中沼から焼石岳・三合目登山口へ

コース難易度
中級
  • 日帰り
  • 6時間25分
  • 12.6km

コースガイド

中沼登山口から登り、秋田県側の三合目登山口へ下る、焼石岳の良さを凝縮した登山者に一番人気のコースです
テクニック度
岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
日帰り
歩行時間
6時間25分
歩行距離
12.6km
最大高低差
827m
水場
銀明水、長命水
トイレ
銀明水避難小屋 他
 焼石岳の名前の由来は、薬師岳からの転訛、もしくは山頂一帯に焼けたような黒い岩が積み重なっている様子からついたと言う2つの説があります。
 中沼登山口からカラマツ林を過ぎ、ブナ林の急な階段を登って、沢音が聞こえてきたら中沼に着きます。沼越しに横岳から獅子ヶ鼻岳に続く美しいスカイラインが望め、沼の西側の湿原にはリュウキンカやトウゲブキが群生しています。小沢の中の道を登っていくと、ミツガシワが咲く上沼に着きます。再び足場が悪い沢道と、湿原の木道を交互に通過して、つぶ沼分岐にでます。この分岐は残雪でコースが不明確になる時があるので注意してください。この先、トウゲブキやヒオウギアヤメが咲く小湿原と小沢を幾度か越え、登りの傾斜が緩くなるとベンチが置かれた銀明水の水場に着きます。50m先の右手の高台に銀明水避難小屋が建っています。
 銀明水から上部に続く道は、雪田草原の中の急な登りに変わりますが、7月初旬まで広大な雪渓が残りますので、ガイドロープに沿って登りましょう。傾斜が緩み、ミネザクラやミヤマナラなどの低木帯をたどると、姥石平分岐に着きます。姥石平は分岐から東焼石岳まで続く広大な草原地帯で、6月初旬にはハクサンイチゲのお花畑が広がります。泉水沼を過ぎ、横岳の鞍部から急坂を登りきれば、岩手山、早池峰山、鳥海山、栗駒山など360度の大展望が広がる、焼石岳に着きます。
 展望を楽しんだら山頂から北側へ続く東成瀬コースを下ります。途中の露岩帯は足場に注意して進み、焼石神社から少し下った九合目の変則十字路を左折します。ここから焼石沼までハクサンフウロ・トウゲブキ・タカネナデシコ・クガイソウなどの花々が咲き乱れるお花畑の道です。昔、短角牛の放牧地だった焼石沼周辺はミヤマキンポウゲの大群生地です。長命水の水場を過ぎ、ブナ林を下ると、三界山が大きく望める柳瀞に着きます。さらにブナ林の中を緩く下り、胆沢川を渡渉した先の平坦地が与治兵衛です。ここは県境の尾根を切り崩して西側の醍醐の水田まで水を引こうとした先人の名にちなんだ地名です。この先2箇所の渡渉がありますが、増水時は渡渉に苦労します。緩く登って着いた五合目釈迦ざんげのピークは、土地のマタギたちの集合地と言われ、焼石岳や三界山の稜線が一望できます。このピークを南に巻く道もあります。ブナの茂る大森山南斜面を進んで四合目大森沢を過ぎると県境尾根に出ます。すずこやの森コースを左に分けて、10分下れば東成瀬三合目登山口に着きます。
静かな中沼の湖面に姿を映す横岳から獅子ヶ鼻岳の稜線。
焼石岳山頂から東成瀬コースを下る。
中沼コースのトウゲブキ群生地
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