後生掛温泉から玉川温泉へ秋田焼山を縦走

コース難易度
中級
  • 日帰り
  • 4時間50分
  • 8.6km

コースガイド

秋田焼山は今も活動を続ける火山ですが、花の山、ブナの山でもあります。夏のイワカガミ大群落、秋のブナの紅葉は必見です。
テクニック度
岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
日帰り
歩行時間
4時間50分
歩行距離
8.6km
最大高低差
616m
水場
玉川温泉手前の沢水
トイレ
焼山避難小屋
 登山口となる後生掛温泉へは秋田側から路線バスかタクシーで入ります。マイカーなら岩手県側から八幡平アスピーテラインを利用します。
 バス停横の斜面を下り、小さな看板に従って小沢にかかる丸太橋を渡ったら左へ折れ、後生掛温泉に沿うように進みます。やがてブナの森へ入り、木道が敷かれた緩やかな道になります。徐々に傾斜が増し、後生掛温泉と毛せん峠の中間を示す道標を過ぎるとやがて平坦になり国見台です。北東には後生掛温泉の湯けむりが見えます。オオシラビソの平らな道を行き、一旦下って道を登り返して行くと、突然視界が開け毛せん峠に出ます。夏は一面イソツツジの群落です。広場になっていて木製のベンチもあります。ベンチの後方へ少し登ると栂森山頂です。毛せん峠から狭いやや荒れた道を下り、1354mピークを巻くように登り返してまた少し下ると、後生掛温泉と玉川温泉の中間地点を示す道標があります。さらに下るとやがて小さな湿地帯に出て焼山避難小屋に到着です。小屋の脇の急な登りを越えると奇岩の連なる鬼ヶ城で、南側を巻くように行くと荒涼とした景色になり、右に噴気の上がる火口湖湯沼、左には山頂部北斜面の岩壁が立ち上がっています。風向きによって火山性ガスが流れてくることもあり、注意が必要です。6月、この岩壁と登山道の両側が一面のイワカガミの群落となり、荒地に咲くピンクの花が可憐です。ガレた道を登ると名残峠。湯沼が眼下に、西には森吉山と目指す玉川温泉も見えます。湯沼を背に滑りやすい道をひと登りすると玉川温泉分岐。分岐を左に進むとわずかで焼山頂上です。ササに覆われ展望はありません。
 玉川温泉分岐まで戻り左へ進みます。道はヤブ状の急な下りになり、足場も悪く注意が必要です。急坂が終わると視界が開け、目の前に名残峠へ続く灰色の山肌が飛び込んできます。階段状の道が左へ続き、やがてオオシラビソの森へ入って行きます。倒木、洗掘など足場が悪いので慎重に下りましょう。徐々に傾斜が緩み、植生がブナに変わって行きます。秋の紅葉は見事で、まるで黄色い光のシャワーを浴びて歩くような感覚を覚えます。広場のようになっている水場を過ぎると、硫黄のにおいがしてきて玉川温泉が近いことを知らせてくれます。九十九折れの長い階段が終わると登山口で、至る所から噴煙が上がる玉川温泉園地自然研究路に出ます。左右どちらを行ってもよいですが、ここは大地獄と呼ばれる方へ。98℃の熱湯が噴出する大噴のすぐ横を通りながら行くと玉川温泉に到着です。
紅葉の後生掛温泉から見上げた焼山
後生掛温泉と玉川温泉の中間地点を行く(左:焼山、右:湯沼)
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