大又から薊岳・明神平へ

コース難易度
初級
  • 日帰り
  • 5時間40分
  • 14.3km

コースガイド

大又から取り付き、薊岳から高原気分の中を明神平へと向かう展望の山歩きを楽しむコース
テクニック度
岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
日帰り
歩行時間
5時間40分
歩行距離
14.3km
最大高低差
996m
水場
明神平付近
トイレ
なし
 台高山脈北部の柔和な山が多い中で異彩を放つ薊岳は、シャクナゲやツツジが彩りを添える好展望の山で、台高山脈の素晴らしい眺望と、遠く金剛・葛城山系まで見渡すことができます。明神平へと縦走を続ける尾根筋にはブナ林が広がり、秋の紅葉のころもお勧めです。
 大又バス停前の笹野神社の横から小道を上がり、一旦林道に出て、道が右にカーブするところから左の林道を取って杉林の中を進み「大鏡池」の標識で右に折れ、林道を離れ植林の中の細道を登行していくと古池辻に着きます。
 古池辻からは山腹を絡んで尾根上に出て、さらに植林の斜面を登り終えると本尾根上に出ます。西に外れてわずかで大鏡池のほとりに到着です。樹林に囲まれた小さな池で、八大竜王に雨ごいをしたという小祠が祀られています。池をあとに東へと尾根を進むと、ブナが主体の樹林に変わり、行く手に薊岳の雄岳や雌岳が顔を覗かせます。木屋ノ尾頭に達するころ、木ノ実矢塚も眺められ、細い岩稜の登りをこなすと雌岳の山頂です。そこからシャクナゲと灌木が密生する中、東へわずかで薊岳(雄岳)の山頂を踏みます。雄岳は標高1406m、頂上は岩峰になっていて、眺望はすこぶる良く、台高山脈北部のほとんどと大峰山系の山々、遠く金剛・葛城山系と音羽山塊までも見渡せるビューポイントです。ここから台高主稜の三ツ塚にかけては自然林が美しく、ブナやカエデの木漏れ日の中の尾根道で、夏にはバイケイソウが沿道を飾ります。1334m峰を越え、石灰岩が散見される地点を過ぎれば二重山稜となります。このあたりは本コース中で最も山の深い味わいが実感できるエリアです。
 樹林帯を登り終え1321mの独標を過ぎ、前山を越えると明神平から水無山、国見山が姿を現します。明神平はササの敷き詰められた明るい草原で、天理大小屋とあしび山荘、すこし離れて東屋が建っています。東に下れば水場もあります。
 明神平から大又へは明神谷を下ります。道は急だがよく踏まれています。小さな谷を何本か過ぎると、明神滝がかかっています。その先道は大又川に沿って下り鉄橋を渡ると、ほどなく林道終点(登山口)に出ます。あとは二階滝を足元に見て、やがて猫渕橋を渡ると荒神谷が右手より入り七滝八壺と呼ばれる連瀑があります。ここを過ぎると大又バス停はもうすぐです。
薊岳から赤ゾレ山(中央)と奥に高見山が霞む
登山地図ナビアプリ
山と高原地図ホーダイ
山と高原地図ホーダイ
登山のための専用地図
60年以上の実績を誇る「山と高原地図」がスマホで使える!各山の専門家の現地調査に基づいた信頼できる登山情報アプリ。
登山道、コースタイム情報、コースの見どころ、山小屋や水場など登山者に必須の情報がすべて掲載!

掲載書籍