広島の登山スポット厳選6座 中国山地と瀬戸内海の絶景を楽しむ山旅へ
中国山地の深い森から瀬戸内海を望む低山まで、広島県には多彩な登山スポットが揃っています。世界遺産・宮島の弥山をはじめ、ブナ林に包まれた比婆山、草原の広がる道後山、そして瀬戸内の展望が楽しめる野呂山や灰ヶ峰まで、バリエーション豊かな山歩きを体験できるのが特徴です。
この記事では、広島でおすすめの登山スポットを6座厳選しました。標高や景観、アクセスなど、それぞれの山の特徴や魅力を丁寧に紹介しています。初心者でも安心して訪れやすい山を中心に取り上げているので、観光や自然散策とあわせて広島ならではの登山を満喫してみてください。
目次
広島の登山スポット6座を比較
広島県には、世界遺産・宮島の弥山をはじめ、中国山地の自然を感じられる道後山・比婆山、瀬戸内海の展望を楽しめる野呂山・灰ヶ峰など、個性豊かな登山スポットが揃っています。ここでは、標高や難易度、日帰りのしやすさ、見どころを比較しながら、自分に合った山を選びやすいようにまとめました。
| 山名 | 標高 | 難易度の目安 | 日帰りしやすさ | おすすめ時期 | 主な魅力 | 向いている人 |
| 弥山 | 535m | 初級 | しやすい | 通年 | 世界遺産・宮島にそびえる広島を代表する山。嚴島神社や紅葉谷公園などの観光とあわせて歩け、山頂からは瀬戸内海の多島美を望めます。 | 観光と登山を一緒に楽しみたい人、ロープウェーも活用して無理なく登りたい人、広島らしい景色を味わいたい人 |
| 道後山 | 1,271m | 初級〜中級 | しやすい | 5月〜10月 | 草原状に開けた山頂と360度の展望が魅力。春から夏は花、秋はススキに彩られ、開放感のある高原歩きを楽しめます。 | 展望のよい山に登りたい人、高原の雰囲気を楽しみたい人、登山経験を少しずつ積みたい人 |
| 比婆山 立烏帽子山 |
1,299m | 初級〜中級 | しやすい | 5月〜10月 | 神話ゆかりの比婆山系に位置する山。ブナ林に包まれた静かな登山道が続き、新緑や紅葉の季節には美しい森歩きを楽しめます。 | ブナ林や紅葉を楽しみたい人、落ち着いた山歩きを好む人、自然と歴史の雰囲気を味わいたい人 |
| 三倉岳 | 702m | 初級〜中級 | しやすい | 通年 | 花崗岩の奇岩が連なる景勝の山。短めのコースながら、岩峰や巨岩がつくる迫力ある景観を楽しめます。 | 短時間で変化のある登山を楽しみたい人、岩峰の景色を見たい人、広島らしい個性的な山に登りたい人 |
| 野呂山 | 839m | 初級 | しやすい | 通年 | 瀬戸内海国立公園に属する展望の山。山頂周辺には展望台やキャンプ場があり、登山と観光を組み合わせやすいのが魅力です。 | 瀬戸内海の景色を楽しみたい人、家族や友人と気軽に訪れたい人、登山後の観光も楽しみたい人 |
| 灰ヶ峰 | 737m | 初級 | しやすい | 通年 | 呉市街の背後にそびえる展望の山。山頂からは呉の街並みと瀬戸内海を一望でき、夕景や夜景スポットとしても知られています。 | 市街地から近い山を探している人、短時間で眺めのよい山に登りたい人、展望や夜景も楽しみたい人 |
目的と季節で選ぶ広島の登山スポット

広島県には、世界遺産・宮島の弥山をはじめ、中国山地の自然を満喫できる山や、瀬戸内海を一望できる展望の山など、多彩な登山スポットがあります。観光を楽しみたい人や、美しい景色を眺めながら歩きたい人など、目的によって最適な山は異なります。
ここでは、今回紹介した広島の登山スポットの中から、目的別・季節別におすすめの山を紹介します。
観光と登山を一緒に楽しみたい人におすすめ
観光もあわせて広島らしい魅力を満喫したいなら、弥山がおすすめです。
宮島の嚴島神社や紅葉谷公園を散策したあとに登山を楽しめるため、旅行と組み合わせやすいのが魅力です。ロープウェーを利用すれば体力に合わせて歩く距離を調整でき、山頂では瀬戸内海に浮かぶ島々を一望できます。
広島を代表する景色を楽しみたい人は、まず候補にしたい一座です。
瀬戸内海の絶景を楽しみたい人におすすめ
瀬戸内海の美しい景色を楽しみたいなら、弥山・野呂山・灰ヶ峰がおすすめです。
弥山では多島美が広がる雄大な景色を、野呂山では瀬戸内海国立公園ならではの穏やかな海岸線を眺められます。灰ヶ峰は呉市街と瀬戸内海を見渡せる展望が魅力で、時間帯によって異なる景色を楽しめます。展望を目的に山を選ぶなら、この3座を候補にするとよいでしょう。
自然豊かな森歩きを楽しみたい人におすすめ
静かな森の中を歩きながら自然を満喫したいなら、比婆山(立烏帽子山)がおすすめです。
ブナ林に囲まれた登山道が続き、新緑や紅葉の時期には四季の変化を感じながら歩けます。神話ゆかりの山としても知られ、落ち着いた雰囲気の中で登山を楽しめるのも魅力です。喧騒を離れてのんびり山歩きを楽しみたい人に向いています。
開放的な景色や高原歩きを楽しみたい人におすすめ
広々とした景色の中を歩きたいなら、道後山がおすすめです。
山頂付近は草原状に開けており、360度の展望を楽しめます。春から夏には高山植物、秋にはススキが広がり、季節ごとに異なる景観を満喫できます。開放感のある山歩きを楽しみたい人や、中国山地らしい景色を見たい人にぴったりです。
変化のある登山道を歩きたい人におすすめ
景色の変化や岩場の雰囲気を楽しみたいなら、三倉岳がおすすめです。
花崗岩の奇岩や岩峰が続く個性的な景観が特徴で、比較的短いコースでも歩きごたえがあります。山頂からは周囲の山々や瀬戸内方面を望め、達成感も味わえます。一般的な森林歩道とは異なる景色を楽しみたい人におすすめです。
新緑や紅葉を楽しむなら春・秋がおすすめ
広島県の登山は春と秋が特に人気のシーズンです。
春は比婆山や道後山で新緑や山野草を楽しめ、秋には比婆山のブナ林や道後山のススキ、宮島の紅葉谷公園周辺などで美しい紅葉を満喫できます。気温も比較的歩きやすいため、初級者から中級者まで快適に登山を楽しめる季節です。
弥山(535m) 宮島にそびえる世界遺産の名峰

弥山(みせん)は、世界遺産・嚴島神社を擁する宮島の中心にそびえる標高535mの山。古くから信仰の対象とされ、今も霊山として大切に守られています。
登山道はいくつかありますが、宮島桟橋から歩くルートは観光と登山を両方楽しめるのが魅力。途中には大聖院や紅葉谷公園があり、参拝や紅葉狩りを楽しみながら山頂を目指せます。体力に不安があればロープウェーを利用でき、山頂近くまで一気にアクセス可能です。
山頂からは瀬戸内海の多島美が広がり、晴れた日には四国山地まで見渡せます。観光と登山を一度に体験できる、広島を代表する一座です。
登山シーズン:通年(春の桜、秋の紅葉が特に人気)
コースタイム:登山口から往復約2〜3時間が目安(ロープウェー利用なら短縮可)
名前の由来:「御山(みやま)」が転じたといわれる説がある。
アクセス:宮島口からフェリーで宮島へ渡航後、各登山道またはロープウェーを利用。
駐車場:宮島口にあり(島内は観光客用駐車場が中心)。
道後山(1,271m、三百名山) 草原と展望が広がる高原の山

道後山(どうごやま)は、広島県と鳥取県の県境にそびえる標高1271mの山。山頂一帯は草原状に開けており、四季を通じて爽快な景色が楽しめます。
登山道は整備が行き届いており、初心者でも安心。歩き始めるとすぐに視界が開け、春から夏にかけてはワレモコウやマツムシソウなどの花々が咲き誇ります。秋は一面のススキに覆われ、風に揺れる穂が登山道を彩ります。
山頂からは比婆山系や大山を望む大展望が広がり、360度の景色を楽しめるのが魅力。開放感たっぷりの高原歩きができる、爽快な一座です。
登山シーズン:5月〜10月(新緑・花の季節、紅葉シーズンが特に人気)
コースタイム:往復約2〜3時間が目安 名前の由来:古代の国名「道後国」にちなむといわれる。
アクセス:庄原ICから約50分、道後山高原リフト付近に登山口。
駐車場:登山口にあり、トイレも設置されている。
比婆山<立烏帽子山>(1,299m) 神話の舞台に広がるブナの森

比婆山〈立烏帽子山〉(ひばやま〈たてえぼしやま〉)は、神話に登場する「伊邪那美命の御陵」が伝わる比婆山系の代表的な山。標高は1299mで、ブナ林に覆われた静かな登山道が続きます。
登山道は緩やかで歩きやすく、春の新緑や秋の紅葉シーズンは特に美しい景観が広がります。森を抜けて山頂に立てば、道後山や周囲の山並みを一望することができます。
神話と深い森の雰囲気に包まれ、登山だけでなく歴史的・文化的な魅力も感じられる一座です。
登山シーズン:5月〜10月(新緑と紅葉が魅力)
コースタイム:往復約3時間が目安 名前の由来:山頂の形が烏帽子に似ていることから名づけられたといわれる。
アクセス:庄原ICから約1時間、県民の森から登山口へ。
駐車場:登山口にあり、トイレも設置されている。
- 広島県
- 1,299m
三倉岳(702m) 奇岩がそびえる景勝の山

三倉岳(みくらだけ)は、標高701.6mながら花崗岩の奇岩が連なる景勝地として知られる山。3つの峰が連なる姿は迫力があり、歩くだけで非日常を味わえます。
登山道は比較的短く、初心者でも安心して登れます。途中で現れる巨岩や岩峰は迫力満点で、広島の山らしいユニークな景観を楽しむことができます。山頂からは瀬戸内海方面の展望も広がり、登山と景観の両方を満喫できます。
登山シーズン:通年(春の新緑、秋の紅葉シーズンが特におすすめ)
コースタイム:往復約2〜3時間が目安
名前の由来:三つの峰が並び立つ姿から「三倉」と呼ばれるようになったといわれる。
アクセス:大竹ICから約40分で三倉岳県立自然公園登山口へ。
駐車場:登山口にあり、トイレも設置されている。
野呂山(839m) 瀬戸内海を一望する観光と登山の名所

野呂山(のろさん)は、標高839mの瀬戸内海国立公園に属する山。山頂一帯は公園として整備され、キャンプ場や展望台もあり、観光と登山を組み合わせて楽しめるスポットです。
登山道を歩くと、山腹からは瀬戸内海の多島美が広がり、晴れた日には四国山地まで見渡すことができます。自動車道路が山頂近くまで通じているため、家族連れでも気軽に訪れることが可能です。
展望と観光を両立できる山として、瀬戸内エリアを代表する一座です。
登山シーズン:通年(特に春と秋が快適)
コースタイム:登山口から往復約2〜3時間が目安
名前の由来:古語の「ノロ」(神聖な山)に由来するといわれる。
アクセス:広ICから約40分。山頂まで自動車道路あり。
駐車場:山頂周辺に複数あり、トイレも整備されている。
灰ヶ峰(737m) 呉の街と瀬戸内を見渡す展望台

灰ヶ峰(はいがみね)は、呉市街の背後にそびえる標高737mの山。車でも山頂近くまでアクセスできるため、地元では夜景スポットとしても有名です。
登山道を選べば、1〜2時間ほどで登れるハイキングコースとして楽しめます。山頂からは呉の街並みと瀬戸内海が一望でき、特に夕暮れや夜景の時間帯には格別の眺めとなります。
市街地から近く、観光や散策と組み合わせやすい身近な一座です。
登山シーズン:通年(夜景観賞は春〜秋が特に人気)
コースタイム:登山口から往復約2時間が目安
名前の由来:山肌の色が灰色に見えたことに由来するといわれる。
アクセス:呉市街から車で約20分。
駐車場:山頂周辺にあり、トイレも整備されている。
広島の登山に関するよくある質問

Q. 広島で初心者でも登りやすい山はありますか?
A. 広島には初心者でも歩きやすい登山スポットが数多くあります。弥山や道後山、野呂山などは登山道が比較的整備されており、美しい景色を楽しみながら無理のないペースで登れるでしょう。体力や経験に合わせてコースを選ぶことが、安全で快適な登山につながります。
Q. 広島で登山を楽しむベストシーズンはいつですか?
A. 広島の登山は、気候が穏やかな春と秋がおすすめです。新緑や紅葉を楽しめるだけでなく、暑さや積雪の影響も少ないため、快適に歩きやすい季節といえます。夏は熱中症対策、冬は積雪や凍結への備えを行ったうえで計画しましょう。
Q. 広島の山は日帰り登山でも楽しめますか?
A. はい、広島県内には日帰りで楽しめる山が豊富にあります。市街地からアクセスしやすい山も多く、半日から1日で登山を満喫できるコースが充実しています。観光と組み合わせて楽しめる山も多く、気軽な山歩きにも適しています。
Q. 広島で登山をするときの服装や装備を教えてください。
A. 登山では動きやすく速乾性のあるウェアと、滑りにくい登山靴を用意することが基本です。さらに、レインウェアや飲み物、防寒着、行動食、地図や登山アプリなども携行すると安心でしょう。標高がそれほど高くない山でも天候は変わりやすいため、十分な準備を心がけてください。
Q. 子ども連れでも楽しめる広島の登山スポットはありますか?
A. 弥山や野呂山などは、比較的歩きやすいコースが整備されており、体力に合わせて楽しみやすい山です。ただし、小さなお子さまと一緒に登る場合は、距離や高低差を事前に確認し、無理のない計画を立てることが大切です。
Q. 広島で絶景を楽しめるおすすめの山はどこですか?
A. 瀬戸内海の多島美を眺めたいなら弥山や灰ヶ峰、開放的な山頂から360度の景色を楽しみたいなら道後山がおすすめです。また、三倉岳では迫力ある岩峰の景観を満喫できます。目的に合わせて山を選ぶことで、広島ならではの多彩な景色を楽しめるでしょう。

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