牛ノ寝通り

コース難易度
中級
  • 日帰り
  • 5時間50分
  • 14.4km

コースガイド

明治時代以前の小菅大菩薩道。広くなだらかで歩きやすい、広葉樹におおわれた尾根歩き
テクニック度
岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
日帰り
歩行時間
5時間50分
歩行距離
14.4km
最大高低差
1,180m
水場
なし
トイレ
上日川峠
 ここで紹介するコースは、現在の小菅大菩薩道ができる前に小菅村と甲州を結ぶ街道でした。道の状態は良く、落ち着いて往時を偲びながら歩くことができます。行動時間が長いので、小屋泊まりで計画するのも良いでしょう。また、入山ルートを小屋平から石丸峠に変えれば、行程を短縮できます。
 甲斐大和駅から栄和交通の上日川峠行きバスに乗車し、終点で下車します。ロッヂ長兵衛の右脇から舗装された車道を歩き始めます。すぐ歩道が左へ分岐して、福ちゃん荘まで歩道と車道が並行しています。福ちゃん荘で唐松尾根コースを見送り、大菩薩峠を目指します。幅広い平坦な道は勝縁荘を過ぎてから登りとなりますが、傾斜は緩く、歩きやすくなっています。
 大菩薩峠では、北側に大菩薩嶺へと続く見晴しの良い明るく開けた尾根がのびています。それとは対照的に、これから向かう南側の石丸峠方面は、暗くて展望もない針葉樹を主とした自然林に覆われています。多少道が悪くなり、道端に散らばる岩くずや張り出した根など少し歩きにくい登り坂となりますが、長くは続きません。熊沢山を越えると一気に視界が開けて、石丸峠から小金沢山へと続くササ原の広がる稜線を見下ろしながら石丸峠へ下りていきます。
 石丸峠で上日川峠方面へ下る道を分け、小金沢山方面へ5分ほど歩くとまた分岐があります。ここで小金沢山方面の道からはずれて牛ノ寝通りへと入ります。少し下ったところに長峰方面の分岐があります。この分岐から先もしばらく下りが続きますが、榧ノ尾山を過ぎる頃には緩やかな登り下りを繰り返すようになります。特に狩場山の西側の峰は牛ノ寝と呼ばれ、広く平らな地形が続き、広葉樹の巨木が目立ちます。
 棚倉小屋跡(大ダワ)まで来ると、周囲の樹木が伐採されて広場のようになっており、牛ノ寝通り縦走はひと区切りとなります。尾根は大マテイ山から松姫峠へと続きますが、ここでは小菅の湯へ下山しましょう。下山の途中で、まず右へ山沢川経由で小菅の湯方面、モロクボ平で左へ川久保方面、少し下ってから左へ田元方面の道が分岐するので各分岐点に注意してください。
 小菅の湯からは奥多摩駅のほか、大月駅、上野原駅に接続するバス路線があります。
 逆コースの場合、小菅の湯発は道が分かりにくいので、役場前バス停から川久保経由でモロクボ平へ向かうことをおすすめします。
牛ノ寝通り分岐(天狗棚の北)からササ原越しの南アルプス
大菩薩峠から牛ノ寝通りを見下ろす。
熊沢山から眺める狼平のササ原と雁ヶ腹摺山。
牛ノ寝通りの緑のトンネル
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