りやカフェ巡りなど、観光の楽しみも広がります。
宝登山登山のよくある質問(Q&A)

登山を計画する際によくある疑問をまとめました。宝登山のコースや季節ごとの魅力、参拝マナーなど、知っておくと安心な情報をQ&A形式で紹介します。
Q. 宝登山は登山初心者でも登れますか?
A. はい。宝登山は登山道や山頂スペースがよく整備されており、初心者でも安心して登れます。登山道は林道と山道が組み合わさった構成で、分岐がいくつかありますが、道標が整っているため迷う心配はほとんどありません。体力や時間に合わせてコースを選べるのも魅力です。
Q. 宝登山の展望スポットはどこにありますか?
A. 主な展望スポットは山頂、SUSABINOテラス、ロープウェイの宝登山頂駅です。いずれの場所からも秩父山地をはじめ、武甲山や両神山など名峰の景色が楽しめます。また、登山道の途中にある「熊高の森」も人気の展望ポイントです。
Q. 宝登山登山の所要時間はどのくらいですか?
A. 宝登山麓駅から山頂を経由し、熊高の森を通って下山する周回コースで約2時間30分が目安です(休憩を含む)。登りはおよそ1時間、下山に1時間前後。道がよく整備されているため、ゆっくり歩いても無理のない行程です。
Q. どの季節に登るのがおすすめですか?
A. 四季折々に魅力がありますが、特におすすめなのは1月〜3月。山頂付近のロウバイ園と梅園が見頃を迎え、黄色とピンクの花が山を彩ります。冬は空気が澄んでいて遠くの山々まで見渡せるため、写真撮影にも最適です。
Q. 寳登山神社の参拝マナーはありますか?
A. 特別な決まりはありませんが、一般的な参拝作法である「二拝二拍手一拝」でお参りするとよいでしょう。麓の本殿と山頂の奥宮をあわせて参拝する人が多く、どちらも静かで厳かな雰囲気が感じられます。
宝登山登山で出会う絶景と穏やかな時間

自然と文化、信仰が息づく宝登山は、低山ながら多彩な魅力を持つ山です。整備された穏やかな登山道は歩きやすく、四季の景色を眺めながらゆったりと山歩きを楽しめます。
林道や山道の分岐を組み合わせて、体力に合わせたコースを選べるのも魅力。比較的やさしいコースですが、ところどころに滑りやすい箇所もあるため、登山情報を確認して安全装備を整えて出かけましょう。
登るたびに新しい景色や発見がある宝登山。次の登山を計画するときは、「山と高原地図ホーダイ」でルートをチェックしてみてください。宝登山をはじめ全国の登山地図をスマートフォンで確認でき、登山の準備がより安心で楽しい時間になるはずです。
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