中之嶽神社から金洞山縦走

コース難易度
上級
  • 日帰り
  • 5時間40分
  • 3.8km

コースガイド

スリルと展望の岩稜をたどる金洞山は滑落事故多発地帯。強い腕力と平衡・高度感覚を必要とする妙義山中最難関のコース
テクニック度
岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
日帰り
歩行時間
5時間40分
歩行距離
3.8km
最大高低差
374m
水場
なし
トイレ
中之嶽神社駐車場
 中之嶽神社の石段を登り、轟岩下の右手石段の登山道を登ると見晴台で、石門広場が一望できます。石門分岐より中間道を経由してホッキリへ向かいます。尾根を西進し鎖8mの外傾バンドを登り、湿潤した滑りやすい岩壁トラバース、女坂分岐を過ぎると目前に鷹戻しの絶壁が迫ります。絶壁下を回り込み最初の鎖を越えるといよいよ鷹戻しです。ほぼ直立の梯子を越え数段の鎖、小岩稜を跨ぎ鎖トラバースと難所が続きます。鷹戻しの頭は大休止に最適で星穴と星穴岳の展望が印象的です。次の難所25mルンゼ内二段の鎖の下降は鎖が振られやすく慎重に下ります。第四石門への避難路を分け、岩稜を進むと全方向展望の東岳に着きます。この先中ノ岳まではヤセ岩稜やこぶ岩を鎖で越えますが、両脇は絶壁で高度感抜群です。中ノ岳からの下りは2段の急な鎖や鎖のない急斜面が続き、主稜のコルで気持ちが和らぎますが、最後まで緊張感をもって中之嶽神社へと戻ります。
晩秋の夕暮れの金洞山。あの岩稜をたどると思うと緊張感が高まります
東岳の下りの急下降
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