大源太キャニオンから大源太山へ
コース難易度
中級
- 日帰り
- 6時間40分
- 11.8km
コースガイド
「上越のマッターホルン」と呼ばれる大源太山のピークに立つ、歩き応えのある岩山コース

テクニック度 |
難易度の目安 難易度の目安
テクニック度
|
山行日数 |
日帰り |
歩行時間 |
6時間40分 |
歩行距離 |
11.8km |
最大高低差 |
1,018m |
水場 |
なし |
トイレ |
なし |
「上越のマッターホルン」の異名を持つ大源太山。山は四方が切り立った鋭角のピラミッド型で、まさに「上越のマッターホルン」の名にふさわしく、上信越国境の山随一の美しい山容を誇っています。遠くからでもその姿はよく目立ちますが、上信越国境の山々に囲まれており、その全容を見ることは難しいのが残念です。この山の美しさを見るためには登ってみるのが一番です。
登山道は急勾配で登高差も大きく、日帰り登山としては少々きつい山ですが、山頂に立つとその疲れも吹き飛びます。夏の登山道には、白い小さな壷状の花を咲かせるアカモノがたくさん咲きます。アカモノは花もかわいいですが、晩夏になると真っ赤な果実が熟し、とてもきれいです。また、秋の紅葉のころも美しい山です。大源太山を抜け、七ッ小屋山にも登り、謙信ゆかりの道を通る周遊コースを取ることもできますが、標高差もあり、歩行時間も長く、ハードコースに慣れていなければ往路を戻りましょう。
マイカーの利用が多く、公共交通機関を使ったアプローチは不便です。越後湯沢駅からタクシー利用か、大源太キャニオン行きのバスに乗り、旭原バス停から歩き出します。
大源太キャニオン方面から分かれ、右手に入った林道終点にある駐車場が登山口です。なだらかな登山道をしばらく歩き、橋を渡り、分岐を左に向かうと北沢に出ます。沢を渡渉しますが、増水時には渡れません。沢を渡ると、後はとにかく登っていくことになります。登りはじめはヒトツバカエデやウリハダカエデが混じるブナの巨木の美しい森です。ヒトツバカエデはいわゆるカエデのような深い切れ込みがなく、大きいハート形の葉で、秋になると美しい黄色に黄葉します。しばらく登って尾根に出ると、少し勾配は緩やかになり、正面には大源太山が大きく見えます。やがて登山道脇の木は低くなり、足元にアカモノという高山植物が登山道を飾る岩尾根を登っていきます。左右が大きく切れ落ち、はるか下まで見下ろす、ダイナミックなコースで、正面には、ピラミッド型で形のよい大源太山が迫ってきます。
高度感がある岩場を過ぎると、大源太山に到着します。山頂は広くはありませんが、大きく展望が広がり、登頂の喜びも大きいでしょう。蓬峠から七ッ小屋山、清水峠へと繋がる、いかにも上信越国境の山らしいチシマザサに覆われた稜線や、巻機山などの新潟の山々、湯沢方面の谷などの展望が広がります。
往路を駐車場に戻ります。長い岩場を足場に注意しながら下りましょう。また、雨が降ると北沢はすぐに増水します。
登山道は急勾配で登高差も大きく、日帰り登山としては少々きつい山ですが、山頂に立つとその疲れも吹き飛びます。夏の登山道には、白い小さな壷状の花を咲かせるアカモノがたくさん咲きます。アカモノは花もかわいいですが、晩夏になると真っ赤な果実が熟し、とてもきれいです。また、秋の紅葉のころも美しい山です。大源太山を抜け、七ッ小屋山にも登り、謙信ゆかりの道を通る周遊コースを取ることもできますが、標高差もあり、歩行時間も長く、ハードコースに慣れていなければ往路を戻りましょう。
マイカーの利用が多く、公共交通機関を使ったアプローチは不便です。越後湯沢駅からタクシー利用か、大源太キャニオン行きのバスに乗り、旭原バス停から歩き出します。
大源太キャニオン方面から分かれ、右手に入った林道終点にある駐車場が登山口です。なだらかな登山道をしばらく歩き、橋を渡り、分岐を左に向かうと北沢に出ます。沢を渡渉しますが、増水時には渡れません。沢を渡ると、後はとにかく登っていくことになります。登りはじめはヒトツバカエデやウリハダカエデが混じるブナの巨木の美しい森です。ヒトツバカエデはいわゆるカエデのような深い切れ込みがなく、大きいハート形の葉で、秋になると美しい黄色に黄葉します。しばらく登って尾根に出ると、少し勾配は緩やかになり、正面には大源太山が大きく見えます。やがて登山道脇の木は低くなり、足元にアカモノという高山植物が登山道を飾る岩尾根を登っていきます。左右が大きく切れ落ち、はるか下まで見下ろす、ダイナミックなコースで、正面には、ピラミッド型で形のよい大源太山が迫ってきます。
高度感がある岩場を過ぎると、大源太山に到着します。山頂は広くはありませんが、大きく展望が広がり、登頂の喜びも大きいでしょう。蓬峠から七ッ小屋山、清水峠へと繋がる、いかにも上信越国境の山らしいチシマザサに覆われた稜線や、巻機山などの新潟の山々、湯沢方面の谷などの展望が広がります。
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