尾瀬沼めぐり
コース難易度
初級
- 日帰り
- 5時間5分
- 13.2km
コースガイド
神秘的な尾瀬沼をめぐりながら、森林浴と湿原歩きの両方が楽しめる充実コース

テクニック度 |
難易度の目安 難易度の目安
テクニック度
|
山行日数 |
日帰り |
歩行時間 |
5時間5分 |
歩行距離 |
13.2km |
最大高低差 |
125m |
水場 |
尾瀬沼東岸、三平下 |
トイレ |
尾瀬沼東岸、三平下 |
尾瀬沼山峠バス停から長蔵小屋の約1時間の道のりについては沼山峠から尾瀬沼(東岸へ)(コースガイド)を参照ください。長蔵小屋のある広場でトイレを済ませたら大江湿原を少し戻りましょう。すぐの分岐点を左に進めば尾瀬沼一周の道のりが始まります。ここから沼尻までの区間は通称「北岸コース」と呼ばれ、燧ヶ岳溶岩が尾瀬沼に流れ出たため、岸辺の形が入り組んでいることや、遠浅な地形に多くの湿原が見られるのが特徴です。
すぐに大江湿原を取り囲むシカ柵をくぐり、10分ほど歩けば長英新道分岐に着きます。この分岐を直進すれば浅湖湿原です。すぐに森の中の登り階段となり、後は小さな登降を繰り返します。この辺りにはトウヒをはじめとした針葉樹の巨木が多く、空気中に溶け出した松脂の甘く清々しいにおいが漂っています。
しばらく小さな湿原と針葉樹の森を交互に歩きます。湿原では尾瀬沼の景色が広がりますが、岸辺の植物に隠れて水鳥たちがヒナを育てている姿を見かけることもあります。1時間ほど歩けば沼尻(または「ぬしり」)に到着します。右手には燧ヶ岳のナデッ窪と呼ばれる直登コースが見えますが、ここが尾瀬を開山した平野長蔵氏の燧ヶ岳初登頂コースだと思うと驚いてしまいます。目線を木道前方に移すと、尾根のはるか向こうに約11km離れた至仏山が三角形に顔を出しています。
木道は十字路にさしかかりますが、ここは右へナデッ窪方向に少し入ってみましょう。すぐに左側へ入る細い木道があるのでそちらへ行くと、十字路からは見えなかった池溏が現れます。ここから見る池溏ごしの尾瀬沼の風景もぜひチェックしておきたい絶景ポイントです。
休憩所跡地の広場を右手から奥へと進めば「南岸コース」の始まりです。すぐに水門があり、尾瀬沼から尾瀬ヶ原へと流れる水量がここで調節されている事がわかります。小沼湿原を過ぎると三平下まで湿原はなく、北岸コースの遠浅な地形と異なり、山からすぐ湖へと落ち込んでいるのがわかると思います。南岸コースからは燧ヶ岳の姿がよく見えるだけでなく、フナの群れや、亀の形をした岩などがありいろいろな発見があります。途中、大清水平方面に向かう南岸分岐を通過すれば30分ほどで三平下に到着します。その後は、長蔵小屋を経て往路と同じ道を尾瀬沼山峠バス停まで戻ります。
すぐに大江湿原を取り囲むシカ柵をくぐり、10分ほど歩けば長英新道分岐に着きます。この分岐を直進すれば浅湖湿原です。すぐに森の中の登り階段となり、後は小さな登降を繰り返します。この辺りにはトウヒをはじめとした針葉樹の巨木が多く、空気中に溶け出した松脂の甘く清々しいにおいが漂っています。
しばらく小さな湿原と針葉樹の森を交互に歩きます。湿原では尾瀬沼の景色が広がりますが、岸辺の植物に隠れて水鳥たちがヒナを育てている姿を見かけることもあります。1時間ほど歩けば沼尻(または「ぬしり」)に到着します。右手には燧ヶ岳のナデッ窪と呼ばれる直登コースが見えますが、ここが尾瀬を開山した平野長蔵氏の燧ヶ岳初登頂コースだと思うと驚いてしまいます。目線を木道前方に移すと、尾根のはるか向こうに約11km離れた至仏山が三角形に顔を出しています。
木道は十字路にさしかかりますが、ここは右へナデッ窪方向に少し入ってみましょう。すぐに左側へ入る細い木道があるのでそちらへ行くと、十字路からは見えなかった池溏が現れます。ここから見る池溏ごしの尾瀬沼の風景もぜひチェックしておきたい絶景ポイントです。
休憩所跡地の広場を右手から奥へと進めば「南岸コース」の始まりです。すぐに水門があり、尾瀬沼から尾瀬ヶ原へと流れる水量がここで調節されている事がわかります。小沼湿原を過ぎると三平下まで湿原はなく、北岸コースの遠浅な地形と異なり、山からすぐ湖へと落ち込んでいるのがわかると思います。南岸コースからは燧ヶ岳の姿がよく見えるだけでなく、フナの群れや、亀の形をした岩などがありいろいろな発見があります。途中、大清水平方面に向かう南岸分岐を通過すれば30分ほどで三平下に到着します。その後は、長蔵小屋を経て往路と同じ道を尾瀬沼山峠バス停まで戻ります。
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尾瀬 燧ヶ岳・至仏山・会津駒ヶ岳 2025