吾野から顔振峠・越上山へ
コース難易度
中級
- 日帰り
- 3時間55分
- 10.6km
コースガイド
伝説に満ちた顔振峠と岩峰の越上山をたどるコース

テクニック度 |
難易度の目安 難易度の目安
テクニック度
|
山行日数 |
日帰り |
歩行時間 |
3時間55分 |
歩行距離 |
10.6km |
最大高低差 |
436m |
水場 |
なし |
トイレ |
阿寺諏訪神社 |
吾野駅横の階段を下り車道へ出ます。右へ10分ほどで旧宿場の吾野宿を抜け吾野橋を渡り左に向かいます。すぐに国道299号吾野トンネル付近の交差点を横切り借宿神社で高山不動方面への道と分かれ、右の梅沢沿いの緩い車道を登って行きます。車道が急にカーブするあたりで右の登山道に入ります。登山道と作業道が並行していてどちらも歩けます。西川材の杉や檜の植林帯が続きます。木立の中を一気に登り車道を横切れば風影集落の民家が点在する斜面に出ます。このあたりは、その昔、源義経が奥州落ちの折、顔を振り振り眺望したという伝説が残り、格別素晴らしい展望です。
左から丹沢連峰、大岳山の右奥に富士山、さらに川苔山から大持山、武川岳、そして右端に武甲山の山並みを楽しめます。顔振峠はすぐで、茶屋裏手の旧峠上には馬頭観音や供養塔などが寂しくたたずみ、昔の面影を残しています。右手尾根を少し登れば見晴台(雨乞塚)があります。
峠からは奥武蔵グリーンラインを東に進みます。道標に従い、左へ山腹を巻く参道を歩くと阿寺諏訪神社です。秋には紅葉が社殿に彩りを添えます。
広場左手の崖地脇から左に巻きぎみに行くと越上山分岐で、右手金毘羅様周辺はイワウチワが群生し美事です。越上山へは直前に岩稜があり、注意して歩きます。静寂に包まれた山頂は樹木が伸び、展望がないのが少々残念です。分岐まで戻り、東に派生する尾根の右側をからむ道を進み、車道の切通しに出ます。三差路の車道から尾根を登り、左に一本杉峠分岐、十二曲りの切通し、五六峠、茶之岳山を経由する小さなアップダウンの尾根道を歩き続けます。
ようやくエビガ坂の峠分岐に出てひと安心です。右に道標に従ってユガテに着きます。パッと開けた山上集落は、一年を通じて桃源郷の雰囲気をかもし出していて、いつ訪れても楽しめます。
ユガテからは尾根道をたどり東吾野駅へ向かいます。地元の地域振興で整備された「飛脚道」を行きます。橋本山の先で右折し、国指定重文の福徳寺阿弥陀堂のある里に出ます。そして左に車道を行くとすぐに東吾野駅です。
左から丹沢連峰、大岳山の右奥に富士山、さらに川苔山から大持山、武川岳、そして右端に武甲山の山並みを楽しめます。顔振峠はすぐで、茶屋裏手の旧峠上には馬頭観音や供養塔などが寂しくたたずみ、昔の面影を残しています。右手尾根を少し登れば見晴台(雨乞塚)があります。
峠からは奥武蔵グリーンラインを東に進みます。道標に従い、左へ山腹を巻く参道を歩くと阿寺諏訪神社です。秋には紅葉が社殿に彩りを添えます。
広場左手の崖地脇から左に巻きぎみに行くと越上山分岐で、右手金毘羅様周辺はイワウチワが群生し美事です。越上山へは直前に岩稜があり、注意して歩きます。静寂に包まれた山頂は樹木が伸び、展望がないのが少々残念です。分岐まで戻り、東に派生する尾根の右側をからむ道を進み、車道の切通しに出ます。三差路の車道から尾根を登り、左に一本杉峠分岐、十二曲りの切通し、五六峠、茶之岳山を経由する小さなアップダウンの尾根道を歩き続けます。
ようやくエビガ坂の峠分岐に出てひと安心です。右に道標に従ってユガテに着きます。パッと開けた山上集落は、一年を通じて桃源郷の雰囲気をかもし出していて、いつ訪れても楽しめます。
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掲載書籍
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