ひるがの高原から大日ヶ岳へ

コース難易度
中級
  • 日帰り
  • 6時間10分
  • 14.7km

コースガイド

最もポピュラーなひるがの高原コースで、大日如来を祀る修験の山に登ります
テクニック度
岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
日帰り
歩行時間
6時間10分
歩行距離
14.7km
最大高低差
849m
水場
なし
トイレ
なし
 白山山系を源とする四大河川のうち、唯一、太平洋に流れ下る長良川と日本海に注ぐ庄川および九頭竜川の分水嶺をなすのが大日ヶ岳。そのうち、長良川と庄川の分水嶺をたどるのが、ここで紹介するひるがの高原コースです。起点となるひるがの高原には、そのことを示す分水嶺公園やミズバショウの咲く湿原植物園、スキー場などがあり、四季を通じて多くの人が訪れています。バス利用の場合は、国道のひばりヶ丘バス停で下車しますが、車は簡易水道施設のある通称「水道山」登山口まで入ることができます。
 駐車場の先に標識があり、シラカバの混ざる雑木林の中を緩く登ります。送電線の鉄塔を過ぎ、杉林を抜けるとブナやミズナラの林となります。胸突八丁と呼ばれる坂は、段差のある階段状ではありますが、名前ほどの急坂でもありません。これを登れば傾斜は緩くなり、郡上市・高山市の境界尾根に出ます。西に進み、1356m三角点を見て一ぷく平に着きます。立派なブナに囲まれた広場で、休憩するのに最適です。
 断続的に続くブナ林から、やがてダケカンバや低木がまばらに生えるササ原の道となり、小さなアップダウンを経て、標高1630mの展望台に着きます。間近に迫る山頂や白山が一望でき、初夏にはマイヅルソウやゴゼンタチバナ、アカモノなどの花も見られます。ここからは、ひと登りで大日ヶ岳山頂に到着です。
 山頂には、大日如来の石仏や石碑、方位盤などが所狭しと置かれ、白山をはじめ荒島岳や能郷白山、北アルプスなどの大展望が楽しめます。とくに印象的なのは、白山主峰の御前峰と肩を並べるように堂々と稜線を広げる別山の山容でしょう。大日ヶ岳もまた、白山と同様、泰澄大師が開山したと伝承され、美濃馬場を拠点とする修験の霊山だったことを実感します。帰りは、往路を下ります。
 なお、桧峠からのコースは、修験者の修行のための道であったとされ、行場であった鎌ヶ峰一帯の雰囲気や展望などが魅力です。ウイングヒルズスキー場のゴンドラリフトが利用できれば、終点から山頂まで2時間10分ほどです。また、ダイナランドスキー場からの道は、スキー場の駐車場登り口から標識に従ってゲレンデの中を登ります。αライナー(リフト)終点から、さらに尾根沿いの管理用道路を登って登山道に入り、高鷲スノーパークのゴンドラ山頂駅への分岐や前大日を越えて山頂に達します。登り口から2時間30分ほどです。
大日ヶ岳から望む別山(左)と白山(10月中旬)
ブナに囲まれた一ぷく平。
大日ヶ岳山頂。
大日ヶ岳山頂から桧峠コース・鎌ヶ峰を望む
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