ツメタ谷林道の登山口から川上岳へ

コース難易度
初級
  • 日帰り
  • 4時間50分
  • 8.9km

コースガイド

ツメタ谷沿いの林道にある登山口から川上岳の山頂を目指す最短のコース
テクニック度
岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
日帰り
歩行時間
4時間50分
歩行距離
8.9km
最大高低差
636m
水場
なし
トイレ
なし
 飛騨は日本の屋根を形つくる飛騨山脈と白山を盟主とする両白山地に挟まれた飛騨高地にあり、豊かな自然が広がっています。その飛騨高地の南には、乗鞍岳から続く分水嶺が横断し、飛騨を表と裏に分けていますが、川上岳はその分水嶺の中心を成す山です。山に降る雨は北と南へ流れを分かち、それぞれ日本海と太平洋に至る。正にみなかみの山であり、山名もそこに由来しています。川上岳は東の位山、船山とともに位山三山と呼ばれますが、三山の中ではもっとも標高が高く山頂からの眺望が素晴らしい山です。
 川上岳への登山道は近年までは下呂市萩原町上之田からのコースが一般的でしたが、最近になって高山市側の一之宮町ツメタ谷林道からの道が脚光をあびています。このコースの特徴は、なんと言ってもツメタ谷の宮の大イチイと呼ばれる巨木を見ることができることで、樹齢2000年を超えるイチイの木は、森の巨人たち100選にもなっています。さらに、このルートのメリットは、川上岳山頂への最短ルートでもあるという点です。
 国道41号を一之宮町に入り、県道453号を山へと分け入っていきます。ツメタ谷林道の分岐手前にゲートがあるので駐車スペースに車を止めます。ここが登山口です。
 林道を歩いて10分ほどで宮の大イチイの看板があり、左へ分かれて谷へ下とっていき、立派な橋を渡ります。木の階段を登ると平坦な山裾になり、巨大な大イチイが現れます。柵で囲ってあるが周囲を見学路が巡り、観察台もあるのでじっくりと観察していきましょう。
 そこから本格的な登山道が始まり、檜の林の中を大きく迂回しながら登り、右の尾根に出ます。ここから急斜面の道が続き、やがて平坦になると位山からの天空遊歩道と天空遊歩道分岐で合流します。
 ここからはなだらかな樹林の中の尾根道を南へ進んでいき、樹木がなくなって草地に出ると川上岳山頂に到着。広い山頂はさえぎるもののない360度の大展望が広がります。飛騨中が見渡せるかのような素晴らしさです。
 ササ原がのびやかに広がる尾根は南へと続いています。帰りはツメタ谷林道への道へと下り、1617mの地点で一之宮町方面分岐に出ます。ここから右に折れてササと草地の広い尾根を下って行きます。下るにしたがってブナやミズナラの林になり、ツメタ谷林道の広場に降り着きます。ここから明るい林道を歩いて登山口の駐車スペースに戻ります。
高屹山より位山三山を望む(手前から船山、位山、川上岳)
ツメタ谷の橋を渡る。
宮の大イチイ
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