乗鞍畳平バスターミナルから平湯温泉へ

コース難易度
中級
  • 日帰り
  • 5時間20分
  • 10.7km

コースガイド

標高2700mの畳平から標高1306mの平湯温泉スキー場まで下る健脚向きのコース
テクニック度
岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
日帰り
歩行時間
5時間20分
歩行距離
10.7km
最大高低差
1,390m
水場
金山尾根(夏場は涸れることもある)
トイレ
畳平
 畳平からの歩き出しは、鶴ヶ池を右に見て、乗鞍スカイラインの路肩を歩くことになります。車道をしばらく進むのでバスなどの車両の通過に注意しましょう。クマの出没を監視するパトロール員を見かけたら、クマの状況も聞いておくとよいでしょう。このルートはすれ違う登山者も少ないので、クマ鈴やラジオなどの音の出るものを携帯することをおすすめします。
 尖った頂上の烏帽子岳が左前方に見え、道路の右側には広大な桔梗ヶ原のハイマツ帯があり、時には雷鳥の飛翔が見られます。やがて、正面には槍穂高連峰が見え始め、乗鞍スカイラインが大きく左カーブするあたりで「平湯・十石山登山口」の道標があります。
 車道を外れ登山道に入り、四ッ岳の巨大な山塊を左に見ながら硫黄岳への鞍部へと下りていきます。ハイマツに覆われた硫黄岳の西側斜面をトラバースするように登山道は続き、やがて視界が開けると乗鞍岳の北側山麓が見渡せます。やがて登山道の周りには灌木類が増え、コメツガやダケカンバなどの樹林も混じり始めます。ナナカマドなどの灌木に囲まれて周りが見渡せなくなってくるあたりの木陰には、6月頃まで雪渓が残り登山道が分かりにくい場所もあるので、慎重にルートを見極めて進みます。また、雪解けで道がぬかるみ滑りやすいこともあるので注意して歩きましょう。
 少し灌木類が切れてササ原に覆われた台地状の場所に出ると、乗鞍権現社の社があります。地元の集落では毎年春に登山道整備を兼ねてお参りの登山が行われています。
 乗鞍権現社で小休止したら、社左側の斜面をトラバースするように登山道を進みます。ダケカンバに囲まれたトラバース道は片斜面なので草付きでスリップしないように気をつけましょう。金山岩、十石山側の尾根から平湯側へ枝分かれした尾根上の登山道を進みます。急斜面をしばらく下り傾斜が緩くなった頃、水場の道標があります。矢印に従って分岐を左に下り、草刈りされた道を40~50m進むと小沢に出ますが夏の渇水期には枯れています。
 尾根道は針葉樹の高木が多くなり、快適な下り道が続きます。途中、白猿ヶ池の道標があり、池の畔に降り立つと高山の湿地に生息するルリボシヤンマを見かけることがあります。やがてスキー場上端の登山口に出ます。スキー場に出ると里が近くなったように感じますがそれなりの距離があります。羊の放牧地を抜けてようやくスキー場下の平湯キャンプ場に到着です。
金山岩から望む乗鞍岳
乗鞍スカイラインから平湯登山口への分岐。
平湯温泉スキー場登山口は羊放牧用の電気柵を通る。
ひっそりとした佇まいの白猿ヶ池
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