天城峠から仁科峠へ

コース難易度
中級
  • 日帰り
  • 5時間25分
  • 13km

コースガイド

天城峠から西に延びた分水嶺に続く道が伊豆山稜線歩道です。深い樹林帯とゴールにはコース一番の眺望が広がります
テクニック度
岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
日帰り
歩行時間
5時間25分
歩行距離
13km
最大高低差
385m
水場
なし
トイレ
旧天城トンネル
 伊豆山稜線歩道は天城峠から修善寺公園もみじ林まで続く全長約43kmの道です。天城分水嶺トレイル(天城縦走登山口~だるま山高原レストハウス)の中では、この天城峠から仁科峠の間が、最も秘境の趣が残る場所です。
 天城峠バス停から新天城トンネル左脇を入り、急坂を登ると旧天城トンネルに出ます。旧トンネル脇から登山道に入り、ジグザグの道を登りきるとブナの巨木がある天城峠です。伊豆山稜線歩道は峠の丁字路を右へ道をとります。稜線の北面を巻くほぼ平坦な道ですが、道幅が狭く危険な箇所があるので注意して歩きましょう。ブナやヒメシャラなどの自然林、檜などの人工林が混じる樹林帯を進むと1時間15分ほどで休憩舎のある二本杉峠(旧天城峠)に着きます。幕末、開国をめぐり吉田松陰やハリスなどが越えた峠です。
 道はここから稜線の南面に変わり、滑沢峠を越えると再び稜線の北面に変わります。100mほど行くと崩落跡に歩道が付けられています。道幅が狭いので慎重に通り抜けましょう。ほどなく三蓋山への急登の階段が始まり、登りきるとこのコースを代表するブナ林が現れます。緩やかな登り坂を進むと山名標のある三蓋山に到着します。
 三蓋山から尾根道を下り、平坦な道をしばらく進めばつげ峠です。道はここから稜線の南面に変わり、時折、左手の樹間から西伊豆方面の山が望めます。また、道すがらブナの巨木に何本も出会えます。相変わらず平坦な道が続き、50分ほどで猫越峠に着きます。峠を右に折れ、アセビ林などの中を緩やかに登って行くと猫越岳山頂に到着します。山頂から少し下った所を左手に30mほど入ると猫越岳山頂の池があります。モリアオガエルの産卵地で、初夏には枝先に産み付けられた卵塊が観察できます。
 コースに戻り、急な階段を下ってひと山越え、登り返したピークが後藤山です。後藤山を越えると視界が開け、天城放牧場や稜線のササ原に続く分水嶺トレイルが見えます。道が平坦に変わるとまもなく放牧場の管理道路に出ます。道路を横断し、ササ原の中を登った所がナベ石と言われる巨石がある展望所です。分水嶺トレイルの中でも屈指の眺望を誇る場所です。眼下に仁科峠が見え、そこからササ原の道を5分ほど下れば仁科峠に到着します。
仁科峠の展望所(ナベ石)からの眺望
三蓋山付近のブナ林を歩く。
猫越岳山頂の池。
猫越岳付近のブナ林
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