肉淵から東赤石へ

コース難易度
上級
  • 日帰り
  • 9時間30分
  • 10.9km

コースガイド

吉野川の支流、銅山川の源流域。愛媛の東部にある急登の二ツ岳を通る中級登山者への登竜門コース。
テクニック度
岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
日帰り
歩行時間
9時間30分
歩行距離
10.9km
最大高低差
987m
水場
峨蔵越への道中
トイレ
なし
 銅山川沿いの県道6号の別子山から四国中央方面に向かう途中に肉淵バス停があります。この道路ののり面に二ツ岳登山口と書かれた案内板があります。この林道である別子山土居線を車で15分ほどで肉淵林道登山口に到着します。鉄の階段がある登山口から1時間20分ほど歩けば峨蔵越へに立ちます。
 道中には水の補給に適した沢が数か所あるので縦走するときには峨蔵越までに給水を終えておくことが望ましいでしょう。この峠から二ツ岳へと四国でも有数の傾斜を誇る稜線を登ることとなります。ルートはアップダウンが激しく二ツ岳の半ばには鯛の頭と呼ばれる岩峰がそびえています。そこから1時間半ほどの急登に木の根っこにつかまりながら進めば二ッ岳山頂です。山頂の南峰からは縦走するルート上のエビラ山、黒岳が望むことができ、ここからは熟達者のみが踏み込める縦走路となります。水の補給もままならない稜線・ブッシュ歩きが続き、所々に目印である赤テープや登山道の表示があるので見落とさないように注意して下さい。時折間違ったテープもあるのでルートファインディング能力が必要となります。
 エビラ山は漢字で箙と書き、矢を入れて肩や腰に掛け携帯する容器のことを意味し、登山口の肉渕もカモシカの肉をさばいた所を表しており、古くから猟師が入っていた山域であることがわかります。岩稜とブッシュ帯を抜け黒岳、保土野越とつづき、最後のピークの権現山に達します。その先には地質学でも貴重な存在である権現様を祀った岩峰があり、そこからの眺めも抜群です。なおその直下が権現越ですが、もし床鍋へ下る場合は鉄塔管理道ルートの下りがルートが分かりやすいのですが、所々で崩落があり注意が必要です。ジグザグ道を下り鉄塔No.24から谷へ下り始めます。巡視路分岐まで歩くと旧来の登山道と交わりそこからはゴールの床鍋へは約1時間ほどで下ることができます。
 東赤石は花の百名山でもありますが、西赤石の賑やかな登山路に比べ東赤石以東二ツ岳を含む山塊は比較的静かな山歩きを楽しむ事ができます。
 地図には描ききれませんが、峨蔵越、小箱越と東に進むと宇摩富士と称される赤星山と豊受山があり、そちらへの縦走も面白いです。
エビラ山
権現山から東赤石、手前の鞍部は権現越
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