白馬乗鞍岳登山ガイド 栂池自然園から天狗原を経て山頂を目指す紅葉コース
北アルプス北部の白馬乗鞍岳は、栂池自然園から天狗原を経て山頂を目指す、景色の変化に富んだ登山を楽しめる山です。秋にはダケカンバやナナカマドが色づき、天狗原や稜線から紅葉と周囲の山々を望めます。
一方、天狗原から先には大岩が連なる急な登りがあり、残雪期は雪渓の状況に応じた装備と技術が欠かせません。この記事では、栂池自然園へのアクセス、白馬乗鞍岳の登山コースと所要時間、服装・持ち物、体力と時間に余裕がある場合の白馬大池への行程を紹介します。早朝から余裕を持って歩きたい方に向けて、栂池高原で前泊・後泊しやすい宿泊施設も取り上げます。
目次
白馬乗鞍岳で楽しむ紅葉と北アルプスの山岳景観

どっしりとした山容が特徴的な白馬乗鞍岳
今回紹介する白馬乗鞍岳は、日本百名山の一つである白馬岳から北東へ延びる稜線上に位置し、白馬岳方面へ向かう登山ルートの通過地点にもなっています。栂池高原からゴンドラとロープウェイを乗り継いで栂池自然園へ上がり、天狗原を経て山頂を往復するのが今回のルートです。
白馬乗鞍岳までの往復は、休憩を除いて約4時間40分が目安です。白馬大池まで足を延ばす場合は、白馬乗鞍岳からの往復にさらに約2時間10分を見込み、ロープウェイの最終便から逆算して計画しましょう。
栂池自然園から白馬乗鞍岳へ向かうルートは、樹林帯、天狗原の湿原、森林限界を越えた稜線と、標高を上げるにつれて景色が大きく変化します。ゴンドラとロープウェイで標高を上げられる一方、天狗原から先には大岩が連なる急な登りがあります。単なるハイキングコースではないため、岩場を慎重に歩ける体力と登山装備が必要です。
白馬乗鞍岳の登山道周辺には、ダケカンバやナナカマドなど高山帯ならではの木々が見られます。紅葉は例年9月下旬から10月上旬頃が目安で、天狗原や樹林帯が赤や黄色に染まる景観を楽しめます。見頃はその年の気温や天候によって前後するため、直前の紅葉情報も確認しておきましょう。
栂池自然園へのアクセス

白馬乗鞍岳への登山ルートは、標高約1,900mに広がる栂池自然園から始まります。麓の栂池高原からゴンドラとロープウェイを乗り継ぎ、自然園駅へ向かいましょう。白馬大池まで足を延ばす場合は長時間行程になるため、できるだけ早い便で自然園駅へ上がる計画がおすすめです。公共交通機関で当日朝に栂池高原へ向かうと登山開始が遅くなる場合があるため、栂池高原での前泊も検討してください。
車でのアクセス
車の場合は、栂池高原のゴンドラ乗り場周辺にある駐車場を利用します。乗り場に近い中央駐車場が約300台で、1日500円。中央駐車場から約500m離れた第2駐車場は約200台で、無料です。
駐車料金や利用時間、開放される駐車場は時期によって変更される場合があります。出発前に白馬つがいけマウンテンリゾートの公式サイトで最新情報を確認してください。
東京方面から:
【関越・上信越ルート】目安約3時間40分
関越道 → 上信越道(長野IC)→ 国道18号 → 県道31・33号 → 国道148号
【中央道ルート】目安約4時間
中央道(岡谷JCT)→ 長野道(安曇野IC)→ 国道147号 → 国道148号
大阪方面から:
【中央道ルート】目安約5時間30分
名神 → 中央道(岡谷JCT)→ 長野道(安曇野IC)→ 国道147号 → 国道148号
【北陸道ルート】目安約6時間30分
名神 → 北陸道(糸魚川IC)→ 国道148号
電車でのアクセス
公共交通機関では、長野駅または白馬駅を経由して栂池高原へ向かいます。ただし、列車やバスの本数が限られ、当日朝の移動では登山開始が遅くなる場合があります。白馬乗鞍岳を余裕を持って歩くなら、前日に栂池高原へ移動しておくと安心です。
東京方面から:
【北陸新幹線利用】
東京駅 → 長野駅(北陸新幹線)→ 栂池高原(特急バス)
【特急あずさ利用】
新宿駅 → 白馬駅(特急あずさ)→ 栂池高原(路線バスまたはタクシー)
大阪方面から:
大阪駅 → 敦賀駅(特急サンダーバード)→ 糸魚川駅(北陸新幹線)→ 南小谷駅(大糸線)→ 栂池高原(バスまたはタクシー)
列車とバスの接続、運行日、所要時間は時期によって変わります。利用前に各交通事業者の最新時刻表を確認してください。
バスでのアクセス(直行便)
バスタ新宿から白馬・栂池高原方面へ向かう高速バスも運行されています。便によっては栂池高原まで乗り換えなしで移動でき、早朝に到着する夜行便は登山にも利用しやすい交通手段です。
【新宿~白馬・栂池線】
バスタ新宿 → 栂池高原
運行日や停車地は便によって異なり、白馬駅や白馬八方バスターミナルで路線バスまたはタクシーへの乗り換えが必要な場合もあります。予約時に栂池高原まで運行する便か確認してください。
ゴンドラとロープウェイで自然園駅へ
栂池高原駅から栂池ゴンドラリフト「イヴ」に約20分乗り、栂の森駅から栂大門駅へ歩いて移動します。さらに栂池ロープウェイへ約5分乗ると、登山口に近い自然園駅へ到着します。乗り換えと徒歩移動を含め、時間に余裕を持って行動しましょう。
グリーンシーズンは例年6月上旬から10月下旬までの営業予定で、自然園入園料を含む往復料金は大人4,000円です。始発・最終時刻は日によって異なり、天候によって運休や変更となる場合もあるため、登山前に最新の運行情報を確認してください。
自然園駅から白馬乗鞍岳へ登山スタート

壮大な北アルプスの山旅へ出発
| 項目 | 白馬乗鞍岳往復 | 白馬大池まで往復 |
| 主な経路 | 栂池自然園登山口~天狗原~白馬乗鞍岳 | 栂池自然園登山口~天狗原~白馬乗鞍岳~白馬大池 |
| 歩行距離 | 約5.7km | 白馬乗鞍岳往復より長くなるため、時間と体力に余裕が必要 |
| 歩行時間 | 約4時間40分 | 約6時間50分 |
| 登山口との標高差 | 約600m | 約600m |
| 主な注意点 | ぬかるみ、大岩帯、残雪、下りでの転倒 | 長時間行程、ロープウェイ最終便、天候悪化 |
| トイレ | 自然園駅周辺で済ませる | 自然園駅周辺と営業期間中の白馬大池山荘 |
歩行時間は休憩を含まない目安です。白馬大池まで往復する場合は、ロープウェイの最終便と日没時刻から逆算し、余裕のないときは白馬乗鞍岳で引き返してください。
ゴンドラとロープウェイを乗り継ぎ、標高約1,900mの自然園駅へ到着します。麓よりも木々が低くなり、秋にはダケカンバやナナカマドが色づく山岳景観が広がります。
白馬乗鞍岳までの登山道にはトイレがありません。自然園駅周辺で済ませ、水分や行動食を確認してから出発しましょう。白馬大池山荘のトイレは、白馬大池まで歩く場合に限り、山荘の営業期間中に利用できます。
栂池自然園から天狗原へ 樹林帯を登る

樹林帯から森林限界までジリジリと標高を上げていく
自然園駅から栂池自然園へ向かい、ビジターセンター付近から登山道へ入ります。天狗原までは樹林帯の登りが続き、コースタイムは約80分が目安です。大きく開けた眺望は限られますが、途中の展望箇所から白馬岳方面を望めることがあります。
登山道は木の根や石が露出し、雨の後はぬかるみやすくなります。登山者の往来にも注意し、狭い場所では安全な位置で道を譲りましょう。
アルプスの初秋ならではのパリッとした朝の冷え込みの中、鮮やかな樹林と空を眺めながら、ひたすらに標高を上げていく時間はとても心地よいものです。

森林限界越しに、白馬岳と雲海が広がる絶景
登山開始から約1時間、小さな広場へ出ます。ここが登りの一区切りとなっている場所で、多くの登山客が休憩しています。ジャストタイミングでの休憩ポイントはありがたい限りなのですが、もう一つ嬉しいのはこのパノラマビュー。
紅葉越しに、日本百名山の一角「白馬岳」を眺めることができるのです。秋には雲海も発生しやすく、運が良ければ筆舌に尽くしがたい絶景に出会えます。

白馬乗鞍岳が作る山上の楽園「天狗原」
休憩ポイントからさらに登ると、標高約2,200mの天狗原に到着します。天狗原は木道と池塘が広がる高層湿原で、夏には高山植物、秋にはナナカマドや草紅葉が周囲を彩ります。
ここから白馬乗鞍岳までは、大岩帯を含む急な登りです。天候や体調、足元の状態を確認し、無理なく進めるか判断しましょう。
マニアなファンの間では、夏に様々な高山植物が咲き誇ることで有名ですが、実は紅葉の時期も負けていません。周囲にナナカマドの赤が点々と彩れば、そこはまさに紅葉の回廊。非日常の美しい世界を満喫しましょう。
天狗原から大岩帯を登り白馬乗鞍岳山頂へ

北信五岳と天狗原を見渡す大スケールのパノラマに感動
天狗原の木道を過ぎると、白馬乗鞍岳に向かう大岩帯の急な登りが始まります。岩と岩の間に大きな段差があり、場所によっては手も使いながら身体を安定させて登ります。浮き石や濡れた岩に注意し、前後の登山者との間隔を空けて進みましょう。
岩場歩きに慣れていない場合や、雨や強風で足元が不安定な場合は、天狗原で引き返す判断も必要です。
岩場を半分ほどまで来て後ろを振り返れば、先ほどまでいた天狗原を見下ろすパノラマビューが。向かいには「北信五岳 *」と言われる名峰が並び立ちます。
天狗原から白馬乗鞍岳の間には、初夏から夏にかけて急斜面の雪渓が残ることがあります。残雪の量や必要な装備は年によって大きく異なるため、登山前に小谷村観光連盟や山小屋の最新情報を確認してください。雪渓が残っている時期は、アイゼンやピッケルを使う技術が求められる場合があります。装備や経験が不足している場合は入山を見合わせましょう。
*北信五岳/妙高山・飯縄山・黒姫山・戸隠山・斑尾山

稜線は雲の上の世界。ここまで2時間だから驚き
大岩帯を登り切ると、ハイマツと岩が広がる白馬乗鞍岳の稜線へ出ます。栂池自然園登山口から山頂までのコースタイムは、休憩を除いて約2時間50分が目安です。天狗原や北信五岳方面の眺望を楽しみながら、時間と体力に余裕があるか確認しましょう。

アルプス独特の山岳美は、登山者を魅了して止まない
なだらかな稜線の先には、大きなケルン(積み石)が。写真の中央右側に見える場所 が「白馬乗鞍」の山頂です。周囲は松の一種、「ハイマツ」で覆われ、火山岩が乱立しています。そして、白馬乗鞍の向こうには、一段と迫力を備えた「白馬岳」が顔を覗かせています。
ここから約5分で山頂に到着。周囲一帯の山岳美を楽しみつつ、片道約2時間にわたる非日常なハイキングのラストを登り切りましょう。
体力と時間に余裕があれば白馬大池へ

宝石のような「白馬大池」も、知る人ぞ知る紅葉名所
今回の基本コースは白馬乗鞍岳山頂で折り返します。白馬大池まで足を延ばす場合は、白馬乗鞍岳から往路約80分、復路約50分の合計約2時間10分が目安です。
栂池自然園から白馬大池まで往復すると、休憩を除いて約6時間50分の長時間行程になります。早い時間に登山を開始し、天候と体力に十分な余裕がある場合に限って計画しましょう。
白馬大池は、標高約2,400m の高さに位置し、風吹大池(かざふきおおいけ)に次いで、北アルプス山中では2番目の大きさを誇る火山性の湖です。初秋には池の周囲のナナカマドが彩られ、緑と赤の絨毯を見せてくれます。空を鮮やかに映し出す湖面は、深いエメラルド色。まさに北アルプスの秘境と言える雰囲気を備えています。

草紅葉は森林限界ならでは。稜線とのコラボレーションが美しい
また、白馬大池の横からは、日本二百名山に選ばれている「雪倉岳(ゆきくらだけ)」への稜線、そして日本海へと続いていく栂海新道(つがみしんどう)までの縦走路を眺めることが可能。初秋には草紅葉が彩りを添えてくれて、青・赤・緑と三色の美しいコントラストが楽しめます。
白馬大池の周囲は、どこを眺めても素晴らしい景観が楽しめるので、時間が許す限りカメラを持ってゆっくりしたいところ。白馬大池から下山する場合は、当日のロープウェイ最終便から復路のコースタイムと休憩時間を逆算してください。天候の悪化や大岩帯でのペース低下も考慮し、予定より遅れている場合は白馬大池まで進まず、白馬乗鞍岳で引き返しましょう。
登りに比べて下りの方がバランスを崩しやすいので、特に岩場は注意してください。先ほどの景色変化を逆戻りするのも、行きとは違う趣を楽しむことができ、最後の最後まで飽きることはありません。
午前中は晴れていても、午後になると雲や風が出て天候が悪化することがあります。視界が悪くなると広い岩場で進行方向を見失う可能性があるため、地図や登山地図アプリで現在地とルートを確認しながら下りましょう。
下りの大岩帯では、登り以上に転倒しやすくなります。岩が濡れているときは特に慎重に足を置き、焦らず自然園駅へ戻ってください。
白馬乗鞍岳登山の服装・持ち物

白馬乗鞍岳は、栂池自然園登山口から山頂まで約600mの標高差があります。天狗原までの樹林帯にはぬかるみや木の根があり、その先は大岩が連なる急な登りです。山頂付近では風が強まり、夏でも冷え込むことがあるため、足元と防寒の両方を意識して準備しましょう。
滑りにくい登山靴を履く
木の根や濡れた岩、大きな段差を歩くため、靴底のグリップが利く登山靴がおすすめです。足首を支えられるミドルカット以上の登山靴なら、大岩帯の下りでも安定しやすくなります。
スニーカーは、ぬかるみや濡れた岩で滑りやすく、大岩帯で足をひねるおそれがあるため適していません。履き慣れた登山靴と、厚手の登山用靴下を用意してください。
体温を調整できる重ね着を準備する
行動中は汗をかくため、肌に触れるインナーには速乾性のある素材を選びます。その上に保温用のフリースや薄手のダウンジャケットを重ね、気温や風に合わせて脱ぎ着できるようにしましょう。
急な雨や強風に備え、上下が分かれた防水透湿性のあるレインウェアも必要です。岩で手をつく場面に備えて薄手のグローブを用意し、日差しを防ぐ帽子も持参すると安心です。
水分と行動食は麓から持参する
白馬乗鞍岳までの往復は休憩を除いて約4時間40分、白馬大池まで足を延ばす場合は約6時間50分かかります。水分と行動食は余裕を持って準備してください。
自然園駅周辺に売店があっても、営業時間の変更や品切れが考えられます。現地で購入することを前提にせず、飲料水、塩分を補給できる食品、パンやエネルギーバーなどを麓から持参しましょう。
地図・ヘッドライト・予備電源も忘れずに
白馬乗鞍岳登山では、次の装備も携帯してください。
・紙の登山地図またはオフラインで使える登山地図アプリ
・ヘッドライトと予備電池
・スマートフォン用のモバイルバッテリー
・救急用品
・エマージェンシーシート
・日焼け止め
・登山届の控え
・携帯トイレ
・ゴミを持ち帰るための袋
トレッキングポールは樹林帯の登り下りを補助できますが、大岩帯では手を使って身体を支えられるよう、ザックに収納してください。
残雪がある時期は必要装備を事前に確認する
天狗原から白馬乗鞍岳の間には、初夏から夏にかけて急斜面の雪渓が残ることがあります。残雪の量や必要な装備は、その年の積雪量や融雪状況によって異なります。
登山前に小谷村観光連盟や山小屋の最新情報を確認し、アイゼンやピッケルが必要と案内されている場合は、適切に扱える技術も必要です。雪渓歩きの経験や装備が不足している場合は、無理に入山せず、雪が消えてから計画しましょう。
白馬乗鞍岳登山の前泊・後泊に便利な宿
白馬乗鞍岳を余裕のある行程で歩くなら、栂池高原に前泊して早い便で自然園駅へ向かうのがおすすめです。ここでは、ゴンドラ乗り場へ歩いて移動でき、登山前後に利用しやすい宿泊施設を紹介します。
白馬姫川温泉 リゾートイン マリオンシナノ
白馬姫川温泉 リゾートイン マリオンシナノは、栂池高原のゴンドラ駅から徒歩約3分の場所にある宿泊施設です。前泊すれば朝の移動時間を抑えられ、白馬乗鞍岳や白馬大池へ早い時間から出発しやすくなります。
館内には天然温泉の展望大浴場があり、下山後に宿泊して身体を休めたい方にも向いています。素泊まり、朝食付き、2食付きのほか、ゴンドラ・ロープウェイ往復乗車券と栂池自然園入園券が付いたプランもあります。
朝食は7時からのため、早いゴンドラを利用する場合は、素泊まりにして朝食を事前に用意するなど、出発時刻に合ったプランを選びましょう。乗車券付きプランもチケットの受け取り開始時刻を確認してください。
サンプラザ栂池
サンプラザ栂池は、栂池高原のゴンドラ駅から徒歩約2分の場所にある宿泊施設です。乗り場までの移動が短いため、ゴンドラの早い便に合わせて出発したい登山者に使いやすい立地です。
館内には天然温泉の大浴場とサウナがあり、下山後の後泊にも向いています。朝食なしの夕食付きプランや素泊まりプランが用意されているため、朝食時間を待たずに出発したい場合にも選びやすいでしょう。
早朝に出発する場合は、朝食を追加せず、行動食とは別に登山前の食事を用意しておくと安心です。夕食付きプランには食事時刻が設定されているため、前泊当日の到着が遅くなる場合はプラン内容を確認してください。
栂池自然園で楽しむ小谷村特産のさるなし

下山後には爽快な「さるなしソフト」が堪らない
栂池自然園入口にある栂池山荘では、小谷村特産のさるなしを使った「さるなしソフト」が名物として案内されています。さるなしはキウイフルーツと同じマタタビ科の果実で、甘酸っぱい風味が特徴。自然園駅へ戻ったあとの休憩にも立ち寄りやすく、下山後の楽しみにおすすめです。

小谷村名産の「さるなし」は登山のお供
自然園駅周辺の売店では、さるなしを使ったドライフルーツなどが販売されることもあります。ただし、商品や営業時間は季節・当日の営業状況によって変わるため、現地で確認してください。登山中に必要な水分や行動食は、売店だけを当てにせず事前に用意しておきましょう。
白馬乗鞍岳登山のよくある質問

Q. 白馬乗鞍岳は登山初心者でも登れますか?
A. 栂池自然園から天狗原を経て白馬乗鞍岳山頂を往復するコースは、登山経験のある人と一緒であれば初心者も挑戦できます。ただし、天狗原から山頂までは大きな岩が連続する急登です。一般的なハイキングコースより難度が高いため、登山靴やレインウェアを用意し、時間に余裕を持って行動しましょう。
Q. 白馬乗鞍岳登山の所要時間はどのくらいですか?
A. 栂池自然園を起点に白馬乗鞍岳山頂を往復する場合、休憩を除いて約4時間40分が目安です。白馬大池まで足を延ばして往復する場合は、約6時間50分を見込んでください。ロープウェイの最終便に間に合うよう、早めに出発することが大切です。
Q. 白馬乗鞍岳では夏でも雪が残っていますか?
A. 積雪量や気温によっては、初夏まで登山道に雪が残ることがあります。雪渓の状態によって必要な装備が変わるため、出発前に栂池自然園や山小屋などが発信する最新の登山情報を確認してください。秋も降雪や路面凍結が起こり得るため、防寒着を携行しましょう。
Q. 白馬乗鞍岳と白馬大池を日帰りで巡れますか?
A. 健脚者で、早朝から行動できる日であれば日帰り往復も可能です。ただし、白馬乗鞍岳山頂から白馬大池まで足を延ばすと行程が長くなります。天候や体力、ロープウェイの運行時間によっては、山頂で引き返す判断も必要です。
Q. 白馬乗鞍岳登山では前泊したほうがよいですか?
A. 遠方から訪れる場合や白馬大池まで往復する場合は、栂池高原周辺での前泊がおすすめです。朝の移動時間を短縮でき、ロープウェイの早い便を利用しやすくなります。下山後も宿泊すれば、時間に追われず温泉や食事を楽しめます。
白馬乗鞍岳登山で北アルプスの絶景を楽しもう

初心者でも北アルプスの世界にどっぷり浸かれる「白馬乗鞍岳」
白馬乗鞍岳は、つがいけロープウェイを利用して標高約1,900mの栂池自然園から歩き始められる山です。樹林帯や天狗原の湿原、森林限界の岩場など、標高を上げるにつれて変化する北アルプスらしい景観を楽しめます。
栂池自然園から白馬乗鞍岳山頂を往復する場合、休憩を除くコースタイムは約4時間40分が目安です。白馬大池まで足を延ばすと約6時間50分の行程になるため、体力や天候、ロープウェイの運行時間を考慮して目的地を決めましょう。
天狗原から山頂までは大きな岩が連続し、時期によっては雪が残ります。初心者向けと紹介されることもありますが、登山靴やレインウェア、防寒着などの装備を整え、余裕のある計画で臨むことが大切です。
遠方から訪れる場合は栂池高原周辺に前泊すると、朝の移動時間を短縮して早い時間から行動できます。下山後も宿泊すれば、温泉や食事を楽しみながらゆっくり体を休められるでしょう。
白馬乗鞍岳・紅葉登山チェックリスト
・天気予報、登山道の状況、残雪情報を確認する
・つがいけロープウェイの運行期間と最終便を確認する
・登山靴、レインウェア、防寒着、ヘッドライトを用意する
・残雪期は最新情報を確認し、状況に合った雪上装備を携行する
・水分と行動食を事前に用意し、自然園駅周辺でトイレを済ませる
・登山地図や地図アプリを準備し、登山届を提出する
・白馬大池へ向かう場合は、引き返す時刻をあらかじめ決めておく

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