山伏峠から菰釣山へ
コース難易度
中級
- 日帰り
- 5時間0分
- 11.1km
コースガイド
丹沢の西端、甲相国境尾根上に1379mの標高を持つ可愛いらしい双耳峰の山

テクニック度 |
難易度の目安 難易度の目安
テクニック度
|
山行日数 |
日帰り |
歩行時間 |
5時間0分 |
歩行距離 |
11.1km |
最大高低差 |
679m |
水場 |
ブナ沢 |
トイレ |
なし |
菰釣山は丹沢山塊の西側、山梨県と神奈川県の境である甲相国境稜線上に位置します。かつては、甲斐と相模の領民が山に菰を吊るして、その領地を主張した事に菰釣山の山名は由来しています。紹介コースは甲相国境稜線を山伏峠から入山、稜線を縦走して道志の谷、道の駅どうしまで歩くルートです。入山地点の山伏峠は山中湖と道志の谷を結ぶ国道413号が走っているものの、ここまでのバスの便は少ないので山中湖旭ヶ丘か山中湖岸平野集落からのタクシーの利用も考えておきましょう。
山伏峠バス停で下車、山伏トンネルを抜けて道志に入った右手に大棚ノ頭方面への登山口があります。少し登ると道志の最高峰、御正体山が良く望めます。約30分の行程で三叉路状の稜線に到着。往復10分程で大棚ノ頭に行けますが、樹林に覆われ展望はありません。三叉路では左折、菰釣山方面に進みます。分岐から約30分でベンチのある石保土山。その先、大岩の横を縦走路が通る場所で、南側の展望が開けます。長い下りで西沢ノ頭に到着。
西沢ノ頭で直角に右に曲がり、樅ノ木沢の頭、油沢ノ頭とベンチのあるピークを通過します。このあたりは美しい林相ですが展望はありません。油沢ノ頭からも急な下りがあり、小さなアップダウンが続きます。次のピークはブナノ丸で、その名の通りブナの大木が目立つ様になります。菰釣山の北側のピークまでの両側は雰囲気の良いブナ林が続きます。ピークからは小さな吊尾根を渡って菰釣山の頂上に到着です。山頂からは富士山や山中湖、南アルプスの南部を望む事ができ、今まで歩いて来た甲相国境稜線と御正体山が見えます。菰釣山山頂もかつての鬱蒼とした頂上の感じが薄れてしまった様です。
山頂からは、城ヶ尾峠方面に降りていきます。15分程下ると菰釣避難小屋があり、小屋から約5分でブナ沢乗越が左側に現れます。「道の駅どうし」と書かれた看板が目印です。最初は薄暗いブナ沢を下り西沢を木橋で渡り、沢沿いに行くと林道に出会います。西沢沿いの林道を道志の森キャンプ場まで歩き、キャンプ場を右に見て車道を進みます。次の分かれ道を右に下って三ヶ瀬川を橋で渡れば、道志の谷のオアシス的存在「道の駅どうし」は、道志川を渡った対岸に見えます。
山伏峠バス停で下車、山伏トンネルを抜けて道志に入った右手に大棚ノ頭方面への登山口があります。少し登ると道志の最高峰、御正体山が良く望めます。約30分の行程で三叉路状の稜線に到着。往復10分程で大棚ノ頭に行けますが、樹林に覆われ展望はありません。三叉路では左折、菰釣山方面に進みます。分岐から約30分でベンチのある石保土山。その先、大岩の横を縦走路が通る場所で、南側の展望が開けます。長い下りで西沢ノ頭に到着。
西沢ノ頭で直角に右に曲がり、樅ノ木沢の頭、油沢ノ頭とベンチのあるピークを通過します。このあたりは美しい林相ですが展望はありません。油沢ノ頭からも急な下りがあり、小さなアップダウンが続きます。次のピークはブナノ丸で、その名の通りブナの大木が目立つ様になります。菰釣山の北側のピークまでの両側は雰囲気の良いブナ林が続きます。ピークからは小さな吊尾根を渡って菰釣山の頂上に到着です。山頂からは富士山や山中湖、南アルプスの南部を望む事ができ、今まで歩いて来た甲相国境稜線と御正体山が見えます。菰釣山山頂もかつての鬱蒼とした頂上の感じが薄れてしまった様です。
山頂からは、城ヶ尾峠方面に降りていきます。15分程下ると菰釣避難小屋があり、小屋から約5分でブナ沢乗越が左側に現れます。「道の駅どうし」と書かれた看板が目印です。最初は薄暗いブナ沢を下り西沢を木橋で渡り、沢沿いに行くと林道に出会います。西沢沿いの林道を道志の森キャンプ場まで歩き、キャンプ場を右に見て車道を進みます。次の分かれ道を右に下って三ヶ瀬川を橋で渡れば、道志の谷のオアシス的存在「道の駅どうし」は、道志川を渡った対岸に見えます。
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丹沢 2025