上高地から霞沢岳へ

コース難易度
中級
  • 1泊2日
  • 13時間50分
  • 23km

コースガイド

上高地から入り徳本峠に宿泊。稜線に沿ってジャンクションピークから霞沢岳を往復します
テクニック度
岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
1泊2日
歩行時間
13時間50分
歩行距離
23km
最大高低差
1,141m
水場
徳本峠手前
トイレ
明神分岐ほか
 霞沢岳は上高地の真南に静かに座し、焼岳からは梓川を挟んでほぼ正面に見える山です。日本200名山にも数えられ、近年訪れる登山者が増えています。直接山頂に至る登山道はなく、徳本峠からほぼ稜線に沿った道のやや長い往復となります。
 上高地バスターミナルからテントで賑やかな小梨平を抜けて明神を目指します。明神分岐をすぎると、ほどなく徳本峠への分岐点である白沢出合です。
 ここからはぐっと人の少ない静かな道が続きます。しばらくは幅のゆったりとした道が樹林帯にのびてゆきますが、途中から幅が狭くなります。しっかりとした橋で沢を横切る付近から登山道らしくなります。歴史ある道ならではの歩きやすい道です。
 水場で水分を補給して、最後の沢を横切ります。大きなジグザグを数回。徳本峠小屋手前の分岐を左に向かいます。まもなくポッカリ開けた徳本峠です。徳本峠小屋は由緒ある小屋で、旧館は文化財指定されています。なお、定員が少ないので早めに予約を。
 二日目は長い行程になります。足に自信がなければ、徳本峠小屋連泊を予定してください。小屋からすぐの展望台を抜けてわずかに行けば、徳本峠手前で分岐した道と合流します。ここからはジグザグと樹林帯を登ります。登り切ってなだらかになると、南東側の展望が開けます。この付近がジャンクションピークです。
 展望を楽しみひと息入れたら緩やかに下り、小さな沼の横を通過。再び登り返し、小さなP2ピークを越えます。その先のふたつの小ピークには樹の幹に赤ペンキでP3、P4と記されていますが、かすれています。P4からゆったり下ると、左手斜面が崩落しているのが見えます。鞍部付近では登山道が梓川側に付け替えられ安全策がとられています。その先の登りは急ながら、明るいお花畑です。
 ここから道はだいぶ険しさを増します。トラバース気味の斜面を越えると、一直線の急な登りです。足元に気をつけて丁寧に一歩一歩登りましょう。登り切るとK1ピークです。周囲に背の高い樹木はなく、大展望が広がります。ここからいったん下りK2ピークへ。さらにもう一度下って登り返し、シナノキンバイが咲くお花畑を抜ければ霞沢岳の山頂に飛び出します。
 下山は往路をたどります。K2ピークやK1ピークから上高地や六百山に向かう踏み跡がありますが、霧などの視界のきかない際には、入らないように注意。その日のうちに下山であれば、徳本峠小屋手前の分岐を左に折れて上高地バスターミナルに向かいます。
奥穂高岳ジャンダルム付近より見下ろす霞沢岳全容
霞沢岳山頂手前から焼岳が望めます。
ジャンクションピークから小嵩沢山方面の眺め。
山頂近くからK2・K1を振り返ります
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