新穂高温泉から西穂高岳へ
コース難易度
                中級
              - 1泊2日
 - 7時間40分
 - 13.8km
 
コースガイド
ロープウェイを利用して西穂山荘から西穂高岳へ。西穂独標からは注意が必要な岩稜コース
                
                                  
テクニック度  | 
                      
                                                 難易度の目安 難易度の目安 
                                  テクニック度 
                                  
  | 
                    
山行日数  | 
                      1泊2日 | 
歩行時間  | 
                      7時間40分 | 
歩行距離  | 
                      13.8km | 
最大高低差  | 
                      1,009m | 
水場  | 
                      西穂高口駅 | 
トイレ  | 
                      西穂山荘 | 
                 奥穂高からジャンダルム、そして天狗のコルや間ノ岳などを経てのびる稜線は、北アルプスの中でもとくに厳しい岩稜として知られ、体力と経験を多く重ねた登山者にのみ許される、危険なコースです。
西穂高岳はその稜線上に位置します。新穂高からはロープウェイが利用でき、西穂独標を経由してこの頂までは一般登山道になっています。ただし、独標から西穂高間は岩稜です。経験や天候によっては独標あるいは丸山までの計画にしましょう。
新穂高ロープウェイ行きバスを下車するとすぐ目の前が新穂高ロープウェイの駅。ロープウェイを乗り継いで西穂高口駅へ。屋上は展望台になっており、観光客で賑やかです。建物から出ると水場、三角点があります。この付近は千石園地と呼ばれ、播隆上人像などもあり観光客も多い所です。これより登山道という看板の場所に立つ建物で登山届を提出し、針葉樹林の中にのびる落ち着いた登山道を進みます。樹林の中を登り、やがて、西穂山荘の前に飛び出します。北アルプス南部では唯一の通年営業の山小屋です。
小屋前広場でひと息入れたら、いよいよ登山道は高山帯に入っていきます。登り始めるとすぐに森林限界となり、周囲にはハイマツが現れます、そして正面には西穂独標が姿を現します。途中にベンチのあるゆったりとした登山道を登ると、2452mの丸山です。穏やかな山頂に西穂丸山の標識が立ちます。
広い尾根は徐々に狭くなり、岩稜歩きとなります。独標直下はとくに急です。ペンキ印をたどり、クサリを登って西穂独標山頂に出ます。独標からは、特徴的なピラミッドピークを筆頭とする小刻みなピークが行く手にズラリと現れます。独標は11峰、ピラミッドピークは8峰、さらにチャンピオンピークは4峰というように、それらのピークには番号がふられています。
上高地や霞沢岳、笠ヶ岳方面などの大展望に囲まれますが、やせた岩稜が続くので、足元には十分注意し、ペンキ印をはずさないように進みましょう。ピラミッドピークを過ぎ、次のピークには飛騨側を巻くようにクサリがつけられています。
西穂高岳山頂直下は急な岩場です。三点支持で確実に登ること。山頂からの眺望を堪能したら、往路を下ります。岩稜の下りは岩と正対するようにしてバランスよく三点支持で。登りよりも一層慎重に安全に下りましょう。
                                西穂高岳はその稜線上に位置します。新穂高からはロープウェイが利用でき、西穂独標を経由してこの頂までは一般登山道になっています。ただし、独標から西穂高間は岩稜です。経験や天候によっては独標あるいは丸山までの計画にしましょう。
新穂高ロープウェイ行きバスを下車するとすぐ目の前が新穂高ロープウェイの駅。ロープウェイを乗り継いで西穂高口駅へ。屋上は展望台になっており、観光客で賑やかです。建物から出ると水場、三角点があります。この付近は千石園地と呼ばれ、播隆上人像などもあり観光客も多い所です。これより登山道という看板の場所に立つ建物で登山届を提出し、針葉樹林の中にのびる落ち着いた登山道を進みます。樹林の中を登り、やがて、西穂山荘の前に飛び出します。北アルプス南部では唯一の通年営業の山小屋です。
小屋前広場でひと息入れたら、いよいよ登山道は高山帯に入っていきます。登り始めるとすぐに森林限界となり、周囲にはハイマツが現れます、そして正面には西穂独標が姿を現します。途中にベンチのあるゆったりとした登山道を登ると、2452mの丸山です。穏やかな山頂に西穂丸山の標識が立ちます。
広い尾根は徐々に狭くなり、岩稜歩きとなります。独標直下はとくに急です。ペンキ印をたどり、クサリを登って西穂独標山頂に出ます。独標からは、特徴的なピラミッドピークを筆頭とする小刻みなピークが行く手にズラリと現れます。独標は11峰、ピラミッドピークは8峰、さらにチャンピオンピークは4峰というように、それらのピークには番号がふられています。
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