涸沢から北穂高岳・涸沢岳周遊

コース難易度
上級
  • 日帰り
  • 8時間0分
  • 5.5km

コースガイド

展望に優れた南稜ルートを登って北穂高岳へ。さらにクサリやハシゴが多い縦走路を歩いて涸沢岳を周遊する上級ルート
テクニック度
岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
日帰り
歩行時間
8時間0分
歩行距離
5.5km
最大高低差
802m
水場
涸沢
トイレ
涸沢ほか
 涸沢をベースに、北穂高岳から涸沢岳を周遊します。気の抜けるコースではなく、なかでも北穂高岳から涸沢岳間は難所の連続です。
 涸沢小屋脇から北穂沢のガレ場を登ります。ガレ場横の石段から一気に高度を稼ぎます。振り返ると涸沢のテント村も涸沢ヒュッテもあっという間に小さくなります。途中で小さな岩場があるので、ペンキの印から外れないように三点支持でバランスよく登りましょう。登山道周囲はお花畑になっており、ハクサンイチゲやシナノキンバイ、晩夏にはトリカブトやアザミなどが咲き誇ります。
 北穂沢に沿っていた登山道は、次に左側の尾根、南稜へ向かいます。
 南稜取付は、まず長めのクサリ場を登ります。ホールドやスタンスはしっかりしていますが、少々長いので慎重に登りましょう。長いハシゴを抜けて南稜の尾根上に出ます。この付近で登山者の待機をすることがありますが、落ちついて譲りあいましょう。
 南稜は急な岩尾根で、クサリ場もありますので、慎重にペンキマークをたどって登ります。クサリ場を抜けて傾斜が緩やかになるとテント場です。この先の北穂分岐で涸沢岳方面からの道をあわせます。松涛岩のコルを経て北穂高岳山頂(北峰)まではひと登り。頂上を越えたところに、北穂高小屋があります。
 北穂高岳から涸沢岳までは危険な岩場の連続です。飛騨側の滝谷は鳥もとまらぬと形容されるほどすっぱり落ち込んでいます。もと来た北穂分岐で体力、時間、天候を考慮して、不安要素があれば涸沢へ下りましょう。涸沢岳へはまずは稜線に戻り、岩場の下りとなります。ペンキ印を頼りに滝谷ドームを涸沢側から巻き、次に滝谷側のクサリ場を下ります。その後滝谷側の奥壁バンドと呼ばれる高度感のある場所を通過。やがて赤錆看板のある最低コルで、ひと息入れられる場所です。
 さらに、緊張感のあるクサリとハシゴが断続的に連続し、落石、浮石に十二分の注意が必要です。長いクサリを抜けてようやく涸沢岳山頂。西尾根に入らないよう気をつけましょう。涸沢岳から一気に下ると穂高岳山荘の建つ白出のコル。ここからザイテングラートを涸沢に下ります。傾斜のある岩稜なので、最後まで気を抜くことのないように。ザイテングラート取付点を離れて涸沢に到着です。
涸沢から眺める北穂高岳
南稜取り付きのハシゴ場。
北穂沢の登り途中から見える涸沢のテント村。
北穂分岐から最低コルへ向かう途中、目印を外さないように。
北穂高小屋から槍ヶ岳の大絶景
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