カムイワッカ登山口から硫黄山へ

コース難易度
上級
  • 日帰り
  • 9時間0分
  • 9.1km
注意情報
道道知床公園線の通行禁止区間における登山者の歩行利用について
https://www.okhotsk.pref.hokkaido.lg.jp/kk/akk/shiretoko_riyou.htm

コースガイド

新噴火口にのぼる水蒸気や硫黄に火山を感じるルート。ヒグマとの遭遇が比較的多く、道迷いもおきやすいので準備は万全に。
テクニック度
岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
日帰り
歩行時間
9時間0分
歩行距離
9.1km
最大高低差
1,317m
水場
なし
トイレ
カムイワッカ湯の滝
 登山口にはカムイワッカ湯の滝から道道知床公園線を徒歩で向かうことになりますが、この区間の通行には道路管理者の北海道に届け出が必要です。落石のため通行止めの区間を登山者のみ徒歩での通行を認めてもらっていますから、入山する前に届出をお願いします。
 ゲートの横を通りオホーツク海を望むカーブを回ったところが硫黄山登山口です。入林届はありませんが、ヒグマとの遭遇情報が掲示されているので確認してください。
 周囲の森林に比べ発達していない広葉樹の森から尾根に抜けると早くも足元にシラタマノキを見ながらハイマツをくぐるようになります。石垣のある採掘地跡からは湯気をあげるカムイワッカ湯の滝を見下ろすことができます。
 岩の積み重なる荒涼とした新噴火口の最上部からハイマツのトンネルを登りきり、硫黄川に降りて沢出合になります。沢出合からは硫黄川の中となりますが、7月上旬は大部分が雪渓となっています。雪渓がなくなれば降雨時以外は水の流れはなく、渡渉もありません。
 標高1100mの二股にある第一の滝は股の間に、次の第二の滝は右岸(下流から滝を見て左側)に高巻き道があります。沢の中はガレ場になっていきますが、雪渓の時期は雪面に落石が多く見られます。急傾斜の白いザレ場を登ると尾根大岩です。ガイドロープに沿って登っていくと足元にメアカンキンバイなどが姿を見せてくれます。
 ウブシノッタ川への崩落地形を見下ろす場所が硫黄山山頂と縦走路への分岐点、硫黄分岐になります。崩落部分は急傾斜で、7月まで残雪が残ります。ここからは木杭とペイントに沿って山頂に向かいます。岩の積み重なりに土壌が乗って植物が生えているため崩れやすくなっています。滑落にも十分注意が必要です。簡単なクライミングで登ると硫黄山山頂部分は意外なほどなだらかでお花畑も広がっています。硫黄山は主稜線から外れて位置しているので知床連山を斜めに見ることができ、連なりの先に遠音別岳や斜里岳、阿寒の山々とオホーツク海が一望できます。
 下山時は硫黄分岐からウブシノッタ川に迷い込まないこと。往路を確実に硫黄山登山口まで戻りましょう。また、沢出合から下流に降りすぎないように注意。下りすぎ防止ロープも張ってありますが雪渓が残る時期は特に注意が必要です。
 8月はマイカー規制によりシャトルバス運行になっているので、通行方法など事前に確認をしてください。
南岳付近からの展望。左から硫黄山、第一前衛峰、第二前衛峰、白い尾根が中の廊下で挟まれるように立っているのがコケシ岩。第二前衛峰下に見える雪渓が第一火口テントサイト。
第三火口付近から見た硫黄山山頂。
新噴火口。
噴気と硫黄の結晶
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