天狗原山・金山

コース難易度
中級
  • 日帰り
  • 8時間5分
  • 9.7km

コースガイド

妙高連峰の最深部で、お花畑が広がる最後の秘境を訪れる、金山登山口から天狗原山と金山を往復するコース。
テクニック度
岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
日帰り
歩行時間
8時間5分
歩行距離
9.7km
最大高低差
1,005m
水場
無名の水場が一ヶ所
トイレ
なし
 金山登山口は、妙高小谷林道脇にあります。道路脇に標柱がありますが見逃さないようにしましょう。登山口よりブナタテ尾根へ取り付き、ブナ林の中の急坂を登ります。九十九折りの道を登り切ると、道は一旦平坦になります。その先をもう一段登ると水場がありますが、この水場は涸れてしまうこともあります。その後は尾根上の道になり、左手に雨飾山が見え隠れしています。やがて目の前に右側が切れ落ちた岩壁が現れると、笹ヶ峰方面や高妻山が見える、見晴らしの良い場所へ出ます。
 この岩壁を左から巻いてしばらくすると、狭い沢の中に入ります。沢の中の道は薄暗く、滑りやすい状態です。一度平らになりますが、再び沢地形の中を登ります。沢を抜けて、オオシラビソの林をひと登りすると、前方にガレ場が見えてきます。ガレ場の道は傾斜がきつく、足場も悪いので、ロープが設置されています。周辺には、シナノナデシコ、イワオウギ、トリカブトなどの花が咲いています。足元に注意しながらガレ場を左から登ります。上部からは北アルプス方面の展望が素晴らしいです。ガレ場の上に出ると再び平坦になり、オオシラビソやダケカンバの隙間から天狗原山が見えるようになります。ここから天狗原山への最後の登りです。チシマザサや灌木で、しばらく視界がきかなくなりますが、山頂手前の稜線に出ると、一気に周囲が開けます。お花畑が広がり、右前方には焼山、火打山、妙高山の連なりが良く見えます。稜線を緩やかに登っていくと、道の脇に置かれたかわいいお地蔵様がお花に囲まれています。
 天狗原山のピークを通る道はないので、右側の巻き道を進みます。金山との鞍部への下りは急坂で、足元も不安定です。鞍部から涸れ沢を登ったところが神の田圃です。ここにもお花畑が一面に広がっています。
 金山山頂へはもうひと登り。道は右方向へ向きを変え、稜線東側の草原を横切っていきます。チングルマの群生と妙高連峰の景色を楽しみながら歩いていけば、笹原に囲まれた金山山頂に到着します。
 花と景色を堪能したら、帰りは往路を引き返しましょう。天狗原山、金山は、特に積雪量が多いエリアで雪融けも遅い為、8月中旬になってもお花畑を楽しむことができます。登山口までのアプローチが不便なこともあって、周囲の百名山と比べると登山数は少なめではありますが、貴重な植物を踏み荒らさないように心がけてください。
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