経ヶ岳、仏果山、高取山から宮ヶ瀬ダムへ

コース難易度
中級
  • 日帰り
  • 5時間55分
  • 10.8km

コースガイド

かつての山岳修験の行所だった仏果三山、ちょっぴりスリリングな展望の山
テクニック度
岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
日帰り
歩行時間
5時間55分
歩行距離
10.8km
最大高低差
657m
水場
なし
トイレ
宮ヶ瀬ダム
 小田急線本厚木駅から半原行きのバスに乗り、半僧坊前で下車(旧道とバイパスではバス停の位置が違うので注意)。少し車道を本厚木方面に戻り、平山坂下の信号の先で道路右側の側道に入ります。経ヶ岳、半原越ハイキングコースの道標に従って進み、堰堤や林道を通り過ぎて尾根に取り付きます。最初は急な登りですが少しの辛抱で経ヶ岳山頂に到着します。山頂からは、大山から蛭ヶ岳あたりまでの丹沢のパノラマが広がります。経ヶ岳から半原越に向かうと、すぐに経石という大きな岩が道の左側に現れます。その昔、弘法大師がこの岩の穴に経文を収めたことからこの名が付いたそうです。登山道はザレた急な下りになりミズナラ林を通って林道が横切る半原越に到着。林道を横断して反対側の道に入り、15分位登るとリッチランドへの道が左へ下っています。さらに進むと土山峠からの登山道が左から合わさり、この先の急な木の階段の道を頑張れば革籠石山です。登山道は少し先のベンチのあるあたりからヤセ尾根になります。登り着いた仏果山山頂は樹林に覆われていますが、展望塔に上がれば大山から丹沢にかけての素晴らしい展望を望むことができます。少し経ヶ岳方面へ戻り右下への急な下りとなり、宮ヶ瀬越で宮ヶ瀬湖への道が分岐します。高取山までの稜線は意外にやせた尾根ですが道はしっかりしています。
 高取山からは愛川ふれあいの村へ下るコースと、今回たどる宮ヶ瀬ダムへの道が分かれ、北側に下ります。気持ちの良い自然林の中を進んでいくと送電鉄塔があり、その先で展望の良い場所に出ます。ベンチもあるので一休みして、宮ヶ瀬湖や丹沢最高峰の蛭ヶ岳を中心とした景色を楽しみましょう。
 宮ヶ瀬ダムの見える尾根の末端からは急な階段が始まります。下り着いた宮ヶ瀬ダムサイトは宮ヶ瀬湖遊覧船も通う観光地です。船で宮ヶ瀬に出る事もできます。一般的にはダムサイトから無料のエレベーター、もしくは有料のインクラインでダムの下に行くことになりますが、どちらも最終便に乗り遅れないように注意。ダムの堰堤を渡り、あいかわ公園経由でバス停のある半原まで出る事も可能です。ダムの下から半原バス停へは中津川沿いに歩き半原の街並みを抜けますが、時間が合えば途中の愛川大橋バス停からバイパス経由の本厚木行きにも乗ることができます。
高取山展望台からの眺め
高取山展望台からの仏果山
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