雄阿寒岳登山口から雄阿寒岳へ

コース難易度
初級
  • 日帰り
  • 5時間50分
  • 10.8km

コースガイド

雄阿寒岳に登ることのできる唯一のコース。五合目までは段差の大きい箇所などが出てくるので注意して進むこと
テクニック度
岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
日帰り
歩行時間
5時間50分
歩行距離
10.8km
最大高低差
950m
水場
なし
トイレ
登山口
 日本百名山では雄阿寒岳と雌阿寒岳の二つで「阿寒岳」という章を立てて記した深田久弥は、噴火活動中だったため雌阿寒岳に登ることはできず雄阿寒岳だけ登っています。
 阿寒湖畔の雄阿寒岳登山口は水門施設を渡った所に入林届けがあります。阿寒湖畔からはじまり太郎湖、次郎湖の湖面をながめながらの登山道は、火山礫の積み重なりを苔や土壌が覆った針葉樹の森で、林床部も稚樹や地衣類が賑やかです。次郎湖までは季節によりハクサンシャクナゲやゴゼンタチバナを楽しみながらハイキングにも良いでしょう。
 一合目からはいよいよ傾斜が出てきます。基本的には地形に合わせて道自体の傾斜はきつくはないですが、段差などが大きい箇所があります。注意して登りましょう。針葉樹の森の中を高度を上げていきますが、合目の刻み方が独特です。不均等なのでペース配分は合目の標識に頼らずに高度や時間などを各自で確認しながら行動したほうが良いでしょう。
 急傾斜を登りきりハイマツも出てきた五合目で阿寒湖温泉や雌阿寒岳への展望がようやく開けます。
 ダケカンバなどがかぶった登山道で一度下りになりますが、すぐにゆるやかな登りに転じ山体の上部の平坦面に出ます。ハイマツを縫って進むと八合目の気象観測所跡は広場になっています。
 岩場状の地形を交えて下り九合目から登り返して、雄阿寒岳山頂となります。見下ろすと深い森に囲まれて一般には通行止めで人が訪れることのないペンケトーとパンケトーが眼下に見えます。元は一つの巨大な湖だったその真ん中に雄阿寒岳が噴火、隆起して阿寒湖とペンケトー、パンケトーに分けたことがわかるでしょう。
 下山は同じ道を雄阿寒岳登山口まで戻ります。
白湯山展望台から見た阿寒湖と雄阿寒岳。白湯山は泥が煮え立っているボッケが点在し遊歩道から観察できる。
阿寒湖畔の森は火山礫の上を地衣類が覆っています
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