別府峡谷から石立山へ

コース難易度
上級
  • 日帰り
  • 5時間50分
  • 6km

コースガイド

石灰岩のそびえる四国最難の一般ルート。最も自然が残る四国の奥座敷。
テクニック度
岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
日帰り
歩行時間
5時間50分
歩行距離
6km
最大高低差
1,158m
水場
石立山下り途中
トイレ
別府峡登山口
 四国の中で最難関の一般ルートはどこかと尋ねられたら、このルートを挙げてみてもいいのではないでしょうか。そういったルートも四国本島内で一番紅葉が綺麗だと言われる場所でもあります。高知別府峡とその東隣の剣山スーパー林道が通る高の瀬峡は、深く切れ込む渓谷の石灰岩の白さと笹の緑は紅葉の赤を際立たせます。その紅葉時期にここを訪れることをお奨めします。登山基地となる別府峡は駐車場・公衆トイレも整備され、シーズンは売店も営業し地元の料理を楽しむ事もできるので下山後は利用してみましょう。
 別府峡登山口は峡谷を渡る吊り橋から。いきなりの急坂で息を弾ませることとなります、残念ながら頂上まで急坂は登り下りともにこの調子で続きます。登山口から竜頭谷へは40分ほどで着きますが谷への下りはザレ場となり、少々神経を使います。ルートが消えかかっていることもありテープを注意して見落とさないようにしましょう。そして尾根を根気よく登ることとなります。登りのルート半ばに石灰岩の露頭・岩場があり左右に転落しないように注意しましょう。数年前までは山頂に近づけばササが生い茂り、山に緑色を添えていたのですが、ニホンジカの食害による裸地化が進み茶色の地肌が目立つようになってきました。
 山頂は二つに分かれており剣山系に縦走できる尾根との接続点である西峰に近づくとようやく傾斜が緩くなります。その先20分も歩けば石立山最高峰の東峰に立つことができます。山系の特徴である石灰岩の捨身嶽は西峰を北に数分で行けますが、左右に切れ込んだ谷が恐怖感をあおります。石灰岩のザレ場にもなっており、転落事故もあった危険個所になっています。自信が無ければチャレンジしないことが肝要です。東峰山頂は防獣ネットが設置されています。視界を邪魔するのですが、北に綱附森、天狗塚、三嶺、丸石、次郎笈と剣山の山脈が並び、南は室戸岬につながる山塊と太平洋が望まれます。
 展望を楽しんだ後は徳島高知県境の尾根を南に下り、崩壊激しい元造林小屋を横目に見ながら1時間ほど歩いて滑りやすい石灰岩の尾根と別れます。スギ・ヒノキ林の中を下りますが、その急な坂道は疲労を高めます。尾根分岐から40分ほどで水場に出ます。その沢を渡り、皆伐した斜面になればあと30分ほどで日和田登山口に到着します。この石立山山塊もクマの生息域とされています。
石立山西峰と右に岩峰捨身嶽
防獣ネットの横に頂上標がある。
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