室堂から立山主峰、雄山へ

コース難易度
初級
  • 日帰り
  • 3時間50分
  • 4.91km

コースガイド

室堂ターミナルから一ノ越をへて立山主峰雄山山頂の峰本社に参拝する立山登山のメインルート
テクニック度
岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
日帰り
歩行時間
3時間50分
歩行距離
4.91km
最大高低差
583m
水場
玉殿湧水
トイレ
一の越山荘
 立山黒部アルペンルートの中心地、室堂ターミナルから出発します。室堂ターミナル広場には『玉殿の湧水』があるので、水分補給し石畳の登山路を一ノ越に向け歩き始めます。室堂平周辺は高山植物の宝庫で、チングルマ・イワイチョウ・ミヤマキンバイ・シナノキンバイ等の華麗な花々が目を楽しませてくれます。更に運が良ければ、特別天然記念物ライチョウに会うことも出来ます。
 江戸中期1726年に建てられた日本最古の山小屋で国の重要文化財『立山室堂』の横を通り、更に石畳の登山路を進みます。途中、夏場も残る雪渓を数本わたり、つづら折りの石畳の階段を進んでいくと、祓堂に到着です。祓堂は、かつての立山信仰で下界と神域との境界とされていました。神の聖域を汚さぬため周囲に流れる祓川で身を清め、白袈裟や白足袋などの装束に着替え、その先に進んで行ったそうです。
 程なく標高2700mの一ノ越へ至ります。一ノ越には一の越山荘がありバイオトイレを完備しています。
 室堂平から続いた石畳の道はここで終わり、一ノ越からは大小の岩石が混在するガレ場の急登になります。浮石や落石などには十分注意が必要です。雄山山頂までは、一ノ越・二ノ越・三ノ越・四ノ越・五ノ越に区切られ、それぞれに小さな祠があります。かつては神様の御神体になぞられており、一ノ越は『足首』二ノ越は『膝』・三ノ越は『腰』・四ノ越は『肩』・五ノ越は『喉』そして山頂は『頭』にあたり、烏瑟に喩えられていました。
 三ノ越近くの巨岩には、皇太子裕仁親王(後の昭和天皇)が御製された“立山の空にそびゆる雄々しさにならえとぞ思ふ御代の姿も”の碑文が刻まれています。三ノ越は広く開けた緩斜面で、休憩ポイントに最適です。眺めも良く槍ヶ岳や穂高連峰・水晶岳・笠ヶ岳・黒部五郎岳・薬師岳等、北アルプスや・白山、更に天気が良ければ遠くに富士山も望めます。
 一休みし、山頂へ向け四ノ越の急登を進みます。この辺りは標高が高く空気も薄くなります。呼吸を整えながら登り四ノ越の祠を過ぎると山頂は間近です。
 鳥居をくぐると五ノ越の祠があります。最後の岩場を登ると、標高3003m雄山山頂に到着。山頂には『雄山神社 峰本社』があり夏山シーズン中は、参拝料を納めると宮司よる御祈祷が受けられます。
山頂西側の斜面には2012年氷河に認定された御前沢雪渓を見ることが出来ます。
 下山は来た道を戻ります。一ノ越までは、スリップ・転倒・滑落に注意しながら下りましょう。その先は雪渓を越え石畳の道を下れば出発した室堂ターミナルへ辿り着きます。
夏山シーズンの立山登山者 室堂平より
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