秋月キャンプ場跡から古処山

コース難易度
初級
  • 日帰り
  • 2時間10分

コースガイド

麓から見上げる古処山の端整な姿は美しい。直線的な尾根に縁取られ、造形的な印象さえ感じる。
 山頂一帯のツゲと石灰岩が織り成す景観には、日本庭園にも近い安らぎがある。ツゲの自然林は国の天然記念物で、高さ12m、樹齢1000年を越えると推定されるものがあるという。
テクニック度
山行日数
日帰り
歩行時間
2時間10分
歩行距離
最大高低差
水場
トイレ
 甘木駅から野鳥行きバスで終点下車後、車道を進み、古処山への案内標識に従って車道を横切り、古処山入口バス停(夏期のみ運行)に出ます。ここが実質上の登山口で、野鳥川沿いに登るとほどなく対岸に秋月キャンプ場跡を見ることができます。これから中流域にかけて、近年の大雨により斜面の崩壊が発生しており、山側斜面の観察をして、落石や倒木に注意を払いたいところです。この道は九州自然歩道にも重なっており、秋月から古処山、馬見山を通り、小石原に抜けることができます。
 石畳や石段の名残を残す道をたどり、川を渡ると古処林道終点の駐車場に出ます。ここが5合目で、石積の道を登ると牛巌があり、その先でモミジ谷のコースが右に分かれます。
 谷筋を登る道は、大量の倒木に塞がれており、三角杉付近から大きく左に巻いて行きます。斜面をトラバース気味に進むと水舟に着きます。水舟は尾根の直下に設けられた古い水場で、旱魃にも涸れることはないと伝えられています。
 これまで谷沿いに来た道は、山頂に繋がる尾根に沿ってカエデやケヤキの林の中を斜上して行きます。ジグザグ道で尾根に上がると、石灰岩の露頭の間を縫って山頂の広場に飛び出します。巨石群が取り囲む広場には、白山権現の祠があり、岩の上から四周を見渡すことができます。
 6合目で分かれるモミジ谷コースは、流れを渡って尾根を登り、城址(曲輪)に着きますが、尾根の取付きが崩壊しているため、急斜面になっているので注意が必要です。古処山頂に向かって登ると、水舟の上部から来た道が左から合流し、ツゲ原生林がここから東側斜面に広がっています。案内に従い歩道を進むと、見事なツゲ林を通り縦走路に出て、左(西)へ向かい、「大将隠しの分岐」を経て古処山頂に達します。
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