鴛泊から沓形へ

コース難易度
上級
  • 日帰り
  • 8時間40分
  • 11.3km

コースガイド

鴛泊コースを登り沓形コースへ下山しますが沓形コースは難所が多く、残雪が無くなる7月中旬以降の利用が望ましい
テクニック度
岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
日帰り
歩行時間
8時間40分
歩行距離
11.3km
最大高低差
1,499m
水場
北麓野営場
トイレ
北麓野営場・携帯トイレブース
 利尻山では携帯トイレが必須アイテムです。携帯トイレブースが登山道の各所に設置されているので宿泊施設等で事前に購入しておきましょう。鴛泊コースの登山口は標高220mの北麓野営場。山頂までの標高差は1500m。長丁場となるので早朝の出発がお勧めです。自然休養林北麓野営場には入山届、水洗トイレ、携帯トイレの回収ボックスもあります。10分ほどで日本名水百選にも選ばれている湧き水「甘露泉水」があります。利尻山では最後の水場となるのでここで十分補給しましょう。3合目の甘露泉を出発しエゾマツ・トドマツの原生林の森を抜け6合目の第1見晴台、第2見晴台と標高を上げていくと約4時間で8合目の長官山に到着。ここで初めて利尻の山頂が現れます。尾根の左右に海に見えるという利尻ならでは景色を堪能できます。なだらかな尾根を15分ほど行くと避難小屋、そして9合目付近から利尻山固有種のリシリヒナゲシやボタンキンバイなどの高山植物が現れはじめます。9合目から山頂までは火山性のスコリアの急登が続きローソク岩が見えると山頂はもうすぐです。
 1721mの本峰は登山道が崩落しているため、また植生回復のために立入禁止となっているので1719mの北峰を山頂としています。山頂からの展望は素晴らしく、360度広がる海、また天気が良ければサハリンやモネロン島、天売・焼尻島なども見える絶景です。また山頂の東西に広がるお花畑も季節の花が咲き誇ります。
 下山は沓形ルートへ。利尻山最大の難所である親不知子不知に残雪が残っている場合や悪天候の時はそのまま鴛泊コースを下山しましょう。(※積雪状況はその年によって違いますので残雪の状況を予め調べることが重要です)親不知子不知は急斜面のガレ場のトラバースです。通過の際は間隔を空けて歩き上部からの落石には十分注意して通行して下さい。親不知子不知トラバースが終わり長浜稜へ出ると利尻山頂、ローソク岩、西壁や仙法志稜、仙法志ローソク岩、P1、P2、バットレスなどの冬季バリエーションルートの大迫力の絶景とお花畑を見ながら三眺山まで下ります。三眺山は鴛泊、沓形、仙法志の3つの街を眺めることが出来ることに由来する最高の休憩ポイントです。午後の日に照らされる北峰の祠やローソク岩、鴛泊コースを下山する登山者も見えるでしょう。
 三眺山からおよそ2時間でこの登山のゴールとなる沓形コース登山口の見返台園地に到着します。携帯トイレは登山口の回収ボックスへ、下山届けは登山口に設置してあるポストに投函して下さい。
利尻山頂からの展望。
山頂の赤い祠。
利尻山の固有種リシリヒナゲシ
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