御池から尾瀬ヶ原へ
コース難易度
初級
- 1泊2日
- 8時間25分
- 19.5km
コースガイド
燧ヶ岳をぐるり一周。裏燧林道の湿原群と尾瀬ヶ原・尾瀬沼を楽しむことができる欲張りコース

テクニック度 |
難易度の目安 難易度の目安
テクニック度
|
山行日数 |
1泊2日 |
歩行時間 |
8時間25分 |
歩行距離 |
19.5km |
最大高低差 |
375m |
水場 |
赤田代、見晴 |
トイレ |
赤田代、尾瀬沼東岸 |
御池には広い駐車場と山小屋、売店があり、駐車場の奥に登山口があります。出発後は赤田代までトイレがないので、まずは休憩所のトイレに立ち寄りましょう。休憩所前では携帯電話が使えます。
登山口からすぐに燧ヶ岳登山道との分岐点があります。直進するとすぐ御池田代が広がり、ここまではバリアフリー木道が整備されています。木道からは見えませんが、湿原にある三つの池が名前の由来になっています。
すぐに田代坂と呼ばれる登り階段が始まります。登りの途中には小さな姫田代があり、あえぐ登りでも心が安らぎます。御池から35分ほどで上田代に到着します。裏燧林道では最大の湿原で、起伏に富んだ見事な傾斜湿原です。
森を抜ければすぐに次の湿原、ノメリ田代と横田代があります。ノメリとは滑るの意味で、傾斜した湿原を横切る際に滑りやすかった事に由来しています。横田代の別名をノメリ田代とする文献もありますが、地元の案内標識では2つを分けて表示しています。横田代では2つの池溏が階段状に配置された不思議なようすも見られます。次の西田代を過ぎるとしばらくは深い森となり、30分ほどで天神田代の分岐に到着します。ここから渋沢温泉小屋の跡地への道はヤブが深く通行禁止になっています。天神田代は草丈が高くなっており、湿原の雰囲気はなくなっていますが、燧ヶ岳の双耳峰や岸壁が天を突きあげる姿は、自然と天神様の姿を重ねてしまいます。すぐに大きな吊橋の裏燧橋に到着、橋の両側のベンチで休憩していきましょう。
40分ほど歩けば兎田代上分岐です。ここは変則十字路になっているので行き先をよく確認しましょう。ここでは左に段吉新道へと向かいます。段吉新道はアップダウンの多い三条ノ滝を迂回する水平道で、希少植物が多く見られることでも知られているのでじっくり探してみてください、三条ノ滝との分岐点と合流すれば赤田代はすぐ先で、あとは尾瀬ヶ原を歩けば見晴に到着です。尾瀬沼方面へは第二長蔵小屋の前を燧ヶ岳方面へ進みます。ブナの巨樹に囲まれた道のりを15分で見晴新道との分岐点に着きます。幅広な木道をなだらかに登るとイヨドマリ沢を渡ります。急な登山道と木道を繰り返しながら1時間ほど歩けば白砂峠です。眺めのない峠からの下りは木道が滑りやすいので要注意です。大きな石がゴロゴロした坂道を下り切れば白砂田代。ここから15分で沼尻に到着です。沼尻から長英新道分岐を経て尾瀬沼山峠バス停までは尾瀬沼めぐり(コースガイド)を参照して下さい。
登山口からすぐに燧ヶ岳登山道との分岐点があります。直進するとすぐ御池田代が広がり、ここまではバリアフリー木道が整備されています。木道からは見えませんが、湿原にある三つの池が名前の由来になっています。
すぐに田代坂と呼ばれる登り階段が始まります。登りの途中には小さな姫田代があり、あえぐ登りでも心が安らぎます。御池から35分ほどで上田代に到着します。裏燧林道では最大の湿原で、起伏に富んだ見事な傾斜湿原です。
森を抜ければすぐに次の湿原、ノメリ田代と横田代があります。ノメリとは滑るの意味で、傾斜した湿原を横切る際に滑りやすかった事に由来しています。横田代の別名をノメリ田代とする文献もありますが、地元の案内標識では2つを分けて表示しています。横田代では2つの池溏が階段状に配置された不思議なようすも見られます。次の西田代を過ぎるとしばらくは深い森となり、30分ほどで天神田代の分岐に到着します。ここから渋沢温泉小屋の跡地への道はヤブが深く通行禁止になっています。天神田代は草丈が高くなっており、湿原の雰囲気はなくなっていますが、燧ヶ岳の双耳峰や岸壁が天を突きあげる姿は、自然と天神様の姿を重ねてしまいます。すぐに大きな吊橋の裏燧橋に到着、橋の両側のベンチで休憩していきましょう。
40分ほど歩けば兎田代上分岐です。ここは変則十字路になっているので行き先をよく確認しましょう。ここでは左に段吉新道へと向かいます。段吉新道はアップダウンの多い三条ノ滝を迂回する水平道で、希少植物が多く見られることでも知られているのでじっくり探してみてください、三条ノ滝との分岐点と合流すれば赤田代はすぐ先で、あとは尾瀬ヶ原を歩けば見晴に到着です。尾瀬沼方面へは第二長蔵小屋の前を燧ヶ岳方面へ進みます。ブナの巨樹に囲まれた道のりを15分で見晴新道との分岐点に着きます。幅広な木道をなだらかに登るとイヨドマリ沢を渡ります。急な登山道と木道を繰り返しながら1時間ほど歩けば白砂峠です。眺めのない峠からの下りは木道が滑りやすいので要注意です。大きな石がゴロゴロした坂道を下り切れば白砂田代。ここから15分で沼尻に到着です。沼尻から長英新道分岐を経て尾瀬沼山峠バス停までは尾瀬沼めぐり(コースガイド)を参照して下さい。
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尾瀬 燧ヶ岳・至仏山・会津駒ヶ岳 2025