冬の山歩きを暖かく。登山用ネックウォーマーの選び方とおすすめブランド5選

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冬から春先にかけての登山では、冷たい風から身を守る防寒対策が欠かせません。なかでも首元を温めるネックウォーマーは、体温維持だけでなく、おしゃれのアクセントとしても楽しめる重要なアイテムです。

今回は、初心者の方が自分にぴったりの1枚を見つけるための選び方や、おすすめのブランドをご紹介します。

2026年2月9日 更新

ネックウォーマー選びで失敗しないための5つの視点

登山を始めたばかりの方が、安全で快適に使い続けられるアイテムを選ぶための大切なポイントをまとめました。

最近では「ネックゲイター」という呼び名も一般的になり、これらは防寒具としてだけでなく、強い日差しから肌を守ったり、顔まで覆って飛沫対策や乾燥防止に役立てたりと、季節を問わず登山者の必需品となっています。

ここでは、特に冬から春先にかけての山歩きに役立つ選び方のポイントを紹介します。

汗を逃がしてくれる素材か

ウールや化学繊維など、汗をかいてもすぐ乾くものを選びましょう。汗冷えを防ぐことが、登山の安全に直結します。

スムーズに着脱できるか

登山口では寒くても、歩き出すとすぐに体温が上がります。サッと外してザックにしまえる伸縮性の高いものや、ボタン付きのタイプが便利です。

心地よい肌触りか

長時間、直接肌に触れるアイテムです。チクチク感のないメリノウールや、柔らかなフリース素材を選びましょう。

使い方をアレンジできるか

ヘアバンドや帽子、フェイスマスクとしても使える「筒状」のモデルは、荷物を最小限にしたい登山で非常に重宝します。

風を遮る機能があるか

風が強い稜線を歩く予定があるなら、前面に防風素材が使われているモデルを選ぶと、体感温度の低下を劇的に抑えられます。

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ネックウォーマーで防寒とおしゃれを両立するコツ

機能性はもちろん、写真に映える「自分らしさ」も大切にしたい方へ、おしゃれに見せるコツをご紹介します。

顔映りを良くするカラーの選び方

ネックウォーマーは顔のすぐ近くにくるアイテムなので、パーソナルカラーを意識して選ぶと顔映りがぐっと良くなります。お手持ちの登山ウェアとの組み合わせをイメージしてみましょう。

ウェアの色 おすすめのネックウォーマー色 印象・効果
ネイビー・黒 マスタード、テラコッタ 暖色を差すことで、顔色を健康的に見せます
カーキ・ベージュ ラベンダー、ミントグリーン 柔らかな色合いで、女性らしく上品な印象に
レッド・オレンジ 同系色の薄いピンク、チャコールグレー 全体に統一感を出しつつ、大人っぽく引き締めます

こなれて見える「質感」と「たゆませ方」

筒状のタイプを着用する際は、ぴっちりと伸ばしすぎず、あえて首元に少しルーズな「たわみ」を作るのがポイントです。

これにより、こなれた雰囲気が生まれるだけでなく、首元に空気の層ができることで保温効果も高まります。ヘアバンドとして使う際は、髪を軽くまとめてから装着すると、アクティブながらも女性らしいスタイルに仕上がります。

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ネックウォーマーを安全に使用するための注意点

おしゃれを楽しむ一方で、以下の点には注意して安全に歩きましょう。

視界の確保

顔を覆いすぎて、足元の岩場や木の根が見えにくくならないよう調整してください。

こまめな体温調節

暑さを感じたら、立ち止まって早めに外しましょう。「少し涼しい」くらいを保つのが、バテずに歩き続けるコツです。

予備の持参

自分の息や汗で濡れてしまうことがあるため、予備を1枚ザックに入れておくと安心です。

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ネックウォーマーの賢い活用術とメンテナンス

お気に入りの1枚を、山の上でより快適に、そして長く愛用するためのちょっとしたコツをご紹介します。

状況に応じて形を変えるマルチな使い方

筒状のネックウォーマーは、首に巻くだけではありません。例えば、急な日差しが気になるときはヘアバンドのように頭に巻いて日よけにしたり、山頂での休憩中に耳が冷えるときは耳まで覆うキャップ代わりにしたり。その場の状況に合わせて形を変えられるのが、登山専用アイテムの強みです。

結露や濡れを最小限に抑える工夫

寒い中で鼻まで覆うと、自分の吐息で内側が結露し、冷たく感じることがあります。そんな時は、メッシュ構造のモデルを選んだり、こまめに上下を入れ替えて乾いた面が肌に当たるように調整しましょう。こうした小さな工夫が、長時間の歩行をぐっと快適にしてくれます。

大切な1枚を長持ちさせるメンテナンス

山から帰ったら、早めにお手入れをしてあげましょう。特にメリノウール素材は、洗濯ネットに入れて中性洗剤で優しく洗うことで、独特の柔らかさと保温性を保つことができます。次に山へ行くとき、清潔でふんわりとしたネックウォーマーを手に取る瞬間は、また新しい山歩きの楽しみを感じさせてくれるはずです。

ネックウォーマーのおすすめブランド5選

機能性とデザイン性に定評のある、初心者の方にもおすすめのブランドを厳選しました。

BUFF(バフ)

ネックウォーマーの代名詞。圧倒的な柄のバリエーションで、個性を出したい方に最適です。


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THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)

高い保温性とスタイリッシュなデザインが魅力。タウンユースでも馴染みます。


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mont-bell(モンベル)

日本ブランドならではのフィット感。高品質な素材も手頃な価格で揃います。


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Icebreaker(アイスブレーカー)

メリノウール100%の贅沢な肌触り。天然の防臭効果があり、泊まりの登山でも快適です。


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Columbia(コロンビア)

独自の熱反射保温機能など、寒い時期に頼れる機能が充実。色使いも鮮やかです。


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よくある質問Q&A:登山用ネックウォーマーに関する疑問を解消

Q1. 普段使っているマフラーでは代用できませんか?

A.登山の安全面からはおすすめできません。

マフラーは歩行中にほどけて足に引っかかる危険があるほか、汗を吸うと乾きにくいため、速乾性があり、体にフィットする登山用のネックウォーマーを選びましょう。

Q2. 夏用の薄いネックウォーマーを冬に使っても大丈夫ですか?

A.夏用はUVカットや通気性に特化しているため、冬の冷たい風を防ぐには保温力が不足しています。

冬から春先にかけては、メリノウールやフリース素材など、適度な厚みと保温性があるものを選んでください。

Q3. 鼻まで覆うとサングラスが曇ってしまいます。対策はありますか?

A. 自分の吐息が上側に抜けてしまうことが原因です。

鼻の部分がメッシュ状になったモデルを選ぶか、鼻は出して口元だけを覆うように調整しましょう。また、首元の「たわみ」を下側に寄せるように整えると、息が下に抜けやすくなり効果的です。

Q4. 日焼け対策としても使えますか?

A. はい、効果的です

冬でも標高が上がると紫外線は強くなります。首の後ろや耳など、帽子で隠れない部分を覆うことで日焼けを防げます。通気性の良い薄手のモデルを選べば、夏場の紫外線対策としても併用可能です。

Q5. サイズ選びで気をつけることはありますか?

A. 緩すぎると隙間から風が入り、きつすぎると息苦しさや圧迫感の原因になります。

ストレッチ性の高いものや、ドローコード(紐)でフィット感を細かく調整できるモデルを選ぶと安心です。

疑問点は解消できましたか? ご自身にあったネックウォーマーを探してみてくださいね。

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お気に入りのネックウォーマーと、冬の景色を探しに

ネックウォーマーを一枚着用しているだけで、体感温度は驚くほど変わってきます。首元を優しく温めることで、全身の体温低下を防ぎ、冬の厳しい寒さの中でも体力を守りながら歩き続けることができるでしょう。

冷たい風が頬をかすめる瞬間も、柔らかな素材に包まれている安心感があれば、自然と足取りも軽くなるはず。お気に入りの1枚を相棒に、この季節にしか出会えない澄み切った景色を探しに行ってみてくださいね。

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