大樺沢から北岳へ

コース難易度
中級
  • 1泊2日
  • 10時間15分
  • 10.6km
注意情報
大樺沢コース(白根御池小屋分岐〜大樺沢二俣)間は当面通行止。白根御池コースを利用のこと

コースガイド

広河原から大樺沢右俣コースで日本第2位の高峰北岳へ。お花畑も楽しめる周回コース。
テクニック度
岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
1泊2日
歩行時間
10時間15分
歩行距離
10.6km
最大高低差
1,673m
水場
肩ノ小屋 他
トイレ
広河原 他
 広河原インフォメーションセンター前の広河原バス停で下車し、上流へ少し歩いて大樺沢の雪渓と北岳を仰ぎ見ながら野呂川に架かる吊橋を渡ります。対岸には旧広河原山荘の跡地があり、その横手から大樺沢左岸を登ります。大樺沢支流の小さな沢を渡るとすぐに白根御池小屋分岐となり、大樺沢へは左のルートに進みます。崩壊地迂回のための仮設橋を渡って林の中を進むとやがて、草付きとなります。このあたりから上部は、年や時期にもよりますが、夏山シーズンにも雪渓が残る場所となります。右手にバットレスが大きく見えてくると大樺沢二俣です。二俣は眺めも良く、休憩に最適です。
 二俣分岐点から右俣左岸の草つきを登り、さらに右側のダケカンバ林を進んでいくと、広々とした草原の斜面となります。夏にはシナノキンバイ、オヤマノエンドウなどが咲き誇るお花畑が広がる場所です。草原の斜面を登るとやがて草すべり上部となり、白根御池からのルートと合流します。草すべり最上部の急坂をジグザグに登りきると、小太郎尾根分岐です。ここで一気に展望が開けます。甲斐駒ヶ岳から早川尾根、鳳凰三山、さらに仙丈ヶ岳も一望できます。足元のイワウメ、キバナシャクナゲなども楽しみながら、岩稜の尾根上を北岳肩ノ小屋に向けて進みましょう。北岳肩ノ小屋は標高3010m、北岳頂上が間近に望める場所にあります。ここにはテント場もあります。肩ノ小屋からさらに岩のごつごつした急坂を登り、右から両俣からのコースを合わせたのち、最後の岩峰を右に巻けば北岳山頂です。
 日本第二の標高を持つ山頂からは360度の展望が得られます。目の前の甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、間ノ岳から白根南嶺の山々、鳳凰三山、そしてもちろん富士山をはじめ、中央アルプス、北アルプスも遠望できます。大いに堪能しましょう
 北岳山頂を後に南へ岩稜帯を下り、吊尾根分岐から指導標に従って南東に八本歯のコルを目指して下っていきます。北岳山荘への分岐を右に見送った後、いくつかハシゴが設置してあるガレ場を下っていくと八本歯のコルです。
 ここで池山吊尾根へのコースを分け、北東へ左俣コースに入ります。やがて左手にバットレスを見上げながら岩の間の急坂を進むようになります。雪渓の上も歩けますが、落石も考えられるので、左岸の登山道を進みましょう。バットレス基部周辺でも落石に注意です。灌木やお花畑を見ながらさらに下れば、大樺沢二俣に戻ります。この二俣で白根御池への道を左に分け、ここからは来た道を戻ります。
北岳南斜面から間ノ岳。
肩ノ小屋と北岳山頂。
キタダケソウ