表参道〜綿向山〜竜王山

コース難易度
中級
  • 5時間10分
注意情報
綿向山、竜王山間の登山道は通行できるが表参道コースは2026年末まで通行止め

コースガイド

綿向山は鈴鹿主脈から西南に張り出した支稜にある山だが、主稜の山々を上回るスケールを持って、秀麗な姿を近江平野の最前面に張り出している。琵琶湖に流れ込む日野川源流の山で、日野にある馬見岡綿向神社の神体山として流域の人々から親しまれている。
テクニック度
山行日数
歩行時間
5時間10分
歩行距離
最大高低差
水場
トイレ
 西南側の北畑や熊野から綿向山、竜王山へと続くいくつかの登山コースがあります。メインコースは表参道で、ほかに水無尾根、文三ハゲコース、竜王山からの縦走コースなどがあります。綿向山表参道コースはよく踏まれた植林帯の中の歩きやすい道で、上部の行者コバ周辺にはブナ林も残されています。頂上には馬見岡綿向神社の奥宮があり、抜群の眺望が広がっています。
 車の場合は西明寺口から少し進んだところに駐車場があり、さらに林道終点まで歩くと登山口のヒミズ谷出合小屋があります。右に杉林を登るのが水無尾根道で、表参道はヒミズ谷を鉄製の橋で渡り、植林帯の中をジグザグに登っていきます。斜面を何度も折り返す単調な道を30分ほど登ると山腹を横切る林道に出ます。林道を右に進むと再び登山道が続いています。
 少し登ったところに小屋があり、ジグザグの登りを繰り返します。五合目まで登ると広い範囲が伐採され、明るい斜面が広がっています。ここにも小屋があり、林道から来る別の登山道が合流しています。五合目を過ぎると左山の山腹道となり、自然林も混じるようになって、ようやく植林帯を抜けて彩り豊かな道となります。七合目の行者コバまで来ると大きなブナが現れ、原生の森の香りがわずかに残された美しい自然林の中に入ります。ここには祠があり、その両側に役行者像と不動明王像が祀られています。
 行者コバでいったん尾根の上に出て、再び山腹を縫う道が続いていきます。この山頂直下一帯はブナが一部分に残されているだけで、鈴鹿特有の雑木林に包まれています。水無尾根道と合流してすぐ右に道があり、少し下ったところに金明水が湧き出ています。
 金明水を過ぎると道は切り返すようになり、ササが出てきます。もう頂上は近いです。最後は急なコンクリートの階段で、見上げると鳥居が見えます。これをくぐると綿向馬見岡神社奥宮の大嶽神社が鎮座する頂上に着きます。頂上にはコンクリートで固めた大きなケルンがあり、南北に長くササが刈り開かれています。頂上からの展望は素晴らしく、とくに北西側が開けて鈴鹿中西部の大パノラマが広がっています。
 綿向山から稜線を北に向かうとすぐ右に雨乞岳への分岐があります。ここを真っ直ぐに急な下りの道を進みます。この下りはいったん少し緩やかになりますが、もう一度急降下の下りとなります。岩混じりのところにはシャクナゲが多く、春は美しい道となります。
 下りきったコルからは歩く人が少ないのか、少し道が荒れてきます。登りが続く道は北から西へと振り、左正面に綿向山の巨体を見上げるようになります。アップダウンを繰り返し、鉄塔のあるピークから樹林の中を進むと竜王山に着きます。頂上には石仏のような石が祀られています。
階段状の道から何度もジグザグを切って下ると林道に出て、右に進むと西明寺の分岐があり、左に取ります。すぐに人家があり棚田の間の道を下っていくと西明寺口に着きます。車の場合はここで道を左に取り駐車場に戻ります。
ヤマチズ

「山と高原地図」がアプリでも!

登山地図ナビアプリ ヤマチズで 登山をもっと快適に。

  • 専門家の現地調査による情報をわかりやすく表示

    しっかりと色分けされた登山道、コースタイム・見どころ・危険箇所など、毎年改訂の情報を厳選して、必要な場所に掲載。安全に楽しみながら目的の場所に辿り着けます。

  • 行程表と地図が連動!
    計画が立てやすい

    計画したルートと現在地を見て登山ができるので今どこにいるのかが一目でわかります。計画の編集もできるようになりました。

  • 山と高原地図Webの記事が
    アプリで読める

    日本の魅力的な山々の見どころを紹介。厳選された記事で登りたい山を見つけられます。

7日間無料トライアル実施中!

アプリダウンロードはこちら>

掲載書籍